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【社員紹介】プロモーション/福塚

こんにちは、名古屋グランパス採用担当の松浦です。

今回は「グランパスで働く先輩社員」をテーマに、マーケティング部プロモーショングループで活躍している福塚さんにインタビューしました。

【名古屋グランパスマーケティング部プロモーショングループ/福塚 真一郎さん (35歳) 】

     福塚さん、本日はよろしくお願いいたします。はじめに、これまでのキャリアを教えていただけますか。

(福塚)僕は学生の時にWeb制作について学んでいたので、最初のキャリアでは東京のWeb制作会社を選択しました。最初の4年間はファッション企業のECサイトの売り上げを上げるための企画を行っていました。Web広告の掲載方法や集客の方法をクライアントと一緒に考えて、クライアントに貢献する、という仕事内容でした。その後、会社の中で新しい部署が立ち上がることになり、そちらに異動しました。新しい部署では法人向けの会員組織を新しく作り、会員にメリットのある情報を共有する仕組みづくりを担当していました。具体的には、最新のデジタル情報やファッション情報や海外のトレンドの情報を会員の方に届けるためにセミナーの開催や月刊の会報誌を製作していました。

     月刊の会報誌、50ページほどありますが毎月発行するのはかなり大変だったのではないでしょうか。

(福塚)そうですね、自分で記事を書くこともありましたし、ライターの方にお願いすることもありました。自分は編集長をさせていただいたので、部署のメンバーで毎月テーマを決めて、試行錯誤しながら情報誌を発行していました。上長の部長含めて4人ほどの少人数の部署で担当していたので忙しい時間を過ごしていましたが、とても充実していました。

     忙しくも充実している時間を過ごしているなか、なぜグランパスへの転職を希望されたのでしょうか。

(福塚)僕は転職したいと思って転職活動をしていたわけではなかったです。前職は楽しかったし、成長する機会も多かったですが、自分はスポーツ観戦が好きだったのでスポーツ業界、特に好きなサッカー業界で働いてみたいと漠然と考えていました。そんなときにグランパスの求人情報を見つけて、「人生一度きりだし、チャレンジしてみよう」と思いました。特に、グランパスの求人情報で出ていた職種が「Web公式サイトの運用やSNSの運用」という領域だったので、自分の知識や経験も活かせるのではないかと思ったのでチャンスかなと思い、応募しました。なので、グランパス以外に転職活動は行っていなかったです。

     これまでのグランパスの求人の中でも特定の職種で募集していたレアな求人だった記憶があります。

(福塚)そうですね、本当に幸運だったと今でも思います。転職の決め手として、スポーツが持つ熱というか、勝ち負けや会場の一体感とか、そういった感情をグランパスファミリーのみなさんと分かち合えるのが魅力的だなと強く感じたことを覚えています。特に、嬉しい、楽しいといったポジティブな感情を直接みなさんと共有出来る事が自分にとって非常にやりがいになるだろうと思ったのも、大きな要因でした。

     スポーツが持つ熱、特にスタジアムで感じるグランパスファミリーのみなさん熱は福塚さんにとっても他の社員にとっても、非常に嬉しい原動力になりますよね。
福塚さんはグランパスに入社して、普段はどのような業務をしているのでしょうか。

(福塚)僕は名古屋グランパスのオウンドメディアを主に担当しています。具体的には公式サイト、公式アプリ、各種SNSでどのような情報を発信するのか、分析や改善を行っています。もちろん運用や投稿もひとりで行うわけではなく、プロモーショングループはじめ他部署の社員の方、外部委託している協力会社の方と連携しながら、あるときは任せながら、グランパスファミリーのみなさんに喜んでいただけるコンテンツを届けられるように担当として仕事をしています。例えば、SNSに関しては幅広い範囲の方に情報を届ける手段のひとつだと思っており、またしっかりと数値として結果が見える領域なので、よりみなさまに興味を持っていただけるコンテンツを増やすようにしています。その施策の一つとして、2023年からInstagramやTikTokといった縦画角の短尺動画に力を入れております。その背景に、静止画を投稿するのか、動画を投稿するのかによって閲覧数や再生回数に大きな差が出る、ということがわかったためです。静止画より動画の方が多くの方に見ていただけることが判明したため、動画を通じてより多くの人に名古屋グランパスの情報・魅力が届けばいいなと日々、試行錯誤しています。また、投稿内容についてもターゲットを明確化して、興味を持っていただける内容を投稿するようにしています。例えば、女性のフォロワー数や閲覧数を増やしていきたい時に企画した「選手の私服投稿」では、女性の方に普段より多く閲覧していただけました。自分の担当領域は数字として結果が出ますし、仮説を立てながら、なぜそのような結果になったのか?といった議論を社内外ですることによって改善する方向性が見えることは非常に面白いなと思っているところです。

