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HipHopが好きならアメスポを観た方が絶対良いに決まってるのでGPPが色々指南するめんどくせえ回

おはようございます
すっかり陽気は春ですね
寒いの苦手なんで個人的には嬉しいです
春と言えば…お花見ですね
お花見と言えば…花より団子ですね
花より団子と言えば…花より男子ですね
花より男子と言えば…F4ですね
F4と言えば…西門総二郎ですね
西門総二郎と言えば…松田翔太ですね
松田翔太と言えば…ライアーゲームですね
ライアーゲームと言えば…密輸ゲームですね
密輸ゲームと言えば…「俺が好き」でお馴染みじゃないですか 周知の事実ですよね
だから、今回は密輸ゲームの必勝法について書いていきます メモのご用意を
密輸ゲームとは密輸側と検査側に分かれて交互に現金のやり取りをしていくゲームでして…
って、おい 止めんかい
俺が密輸ゲームのルール書いちゃうでしょうが
本題へ早く入って!って叫ばなきゃ
はい 空前絶後のおスベり男、GPPだ
空前絶後だぞ すごいスベるんだからな、俺は
そんなことより皆さん、HipHopは好きですか?
大体この音楽ブログをお読みになられている方々はHipHopが好きな人だと勝手に思っています
では、好きなラッパーを思い浮かべて欲しい
レペゼン地球は恐らくJazzかなんかの派生だと伺っているのでそう言う欠伸が出るヤツ以外でお願いしますね
思い浮かべましたか? 素直でよろしい
そして、こう思いませんでしたか?
「なんか訳の分からんロゴの帽子被ってるな」
「なんか訳の分からんスニーカー履いとるな」
「なんかコイツ、この前ハーフタイムショー的なヤツに出てたな は、ハーフタイムショー?」
よし!皆んな、アメリカのスポーツを観よう!

題して「HipHopが好きならアメスポを観た方が絶対良いに決まってるのでGPPが色々指南するめんどくせえ回

めんどくせえぞ、今日の俺は
とりあえずいってみヨドバシカメラ!
次を読め



【アメリカのスポーツについて】

引用:amwflife.com

まずはアメリカのスポーツについて少し解説していきたいと思います
大丈夫、大丈夫 
ちゃんとこれは音楽ブログですから
そして、アメスポのことをよく知らない人も安心して ちゃんと丁寧に解説します
では、質問!
皆さんは北米4大プロスポーツを全て言えます?ん?なになに?
メソポタミア文明
エジプト文明
インダス文明
中国文明
いや、それは世界四大文明な
違うでしょ 他にわかる人は? おっ そこの君!
ポーカー
チェス
ドミノ
バックギャモン
いや、それは世界四大テーブルゲームな
いい加減誰か俺にバックギャモンのルール教えてくれよ なんだよバックギャモンって
違います!正解は以下になります
NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)
NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)
MLB(メジャーリーグベースボール)
NHL(ナショナルホッケーリーグ)

これです 期末テストの範囲だぞ、覚えなさい
もっと簡単に言うとアメリカでスポーツと言ったらアメフト・バスケ・野球・アイスホッケー
他には特にない、以上 そう言うことだ
って書いちゃうとアメリカ人にクールランチのドレッシングをぶっかけられそうなんで補足
まあ、世界四大○○って昔から色々存在していて古くから言い伝えられているモノの1つがこの北米4大プロスポーツです
ですが、近年は北米3大プロスポーツにするべきでは?と言う声があがっています
と言うのもこの4つには国内の人気順があります
全部均等に人気なわけじゃないんですよ
有無を言わさず堂々の人気1位はアメフトです
これはユタ州の人に聞こうがニューヨーカーに聞こうが答えは同じはずです
アメフトに関しては他国でリーグが栄えておらず殆どアメリカ独占状態です
日本人選手も唯一リーグに絡んでないスポーツですからね
まあ、アメリカの国技なんで仕方ないですね
野球もバスケもアメリカ発祥なんで国技なんですけどアメフトだけは国技過ぎます
アメリカでアメフト選手になれたら英雄です
皆んなから崇められる存在になります
次に人気なのがバスケです
アメリカ人は本当にバスケ好きです
日本人も八村塁をきっかけにNBAの名前ぐらいは聞いたことがあるんじゃないかな
その次に野球です メジャーリーグです
これが日本認知度1位だと思います
大谷翔平の大活躍でメジャーに目を向ける日本の野球ファンも増えたはずです
んで、これの次と行きたいところなんですが
NHLだけは別でアメリカ本土の人気が異様に低いです 試合観戦者も少ないです
だけど、カナダでの人気は非常にあります
どちらかと言うとカナダの国技ってイメージ
野球もバスケもアメフトも北米としている以上、カナダのチームも存在するのでNHLも含めた4大で通していたんだけど現実は3大ですね
やはり寒い国のスポーツなんでこれは仕方ない
つまり、現状はアメフト・バスケ・野球の3強
これが正しいと思います
なので今回はこの3つのスポーツと音楽を絡めていきたいです
あと、余談なんですがアメスポファンは組織名で会話しがちです
つまり、野球とかベースボールとは言わずにMLBと組織名で会話します(MLBの場合は"メジャー"と略して呼ぶ人も多い)
「いよいよ、バスケが開幕!」なんて言いません
「いよいよ、NBAが開幕!」が自然です
アメフトもNFLとアルファベット3文字の方で呼ぶので「アメフトの選手がさー」とは基本言わない傾向にあります 「NFLの選手がさー」の方がしっくりきます(これは絶対ではないです)
ちなみに各スポーツの開催時期はこちら

