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【推しポケ育成論】#07 チラチーノ【ポケモンSV】

◆1 チラチーノとは

第五世代イッシュ地方出身。分類スカーフポケモン。
チンチラをモチーフとしたようなただただ可愛らしい見た目が特徴。ノーマル単タイプのため弱点も少ないが耐性も少ない。耐久面の種族値も低いため型はある程度決まってくる。
覚える連続技は多く、特性テクニシャンとスキルリンクは相性良好。これにより連続技が強力なメインウェポンとなる。一方で持ち物は読まれやすい。
強力な相手を前にして一生懸命戦っている姿は甲斐甲斐しく、トレーナーとしては何としても勝たせてあげたいという気持ちになる。命中や怯み、麻痺など運に味方されない時は即瀕死になってしまうことも多く、チラチーノとの絆が勝敗を左右する。
通常カラーは鼠色の身体が色違いでは白橡色で優しさが増すカラーリングとなる。身体から染み出す油はとても滑らかで肌荒れに悩む人にも効果的とのこと。(バイオレット図鑑より)

◆2 スペック

◆3 育成論

【①怯ませ物理アタッカー型】
特性:スキルリンク
技 :タネマシンガン/ロックブラスト/スイープビンタ/自由枠
性格:ようき(特攻↓/素早さ↑)
もちもの:おうじゃのしるし
努力値:A252 S252 B4
テラスタイプ:ノーマル/こおり/いわ

上から連続技を5回命中させて怯ませて突破する型。5回命中で怯ませる確率は40%強。最速で素早さ実数値183となり最速のオーガポン、ラティアス、アローラキュウコンあたりの上から動くことができる。はがね相手には打点を持たない。自由枠はおかたづけでAS増強、はたきおとすではがねに等倍打点+持ち物除去、でんじはでまひるみ、上からアンコールで行動縛り、ひかりのかべorあまえるで後続に有利に繋ぐなど戦術は豊富。テラスタルは元が低い耐久を補うよりも火力増強が必要と判断。

【②火力増強物理アタッカー型】
特性:テクニシャン
技 :トリプルアクセル/ロックブラスト/タネマシンガン/はたきおとす
性格:いじっぱり(攻撃↑/特攻↓)
もちもの:いかさまダイス
努力値:A252 S252 B4
テラスタイプ:ゴースト

型①と同じく連続技に頼る型だがこちらはよりアタッカー気質を高めた型。いかさまダイスにより連続技の命中回数を確保しながら特性のテクニシャンで一発の火力を補強。性格も火力のためにSを犠牲にするがそれでも実数値167とそこそこ早い。イーユイ、イルカマン、ウルガモスなどの最速100族同速となる。トリプルアクセルはカイリューをマルチスケイル貫通で確定一発となる。テラスタルはしんそくを無効化でき、更にかくとうも無効にできるゴーストを選択。

■参考火力(相手HB)
カイリュー
→トリプルアクセル乱数1発(9.96%)
水ウーラオス
→タネマシンガン確定2発
ママンボウ
→タネマシンガン確定2発
ハバタクカミ
→タネマシンガン確定2発

【③サポート型】
特性:メロメロボディ
技 :あまえる/ひかりのかべ/でんじは/はたきおとす
性格:わんぱく(防御↑/特攻↓)
もちもの:オボンのみ
努力値:H244 B92 D160 S12
テラスタイプ:ゴースト
耐久面に寄せて行動回数を稼ぎ後続をサポートできる型。Sは12振りで実数値137、準速サーフゴーを抜ける調整。物理特殊両方に振る事でA振りカイリューのげきりん、C振りハバタクカミのムーンフォースも確定で耐えられる。
おかたづけ/バトンタッチを採用で物理アタッカーに繋げることも可能。

◆4 所感

高い素早さで上から動ける強みはあるが素早さインフレ環境において、自身よりも更に上から動ける高速アタッカーは苦手な相手となる。タスキを持たせたいが役割が曇ってしまうためアタッカー採用ならばおうじゃのしるし/いかさまダイスと縛られてしまう。まひるみでハマった時は相手に申し訳ないと思うがそういうゲームなので仕方ない。可愛い子チームではマホイップやエルフーンと並ぶエース枠。
連続技以外でははたきおとすが優秀で突破できない場面でも後続にかかる負荷を減らすことができる。ランクマでは苦戦する事も多いが旅のお供としてノーマル枠があるならばこのチラチーノがおすすめ。
今後の活躍に期待。

◆ おまけ

人気のフェアリーチームの中で私もフェアリーですよって顔でいても違和感ないのが良い。
周りもまさかこの子がフェアリーじゃないなんて思っていなさそう。もふもふのスカーフはエルフーンのモコモコとニンフィアのヒラヒラを掛け合わせたようなデザイン。

みんなで仲良くサッカー
対戦でも抜け目無く性能を発揮

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