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「#〇〇を含む投稿」について|Googleハッシュタグ検索が大きく進化

最近、表示されるようになった「#〇〇を含む投稿」で表示できるように実践してみました。実際に露出に成功したので、概要説明含め記事にしました。
ほぼすべてのオウンドメディアおよびビジネスで。コンテンツSEOを実施するならこちらの露出獲得は狙って行った方が良いなーと思っているので、ぜひ参考にしてみてください…!



「#〇〇を含む投稿」とは

「〇〇を含む投稿」のSERPs例


画像のように通常の検索結果で出る10本のリンクとは別に、カルーセル形式で表示されるものです。
もっと見るをクリックすると、ハッシュタグ検索結果一覧が表示されます。

通常の検索結果のアルゴリズムとは異なり、最新情報かつコンテンツの切り口も違ったバラエティに富んだラインナップが特徴です。

ハッシュタグ検索結果一覧で「おすすめ記事」の表示もテスト中


「もっと見る」クリックした後には表示される検索結果に「#〇〇のおすすめ記事」が表示されるようになりました。こちらはテスト中のため、今後なくなる可能性もあります。※2024年5月5日現在

※2024年5月16日追記
SNSプラットフォームごとのソート機能もテスト中のようです。

SNSで注目の#SEOのテスト画面

Googleのハッシュタグ付き検索は以前からある機能

ハッシュタグ付き検索自体は2013年からあるようです。


ただし今回のようにハッシュタグ付き検索がカルーセル形式で通常の検索結果に表示されるようになるのは初だと思います。

機能も充実しているようですので、ここに来てまた注目されそうな検索機能ですね

「#〇〇を含む投稿」の特徴

「#〇〇を含む投稿」には主に以下のような特徴があります。

  • 単ワードなど検索意図が曖昧なKWで露出する傾向にある

  • 「#〇〇」を含んでいれば全てのサイトで露出の可能性がある

  • プラットフォーム内のエンゲージメントはそこまで関係なさそう

  • パーソナライズ要素はそこまで多くない

  • 投稿日時が大きく影響する


単ワードなど検索意図が曖昧なKWで露出する傾向にある

リサーチしてみたところ、検索意図が曖昧な単ワードで表示される傾向があります。例えば「SEO」など、いろいろな切り口でのコンテンツが考えられるKWではこの「#〇〇を含む投稿」が多いですね。

単ワードなどの検索意図が曖昧なKWは、10本のリンクを提供しただけでは検索意図を満たせない可能性が高いでしょう。検索結果のバリエーションについてはGoogleも頭を抱えているので、今回の「#〇〇を含む投稿」はこの問題を解決する意味合いが強いと考えられます。
今の所、単ワードでしか確認できていませんが、今後は複合キーワードであっても検索意図が曖昧と判断されれば「#〇〇を含む投稿」が露出する可能性もあるかもしれません。
※すでに露出している例がありましたら、教えてください…!

「#〇〇」を含んでいれば全てのサイトで露出の可能性がある

  • X

  • YouTube

  • Instagram

  • Pinterest

上記のような様々なプラットフォームで露出がされています。さらに上記のような有名SNSプラットフォームだけでなく、通常のwebサイトからも表示されています。そのため、自社サイトで公開しているページに「#〇〇」を含めるだけでも露出効果が期待できます。

プラットフォーム(ドメイン)あたりの表示回数に制限がない
通常の検索結果であれば、1つのドメインから露出するページは1KWにつき多くて2本です。ただ「#〇〇を含む投稿」ではこういった制限がありません。
同じプラットフォーム(ドメイン)、もっと言えば同一アカウントからいくつでも表示されます。

プラットフォーム内のエンゲージメントはそこまで関係なさそう

投稿したプラットフォーム内でのエンゲージメントも必要なのかと思っていましたが、とうもそうでもないようです。Xを例にすると、表示回数もいいね数も、投稿者のフォロワー数も少ないものであってもレコメンドされています。

エンゲージメントが関係なさそうなので、そのプラットフォーム内で「#〇〇」とついている投稿であれば、基本的に露出可能性はあると考えています。

パーソナライズ要素はそこまで多くない

Google discoverのように、各々にパーソナライズされている要素が強いのでは?と考えていたのですが、それもそこまで大きくないようです。※通常の検索結果と同程度の影響くらいと思っています。

他の人の「〇〇を含む投稿」をみましたが、大きな違いはありませんでした。ディスカバーと違い、シークレットモードでも表示されるので、パーソナライズ要素はそこまで強くないのでしょう。

投稿日時が大きく影響する

最新投稿が大きく影響します。直近1〜2週間が上位表示されることが多く、表示されたコンテンツは時と共に表示されなくなります。
検索結果のフレッシュネスの担保も実装背景としてあるんでしょう。

またそもそもインデックスされていないと表示されないため、ドメインが強くなければアップしてすぐには表示されません。
後述しますが、私のnoteではインデックスまで2〜3日かかったため、インデックスのタイミングで露出されました。

「#〇〇を含む投稿」への表示を狙ってみた結果


早速露出を目指してみたので、その結果を紹介します。現状ではかなり簡単に表示できました。単ワードでの上位表示が難しい場合は有力な露出獲得方法になりそうです。

noteとXで検証


私がやっているSNSがnoteとXなので、こちらの2つで表示を狙いました。
Xアカウントでは1週間10投稿程度、#SEOのハッシュタグをつけて関連した内容の投稿を実施。noteでは下記の2記事をハッシュタグ付きで投稿しました。


結果として、Xでは表示できず、noteでは全て表示できました。noteで投稿した2記事は露出に、成功し、そのうちの一つは 「SEO」単ワードでも一時的に露出に成功しました。

SEO単ワードでのSERPsで表示成功


表示期間は2〜3日程度で、現在もたまに上位表示されています。※5月5日現在

どんどん新しいコンテンツに表示が変わるので、継続的にパフォーマンスを発揮するのは難しく、常に最新コンテンツを投下する必要がありそうです。

表示されたのは下記の2記事です。

※5/18日追記
上記の記事の他にも、出してみましたが、露出しませんでした。SEOに関連するトピックかどうかを判断している?ような気がします。ただ「#SEO」がついていて、かつGoogleが認識するSEOと親和性の高い可能性のあるトピックをレコメンドしているのかもしれません。


Xで表示できなかった要因

そもそもX内のハッシュタグ検索で上位にいないので、ここが原因かとも思っています。

表示されている投稿はエンゲージメントなどはそこまでないものも多いのですが、X内でのハッシュタグ検索でどのくらいの順位かは影響ありそうです。

こちらは引き続き検証していきます。
表示確認され次第、こちらも更新していきます。

「#〇〇を含む投稿」はフロー型コンテンツの露出を増やせるチャンス?

今回の仕様変更で、 SEO的にもフロー型コンテンツの重要性が高くなっていきそうです。

単ワードで上位を目指せなくても、「#〇〇を含む投稿」を活用すれば露出が狙えるのは夢があります。

今回の記事を参考に、ぜひぜひ自社サイトでも露出拡大を目指してみてください!

Xでも毎日コンテンツSEOを中心にSEOに関して発信しています。
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