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キャンプ道具見直し。

キャンプを始めてそろそろ2年。
まだまだ初心者気分はありつつも、ある程度自分のスタイルが見えてきた。
来月初めて女友達と2人でキャンプに行くことになったので、追加でいろいろと揃えてみた。
今までの反省を活かしつつ、楽しいキャンプにできるようにしたい!
ということで新たに取り入れた物、ここ2年でどのような心境の変化があったかをまとめておく。

ご飯は大事?

キャンプを始めばかりの頃はいろんなレシピを検索してキャンプならではのご飯を作ろうと意気込んでいたけれど、面倒くさがりの私には向いてなかった。

割と少食ですぐお腹いっぱいになる体質だから食材が余ることも多かったし、後片付けのことを考えるといろんな調理器具を持って行くのも億劫になる。
なので最近はご飯よりも焚き火に当たったりボーッと過ごす時間の方に重きを置いている。

でも今後は、キャンプでしか出来ないようなおやつはいろいろ試したいなと思う。
リンゴのホイル焼きや焼きマシュマロなどコーヒーに合いそうなものならより楽しそう。

そのためにもご飯作りに一生懸命になりすぎないようにしたい。
あったかいコーヒーや紅茶を飲みながらのんびり過ごすだけでいい。
というか、そういう時間の方が私にとっては大事だと気づいたから、ご飯作りをキャンプのメインに持っていかないように心掛けている。

洗い物は自宅で

食後の後片付けは本当に面倒で、とくに寒い季節だとお湯が出ない水場での食器洗いが憂鬱に感じてしまう。

そこで食器洗いは自宅でするように割り切った。
使った食器やカトラリーにアルカリ電解水を吹きかけてある程度の汚れを拭き取っておくと楽。
拭き取った後は100均でGETしたドライバッグにポンポン入れるだけ。
バッグ自体が自立するししっかりとした生地だからガチャガチャ音も軽減されて持ち運びに神経を使わなくて良い。

電動エアポンプ

寝袋の下に敷くマットは、我が家はインフレーターマット(嵩張るけど寝心地重視)を採用している。
これはアウトドアショップの店員さんから勧められたものだったけど、正解だった。
冬は地面からの冷え対策を考えないとぐっすり眠れない。
我が家の場合はほとんど車移動だし、多少場所をとってでもこのマットは必要不可欠なもの!

ただ、うちのインフレーターマットは仕上げで空気を口で吹き込まなければパンパンになってくれない。これが結構地味に大変だった。
テント設営に時間がかかるとそれだけで体力消耗するし、そこからマットを膨らますのはかなり時間と体力が削られる。

そこで自動のエアポンプを買ってみた。
空気入れと空気を抜く作業が圧倒的に早くなるし、体力も削られない。
手のひらサイズの小さいヤツだけどとても頼りになる!


寝袋

実は寝袋のシャカシャカ感があまり得意ではない。
どれだけ保温性が謳ってあっても、私の場合はとくに肌触りで寝心地を左右される。
どっちみち冬のキャンプは電気毛布を持って行くし、寝袋単体での保温性はそこまで重視しなくても良いかなと思うようになった。

元々使っていたのはダウンシュラフで保温性と携帯性に優れたもの。
でも前回のキャンプでこの寝袋を紛失するという大失態を犯してしまったので、次に買う寝袋を探し中。

候補として検討しているのは、封筒型で電気毛布などを併用しやすく、肌触りが良いもの。丸洗い出来てメンテナンスに気を使わなくて良いものが良いなぁ。


テーブル

キャンプを始めた当初は、サイトを広々使いたくてコンパクトなテーブルを買った。
でも、テーブルが狭いとあらゆる場面でストレスを感じることに気づいた。

うちはカセットコンロを使うから、その周辺に食材や調味料、トングなどを置きたい。
でもテーブルが狭いためそれらの置き場所に毎度困っていた。変な場所にちょい置きするからあれどこやったっけ?となりがち。

そこで少し大きめのテーブルを買った。
90cm×60cmくらいの大きさで2人なら快適に使えそう。

ハンギングラック

テーブルに続きあれどこやったっけ?問題はいたるところで発生する。
焚き火や薪割り、調理で使うものがあちこちで散乱していると探し物が多くなる。

そこで空間を無駄なく使えるハンギングラックを買ってみた。
省スペースで目的の物を簡単に手に取ることが出来るし、地面や他の物と接触させたくないものを吊るしておけるので、ごちゃつきやすい空間では便利そう。


ハリケーンランタン

LEDランタンはいくつか持っていたけれど、ついにオイルランタンデビューする。
ハリケーンランタンをプレゼントで頂いたので次のキャンプで連れていくことにした。

このランタンの立ち位置は、
「なくても困らない。でも連れて行きたいヤツ」

専用のオイルが必要だったり、火を使うからLEDほど気軽には扱えないけれど、雰囲気の盛り上げ役としてはいい仕事をしてくれるはず。

漏れると大変だからオイルは現地で入れることにして、着火する芯の部分はハサミでカットしておいた。
山形にカットすると炎の形が綺麗になるらしい。この手間もなんだかワクワクするじゃない。

まとめ

キャンプは不便をも楽しむものだと思っていたけれど、不便なものはやはり不便だ。
そう感じてしまうのはどうしてだろう。

キャンプそのものの時間の前後には、準備があり、撤収があり、片付けがあり、それは日々の生活の延長線上にある。
時間が無限にあるのならそれも楽しめるのかもしれない。

でも、チェックアウトの時間はやってくるし、各々の明日のスケジュールだって無視できない。
キャンプが終われば仕事や日々の生活がこちらのペースとはお構いなしで再開されてしまう。

だからこそ、キャンプの面倒な余波が日常を干渉してしまわないよう、タスクを減らしたり道具に頼ったりしている。
それは次のキャンプにいくハードルを下げる作業でもあると思う。

非日常や優雅な時間を過ごすためには、次に待ち構えているタスクに対しての心理的なハードルを下げることが重要だと思った。
ときにやらないことを決めたりだとか。

今年も冬メインのキャンパーにとっては良い季節がやってきた。
空気の冷たさを感じるたびに、焚き火やりたいなぁという気持ちが湧き上がってくる。

今年はあと何回キャンプを楽しめるかな?


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