凛(りん)@高齢女子

高齢女子。趣味はカメラと漬物。好物は粉もの。好きな作家は五木寛之先生(お財布切り抜きを…

凛(りん)@高齢女子

高齢女子。趣味はカメラと漬物。好物は粉もの。好きな作家は五木寛之先生(お財布切り抜きを入れ常に眼福、その成果か60代まで眼鏡不要)メイクは薄付き。(眉は白毛で麿)特技は動画編集(プレミアプロ、フィモーラ、ダビンチリゾルブ)静止画(クラシック)好きな場所は水族館。

最近の記事

高齢女子、旅先で倒れる

お邪魔します。凜です。 一昨年の暮れの頃、じじ様が入院中のときのお話。娘のバリキャリが「気晴らしに旅行に連れていってあげるよ」と一言。 その頃は必要な物資を病院に届けたり、お茶を注文したりとバタバタが続いておりました。旅の準備をしながらお家のことにも追われて忙しない日々が続き。なんとか旅の準備を終えて、新幹線に乗り込みました。 「何かおかしい……」 新幹線の中で、何やらお腹の調子に異変が。しかしその時は「まあ大丈夫でしょう」など気楽に構えておりました。 それでもお腹

    • 高齢女子より「他人との比較で苦しい」人へ

      お邪魔します。凜です。 「心穏やかにすごせる方法を知りたいです」 「前向きな考え方の秘訣をお聞きしたいです」 以前Twitterで”70代高齢女子に聞いてみたいこと”を募集しましたら、こんなご質問をいただきました。 今日は、つい他人と比較してしまって苦しい思いをしている方にお届けしたいnoteです。 他人を羨み「自分ばかり」と思っていた少女時代今でこそみなさまには『自分軸を持つこと』が大切だとお伝えしているおばあさんですが、過去には他人と比較して悲しい気持ちになったこ

      • 高齢女子の、誰でも「書きやすくなる」文章術

        お邪魔します。凜です。 70代からはじめたnote。パソコン操作もおぼつかない、コメントの返信方法もわからない超初心者からのスタート致しました。しかし、こんなわたしでもみなさまから”文章”についてご質問をいただくことがございます。 「人の心に届く文章力はどうしたら身に付けられますか?」 「語彙力はどのように磨いていますか?」 「引き込まれるストーリーの文章力を身に着けた方法は?」 読みやすい文章とは?といわれたら言葉に詰まりますが、今わたしがやっている”書くこと”をどん

        • 高齢女性が考える、人生をラクにする"人間関係"の思考術

          お邪魔します。凜です。 高齢になって、色々と削ぎ落したら「ラクに生きる」コツが見えて参りました。 日々生きている中で”暇な日”など実は一日もございませんよね。”暇な日”も”大事な日”だと70代母は考えます。ラクなことが気持ちいいお年頃。自分の心を保つには、人間関係はシンプルがちょうどいいかもしれません。 今回は、高齢になって見えてきた人間関係の思考術をお伝え致します。 家庭事情は話さない家庭事情を聞きたがる「聞きたい族」さんには「教えない」姿勢一択で。 たとえば自分

        高齢女子、旅先で倒れる

          明ける朝は来るのか。夜が怖かった”あの頃”の話。

          子どもの頃、夜はいつも怖かった。それは誰にでも言えることだと思います。左右に父と母や兄弟が寝ていても、夜トイレに行くのはとても怖いもの。トイレの電気がつくまでが恐怖です。でも私の恐怖はそれとは少し違っていました。 小さい頃、私は天国に行くとき何も持って行けないことを知っていたのです。たったひとりで裸足のまま暗い夜道をトボトボと行かなければならないことも。それが突然訪れる”さよなら”であることも知っていました。 なぜなら、私は毎日そういう現場で暮らしていたからです。そう、小

          明ける朝は来るのか。夜が怖かった”あの頃”の話。

          高齢女子、寒さに凍える日には。

          本日もお邪魔します、凛です。 近頃は私の住んでいる地方も極寒です。そんな日は「朝晩冷えますね」ではなく「一日中冷えてますね」とご挨拶。 夫くんは「暖房がないと凍えちゃうね」と言いながら、ベッドの上で過ごしております。私はそれでも、流しに向かってお炊事や、お風呂の掃除、選択の予洗いなど水仕事をこなしていきます。朝の家事を終えたら書斎に籠り、パソコンで仕事が日始まります。この季節、洗濯物を乾かすために少しの日照時間を活用して洗濯物と一緒に布団も干てしまいます。ここまでやれば、

          高齢女子、寒さに凍える日には。

          高齢女子もお汁粉が食べたい。

          高齢女子、お正月にどうしてもお汁粉が食べたかった。 お汁粉は小さい時から大好き。祖母が作ってくれた小豆をこして作る御膳汁粉が大好物。最近は御膳汁粉を作らないお店も多い。 祖母と出かけると、お汁粉やあんみつなどの甘味や、こし餡の乗った食べ物をよくいただいた。夏はクリームあんみつなど、冬は定番「お汁粉」である。 小さなお餅が形よく焼かれていて、お汁粉の中に隠れている。お汁粉はどうやっても火傷をするので静かにいただく。けれどやっぱりごくっと食べたい。そんな葛藤が子供心にもあり

          高齢女子もお汁粉が食べたい。

          高齢女子とじじとコーヒーと。

          昔は喫茶店でコーヒーを飲むと、タバコの臭いがしていたものです。 「煙のない場所で落ち着いてコーヒーを飲みたい」 そう思ってここ数年、家でドリップコーヒーを作っていた。昨年春、夫が脳梗塞を患った。約半年の闘病生活を終えてリハビリ病院から退院してきた。 退院してきた翌朝の食卓でトーストをいただきながら、夫はこう言った。 「僕、小指のあたりにほとんど感覚がないのだよね」 と。私はそれを聞いて、 「そうなの…。じゃあ、毎日のリハビリが必要ね」 毎日出来る左手を使うこと。

