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2024京都市長選挙論点まとめ
*2024年1月30日更新
2月4日に行われる京都市長選挙について討論会やそれぞれの候補のYouTubeでの話を見て論点をまとめてみました。個人的に誰に投票するかを考える資料のようなものです。まだ今後情報をより収集できたら更新していきます。自分の推しを見つける参考になれば幸いです。
討論会を聞いて知ったのですが、京都市の年間予算は9300億位ですが、そのうち使用目的がほぼ決まっている分を除くと
もしフリーレンが友だちだったなら
アニメ『葬送のフリーレン』を楽しみに観ています。主人公のフリーレンは1000年以上生きているエルフという設定ですが、そんな存在が友だちだったなら何をしたり聞いたりするだろうかとか考えてみました。
友だちであるなら、まずその人(エルフ)のことをわかっていないといけないと思います。フリーレンは1000年以上生きているそうですが、見た目は変わらず若く、魔法使いとしての実力も衰えていないようなので成人し
心からわかりあえる人はいますか
Netflix で韓国ドラマ『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』を昨年末に観ました。とても良いドラマで観ながら色々考えたのですが、特に「孤独である」とはどういうことなのか、そして「人を理解する」とはどういうことなのかについて特に考えさせられました。
ドラマは、サムアンE&Cの部長であるパク・ドンフンが、社長派と専務派の社内の権力争いに巻き込まれることから始まります。ドンフンの元で派遣社員と
お天道様は見ている?
日本人が正直者であることの理由に、お天道様がみているからというのがあります。このことは日本人はなんとなく世間のようなものを規範としていて、西洋的、キリスト教的な倫理感がなくてダメだというような文脈で言われることがあります。このことには前からちょっと引っかかっていました。何故かというと、日本では財布とか失くしても戻ってくることが多いし、それはつまり拾った人がちゃんと届出をしているからです。西欧でこう
もっとみる京都に移住して感じること
京都に移住してから5年程経ちました。結果的に今住んでいる場所は結構満足度が高いので、その辺、自分なりに纏めておこうと思います。
京都の住宅街って意外に静か
まずどこに住むかを決めるにあたって、物件探しを始めたのですが、観光客として京都に来ていた時は、京都って人混みが酷くてこんなとこ住めるんかいなと思っていたんですが、いざ住宅街の物件を廻ってみると昼間とかしーんとしてて、めっちゃ寂しいやんとなっ
アート作品は鑑賞者を映し出す鏡であること
アート作品を観ながら、ある特定の作品には凄く惹かれるのに別の作品にはそうでもない、そういう体験は美術館での鑑賞の場合はもちろんありますし、ギャラリーである1人の作家の個展で作品を観ている時にも起こります。それが起こるのは、逆に特に惹かれる作品が存在する場合により強く意識されるように思います。
ちょうどそんな体験を先日観た荒木由香里さんの個展『よりよき世界のかけら』で感じたのでどうしてそう思ったの
手の中にある雲を愛でる
「手の中で雲を見たことがありますか?」そう聞かれて、はいと答える人はほとんどいないのではないでしょうか。そんな貴重な体験を先日してきました。現代アーティストAKI INOMATAさんの展示《昨日の空を思い出す》でのことです。
AKI INOMATAさんの最新作は、前日の雲のデータを3D プリンターでカップの液体の中に再現し、それを今日の雲と一緒に観るという作品です。ギャラリーでは、グラスに再現さ
AIは美の基準を変えるのか
先日、Twitter(Xと言うべきか)でとても美人の女性が自分の写真を載せたところ、”絶対AIだろ、AIに違いない”というメッセージが大量に来たと言っていました。実際に存在する人らしい(直接知らないので、確かではない)ですが、何と言うかその反応が興味深かったです。
本当に美しいものはAIが作る?
興味を惹かれたのは、あまりに美人だと思える場合、人はきっとAIが生成したものに違いない、つまりAI