留学行った話
先日、マスターの番組Mirror Parkで「留学行きます!」という大学生の女の子が登場していました。
あまり話した事がないですが、私も10年ほど前にイタリアに半年留学しに行った経験があるので、その子の話を聞いていたらなんだか懐かしい気持ちになって、久しぶりにノートを書いてみようと思いました。
なんでイタリア🇮🇹
2010年8月〜2011年1月まで私はイタリアのフィレンツェに語学留学という形で滞在していました。
初めてイタリアに行きたいと思ったのは高校2年生ぐらいの時。
旅行会社でパンフレット収集をするのがマイブームだった私は国内外、色々な地域や国のパンフレットを集めていて(どんなマイブームやねん)そこで見たイタリアのパンフレットの街並みがとても綺麗で、しかもピザがめちゃくちゃ美味しそうでした。
それがきっかけでイタリアについて調べ始めて徐々に興味を持っていきました。
学生時代は英語が得意では無かったのですが、イタリア語はほぼローマ字読みだし、巻き舌が得意だったので「イタリア語だったらなんかいけそうな気がする!」と思っていました。
それから約3年後。
皆信じてくれないけど実は理系大学生だった私は大学を中退して、イタリアに語学留学をすることにしました。
話がめちゃくちゃ飛びましたが、大学を中退した経緯などは聞きたい方がいればいつか書こうかなと思います。笑
いざイタリア🇮🇹
2010年8月。
それまでイタリア語は独学だったので、しっかり勉強し始めたのは現地に行ってからです。
しかも初海外で、初めて長期間実家を離れるという…
なんかもう、不安よりワクワクしかなかったです。笑
学校は平日の朝からお昼までなので、学校が終わったら宿題をして街を散策したり友達と遊んでいました。
コーヒーの国イタリア🇮🇹
イタリアといえばエスプレッソ文化。
もともと喫茶店文化のある名古屋で生まれ育った私は、コーヒーや喫茶店が好きでした。
朝からエスプレッソを「グイッ」と飲んで仕事や学校に行く人々、昼過ぎにバールで井戸端会議をする人々、夜はおつまみと一緒にお酒を飲んで家に帰る人々。
イタリアでは生活の一部となっているバール。
朝は喫茶店でモーニング、昼は熱々鉄板のナポリタン、夜はゆっくり読書。
と1日中喫茶店で過ごせる自信のある私は、家の近くのバールや街中のバールにとにかく足を運ぶのが楽しくて楽しくて仕方がなかったです。
この思い出が、私が今日までずっとコーヒー屋さんをしているきっかけでもあります。
大好きイタリア🇮🇹
留学中の半年間は学校が休みの日は他の街へ行ったり、絵が好きなのでとにかく美術館へ通いました。(そのおかげでカラヴァッジョがめちゃくちゃ好きになりました。)
そして食べ過ぎて7kgぐらい太って帰ってきました。笑
名古屋に帰ってきて1年間、エスプレッソマシンのある大手チェーン店のお店で働き、その後前職であるMITTS COFFEE STANDで働くまでの約1ヶ月間、宿も決めずにシチリア島からミラノまでイタリア北上の旅を決行しました。
留学中はどうしても勉強が上手くいかず悔しい思いをした時期もありましたが、結果的にイタリアという国がめっちゃ好きになって、好きだと思える職業にも出会う事ができて、全ての経験が今に繋がっているなと思っています。
本当にイタリアではビックリする様な経験もたくさんしたので、いつかお話しできたらいいなと思います。笑
それでは最後に当時のぷくぷく時代の写真でお別れです。(あまり変わらないとか言わないで)
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