          高齢女子とじじとコーヒーと。

          70代高齢女子がnoteを書き続けて起こった変化

          本日もお邪魔します、凛です。 noteを始めて早1年以上。SNSの世界など右も左もわからなかったおばあさんが、今では毎週こうしてnoteを書くのが日課になっているのだから不思議なものです。 ここだけのお話ですが、実はnoteを書いているときが最もワクワクしています。 他のSNSのように短い文章で情報を届けるのもまた違った楽しさがあるのですが、noteは情景を思い浮かべながら丁寧に語り綴れるところ。 その時の思いや景色をnoteという場をお借りしてみなさんにも「お届けで

          70代高齢女子がnoteを書き続けて起こった変化

          高齢女子、バリキャリ娘からの唐突のメールに驚く

          朝活中、バリキャリ娘から唐突にメールがきた。 時刻は朝5時前。Twitterに励む高齢女子は、この頃毎日4時起き。まだお日様も顔を出しておらず、外は薄暗い。 少々冷え込む秋の朝は体に堪えるが、それでもと眠い目をこすりながら携帯を開く。 画面に写る娘の名前。 「あら?珍しい」 社会人になり実家から出た娘は、毎日忙しそうにしている。家に帰ってくるのは1か月に1度あるかないか。 メールが来るのは決まって用事があるときばかりで、いつもはそっけないバリキャリ娘。 大抵は2

          高齢女子、バリキャリ娘からの唐突のメールに驚く

          2023年『文章の力』で高齢者の知恵をお届けしたい

          ある日突然、夫が脳梗塞で倒れた。 懸命なリハビリを経て今は元気を取り戻しましたが、当時は心細さはもちろんのこと、いつまで一人で待っていればいいのかとの心配もあり心が押し潰されそうでした。 「この先一人で生きていかなくてはならないのか?」それならば、 「何か仕事にできるものは……?」そう考えて眠れぬ夜も過ごしました。 じっと手を見つめると。 手の中に握っていた唯一の宝物。それは『文章の力』でした。 文章とは『世界観』を伝えてくれるもの スクールで鍛え直した文章力。昨年は

          2023年『文章の力』で高齢者の知恵をお届けしたい

          高齢女子から、年末のご挨拶

          本日もお邪魔します、凛です。 noteを開設してから1年と少し、本格的に更新を再開してから3か月ほどが経ちました。2022年は応援頂きありがとうございました。大変励みになりました。 本日は年末のご挨拶としてnoteを記します。最後までお読みいただけたら嬉しいです。 高齢女子がnoteで伝えたい思いさて、あらためて今年も大変お世話になりました。 日々Twitterに励んでいる高齢女子ですが、Twitterの140文字の中では伝えきれないことも多々あるもの。実は伝えたいこ

          高齢女子から、年末のご挨拶

          70代高齢女子より、クリスマスがちょっぴりブルーなあなたへ

          本日もお邪魔します、凛です。 明日はクリスマスイブ。ケーキを買ってツリーを飾り付けして、プレゼントを用意して……と盛大に楽しむのもよいけれど、いつも通りお仕事の方やおひとりで過ごす方、それぞれの過ごし方があるかと思います。 「贅沢できるほどの余裕がないの」 「ひとりぼっちで寂しいのよね」 「恋人もいないし……」 なんて、街のキラキラムードに圧倒されてちょっぴりブルーになっている。今日はそんな「クリスマスにウキウキしきれない」方にも読んでほしい内容です。 クリスマス

          70代高齢女子より、クリスマスがちょっぴりブルーなあなたへ

          高齢女子は、お出かけ支度も一苦労

          本日もお邪魔します、凛です。 70代高齢女子は、お出かけ支度も一苦労。日頃から使うアイテムはデザインも重視したいところですが、サイズや使い勝手の良さが何よりも大事。安全第一で準備しております。 今回は、高齢女子のお出かけ支度についてお話しします。 マニキュアよりバンドエイドマニキュアも可愛いけれど、高齢女子にはバンドエイドがパートナー。 年を重ねるにつれて手の潤いがなくなっていき、ささくれや爪割れに悩まされております。ゴワゴワが気になったときはハンドクリームが救世主。

          高齢女子は、お出かけ支度も一苦労

          高齢女子は、毎日のお掃除だって命懸け

          本日もお邪魔します、凛です。 高齢になり、毎日のお掃除も命懸けだと知りました。今までできたことがある日突然できなくなることもあるのが高齢女子。転んで指を骨折した経験もあるので、同じことにならないよう気をつけています。 今回は70代になってわかった「お掃除の注意点」をみなさまにも共有いたします。参考になれば幸いです。 お風呂掃除はコンディショナーがよく滑るお風呂のツルツルな床は高齢者にとって危険地帯。滑って転ばぬよう注意が必要です。 ですから、お風呂掃除は床を最後にする

          高齢女子は、毎日のお掃除だって命懸け

          高齢女子、70代後半までにしておきたい”終活”

          本日もお邪魔します、凛です。 70代後半までにしておきたいこと… それが”終活”でございます。 わたし自身、自分の子どもに迷惑をかけないようにと50代の頃から意識し始めました。また、知識を深めるために「終活カウンセラー」の資格まで取得いたしました。 高齢になってくるとどこか頭の中で「準備をしよう」とは考えますが、「やろう!」と思わないとできない出来事です。そうこうしているうちに年を取り、そうしたことまで頭が回らなくなってきてからではもう遅いと思ったのです。 ですから、

          高齢女子、70代後半までにしておきたい”終活”