(名古屋グランパスのInstagram)

     数字としてグランパスファミリーのみなさんの反応を感じられるのはやりがいになりますね。数字が出たあとはどのように分析して改善していくのでしょうか。

(福塚)閲覧数などの数字は複数の要因があって結果として出ているので、その要因は何かの仮説を立てて今後の改善に繋げていきます。グループのメンバーとは、お互いの経験を踏まえながら「なにが良かったのか」「何が足りていなかったのか」など、仮説を熱く議論するのでとても勉強になりますし、非常に心強いですね。

     福塚さんが感じる、グランパスではたらく良さは何でしょうか。

(福塚)僕はいろんなことにチャレンジ出来ることが嬉しいですね。社員のみなさんも新しいことに対してポジティブに協力的してくれますし、上長含め管理職の方々もチャレンジを後押ししてくれる環境なのがありがたいです。例えば、先ほど話をした「動画投稿を増やす」という方針になったときに、何の動画を増やすのか、新しく動画を撮影・編集するとしたら費用や時間がどれくらいかかるのか、など検討しなければならない事が多くありましたが、他部署とも相談して、広報グループが企画・運営しているINSIDE GRAMPUS(会員制の情報発信サービス)の動画を一部使わせていただきました。INSIDE GRAMPUSは有料のサービスなので、一部をSNSで利用することで会員専用コンテンツではなくなるのでは、などネガティブな意見で反対されることも考えられると思いますが、広報グループにはとてもポジティブに協力してもらえて非常に助かっています。部署毎のメリットデメリットでの対立などはなく、グランパス全体のメリットになることであれば協力してくれますし、より良くなる意見をいただける社風なのはすごい事だと思っています。あとは、みんな議論大好きですね。役職や経験値などは関係なく、自分の意見を聞いてくれる感じがすごく素敵なことだなと本当に思いました。年齢が若くても、経験が少なくても、別部署の人で知識があまりない人の話や意見もしっかりと聞き、議論が出来るのはすごく働きやすい環境だと思っています。

(相談できる仲間がたくさんいます)

     福塚さんはどんな人と一緒に働きたいでしょうか。

(福塚)ポジティブな人ですね。苦しい時にこそネガティブにならず、ポジティブな振る舞いをすることが出来る人と一緒に働きたいですし、自分もそうありたいと思っています。グランパスに限らずですが、仕事は楽しい時もあれば壁にぶつかったりする時もあるので、いつでも前を向いてポジティブな空気で頑張れる人と働けると嬉しいです。

     次はプライベートについてお伺いさせてください。趣味があれば教えていただけますか。

(福塚)最近、昔やっていたテニスを再度始めました。僕は学生時代テニスをしていたのですが、大人になってからは忙しくて運動することから離れていました。グランパスに入ってからは力仕事をする事も多く、体力の衰えを実感することが増えたので、今年からテニスを始めて、体力をつけて仕事にも還元したいと思います。

     テニスは生涯スポーツですし、グランパスにもテニス仲間がいるので、楽しく続けられそうですね。

(福塚)あとは銭湯がとても大好きで、前職(東京)のときは週に1〜2回行っていました。特に下町の昔ながらの銭湯は雰囲気やお湯の熱さなどがすごく好きです。名古屋に来てからは行く頻度が減ったので、今後は名古屋でもどんどんと銭湯を開拓できればと思います!

     仕事もプライベートも充実していらっしゃるのですね。福塚さん、本日はお話聞かせていただきありがとうございました!