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多分、見たことあるような、ないような、このキャラクターの正体は“ゆるキャラグランプリ2017”で優勝した成田市特別観光大使の「うなりくん」です。
口癖は「うな」。なんでも宇宙から成田空港に着陸したとか。うな。
今回はそんなうなりくんも推す、私の地元である成田市をご紹介します。

成田山新勝寺

photo by 成田市観光協会

成田市といえば、外せないのが成田山新勝寺。
1,080余年の歴史をもち、年間1,000万人を超える参詣者が訪れる全国有数の寺院です。毎年2月になると節分会(せつぶんえ)で著名人が豆まきしている様子をテレビで見たことがあるのではないでしょうか。2024年は大相撲力士や大河ドラマ「光る君へ」で紫式部役を務める吉高由里子さん、藤原道長役を務める柄本佑さんなどがいらしていたようです。

photo by NHK

境内には光明堂や出世開運稲荷などの開運スポットもあります。御堂ごとに開運厄除け、出世、商売繁昌、恋愛成就など幅広い御利益でも有名です。また国指定重要文化財も多いです。
私も広大な境内をぐるりとめぐりましたが、神聖な見えないパワーがそこにあるような気持ちになりました。

photo by 成田市観光協会

ここでは、護摩木という特別な薪をお不動様の智慧の炎で焼き尽くすことで人々の心の迷いを断ち、すべての願いが成就するよう祈願する「御護摩祈祷」、心を磨く真言密教の瞑想法を体験する「密教坐禅(数息観)」、「写経」や「写経絵」をすることもできます。お不動様の炎は開山以来1000年以上耐えることなくずっと続いているなんてすごいですよね。

photo by 成田市観光協会

自分を静かに見つめ直したい時、心をリフレッシュさせたい時に力になってくれる場所です。

成田山公園

平和大塔  photo by 成田市観光協会

新勝寺大本堂の横に成田山公園の入り口があります。明治時代に造園され、滝や池、季節の花、句碑などたくさんのみどころのある広大な公園です。なんと、東京ドーム3.5個分が入る大きさなんだとか!24時間無料で開放されているため、私のおすすめ癒しスポットです。

雄飛の滝 photo by NARITA GUIDE

新勝寺の荘厳さとは打って変わって、公園内は豊かな自然が広がっています。
四季によって様々に表情を変える公園ですが、特に見応えのある時期が、春の梅まつりと秋の紅葉まつりの期間です。私も秋に訪れましたが、真っ赤に燃えるような葉が空一面に広がる様子は圧巻でした。

photo by 成田市観光協会
photo by 成田市観光協会

占い

大本堂を正面にして、そこから左へ行くと門があり、門を抜けると奥山広場へたどり着きます。そこには10軒ほどの易断所が立ち並んでおり、どの店舗も4,000円前後で占ってくれます。

photo by TiGeR & DrAgOn

私も数年前に一度、人生で初めて手相を占ってもらいました。入る前はどんなこと言われるかドキドキでしたが、生年月日や氏名を伝えると虫眼鏡で手相をじ〜っと見つめ、テンポよく解説してくださいました。
今結果を振り返ると、残念ながら恋愛運は外れちゃいましたが、健康運が当たっていて驚きました。当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、悩み事を他の人に真剣に聞いてもらうのは心が晴れますし、多くの方の悩みごとを聞いてきた占い師さんたちならではのアドバイスが聞けるかもしれません。
ちょっぴり怖いけど、占いに興味がある方は挑戦してみても良いかも!?

うなぎ〜川豊本店〜

見てください!このタレがツヤツヤに輝くうなぎ!!
明治43年に創業した川豊本店。成田山表参道にある元祖・うなぎ専門店です。「割きたて、蒸したて、焼きたて」をモットーに、創業から継ぎ足し続けた秘伝のタレで丁寧に焼き上げられます。焼きたてならではの香ばしさは食欲を倍増させます。箸を入れるとすっと切れるやわらかさ、ふっくらとした食感、少し甘いタレのついたうなぎを頬張れば、誰しもが「幸せ〜」と目を細めることでしょう。少なくとも私は食べながらずっと微笑んでました(笑)。

photo by 成田市観光協会

店頭では職人さんたちが慣れた手つきで素早くうなぎを捌く様子を見ることができます。また超人気店なので待ち時間は大抵長くなりますが、整理券を発行してもらうとLINEで順番確認もできます。
うな重は2,900円〜(2024年現在)と、うなぎ専門店にしてはリーズナブルです。澄んだお出汁にちょっと苦味のある肝が入った、きも吸もおすすめです。日頃のご褒美にぜひ召し上がってみてください。

成田では江戸時代から参拝者へのもてなしとして、うなぎ料理を振る舞っていました。現在も成田山表参道には古くからの旅館や料理店が軒を連ね、数多くのお店がうなぎ料理を提供しています。これだけの密度でうなぎ屋が密集している例は全国でも珍しく、周囲にはうなぎを焼く香ばしい香りが漂います。

成田市観光協会

成田市さくらの山

photo by 千葉観光ナビ

続いてご紹介するのは成田国際空港の4,000メートル滑走路北側の小高い丘の上にある公園で、離着陸する飛行機を手が届きそうな距離で見れちゃうビューポイント。春は約500本のさくらと飛行機とのコラボレーションが素晴らしく、ちば眺望100景にも選ばれています。芝生が広がる緑豊かな園内には、四季折々の花も咲くので、のんびりとピクニックを楽しむこともできます。

鯉のぼりも気持ちよさそうに泳いでいました

豪快に響くジェットエンジン音も体感でき、飛行機に疎い私でも大興奮でした。また大きな一眼レフを構えた飛行機ファンの方々もたくさんいらっしゃいます。無線のようなもので飛行機情報をキャッチしながら、“空飛ぶ飛行機の一瞬”をとらえる姿は気迫さえ感じました。
併設されている観光物産館「空の駅さくら館」では地元で採れた新鮮野菜や旬の果物なども販売されています。ぜひ足を運んでみてください。

成田空港温泉 空の湯

photo by ちば観光ナビ

最後にご紹介するのは、2019年12月18日開業の源泉掛け流し温泉施設です。
露天風呂からは、北風時はB滑走路への着陸機、南風の時はA滑走路からの離陸機がよく見えるという全国でも珍しいロケーションになっています。

地下1,000mから湧出した化石海水を起源とする温泉です。海水1,500倍もの高濃度濃縮ヨウ素を含む泉質は世界的にも珍しく、メタケイ酸や炭酸水素イオンも多くツルツルした滑らかな泉質です。

成田空港温泉 空の湯

岩盤浴では42℃前後の室温で、薬黃石、麦飯石、甲翠などの6種類の石がリラックス効果を高めてくれます。その他、オートロウリュサウナやお食事処、宿泊施設、フィットネス施設などもあり、一日中歩き回った心身をこちらで癒すことができます。
私は冬に友人と行ったのですが、強塩泉で保温効果も高いため、体がポカポカしたままその後も過ごすことができ大満足でした。

最後に

成田市は国際成田空港を有し、日本と世界をつなぐ表玄関の役割を担っています。歴史もあり、自然もあり、美味しいグルメもたくさんある成田市は上記だけでは紹介できないほど魅力のある市です。ぜひ一度遊びに来てください。
うなりくんも両手を広げて待っています。うな。


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