引用:jlifeus.com

野球は春から秋にかけてレギュラーシーズンが展開される形ですね 日本とここは変わらない
アメフトは試合数が極端に少ないです
理由はコンタクトスポーツだからです
身体をぶつけ合う格闘技的な一面を持つ球技なので長い期間を設けてしまうと選手が身体を壊してしまうからです
バスケは夏がオフシーズンでそれ以外はずっと試合しています
そして、各スポーツの最終決戦は以下となります
チャンピオンを決める試合のことですね
NFL→スーパーボール
NBA→NBAファイナル
MLB→ワールドシリーズ
スーパーボールは聴き馴染みありませんか?
よく日本でも「今年のスーパーボールのハーフタイムショーはリアーナがパフォーマンス!」とかニュースになっていたりしますからね
NBAファイナルはまさしくファイナルなんで2つのリーグのトップ同士が行なう最終戦
ワールドシリーズは日本で言うところの日本シリーズみたいなもんですね
野球のある程度のことは手にしているスター・大谷君が唯一立ててない舞台ですね
勿論、この3つにも人気順があります
視聴率と動員数で言えば圧倒的に一番はスーパーボールです もはやアメリカ国民の祝日レベル
残り2つは票が割れる感じかな
そして、アメリカの運動自慢キッズたちは幼い頃にこの3つのスポーツをある程度試してみる傾向にありますね
その中で最終的にどのスポーツでプロになるか決めていくイメージ
なので元アメフト経験者のメジャーリーガーとかバスケもやれちゃうNFL選手もいたりします
あとは上記の各リーグの顔ってのがいます
まあ、アメフトと言えばこのひと…的な
それは以下になります
NFL→トム・ブレイディ
NBA→レブロン・ジェームズ
MLB→マイク・トラウト
歴史上って意味だとバスケならマイケル・ジョーダンなんかが名前に挙がりますね
異論は認めます あくまで一般的な話なので
まあ、北米スポーツの概要なこんなもんでしょう



【アメスポに取り憑かれた俺ら兄弟】

「知らんがな」と思うかもしれないが辛抱して読んでください オネシャス
僕には4つ下のShoと言う弟がいます
2人兄弟で掴み合いの喧嘩もしつつ、立ち直れなくなるような罵り合いもしながら切磋琢磨して今まで共に過ごしてきた仲ですがお互いにアメリカのスポーツとアメリカのHipHopを愛しています
簡単に言えばバスケの弟、野球の兄ですね
アメフトに関してはお互いニワカです
家では弟がNBA狂いで通っています
狂いです 狂ってます 怖いです 近寄れない
アメスポファン歴は弟の方が圧倒的に長くて
ヤツは高校生の頃にNBAに出逢い、それからはNBAを中心に生活しています
年がら年中、試合を映し出すテレビやタブレットに向かって吠えています
ヤ○ザみたいな声で「パス通せぇぇぇぇ!」と
青筋立てている姿は見飽きました
興味ないと思いますが弟はフィラデルフィア・セブンティシクサーズと言うチームのファンです

引用:foxsports.com

対して僕は落ちみ型です
叫んだり怒鳴ったりしませんが、自分の応援しているチームが負けると落胆します
と言うのもデカい声出したりするのはラップする時で十分で変にエネルギー使うのは勘弁です
僕は専門学生の頃にMLBと出逢い、今の仕事を始めた頃に熱中し始めました
自分の好きなチームはアトランタ・ブレーブス

引用:mlbfan.hatenablog.com

僕がこのチームを推すキッカケになったのはOutkastと言うHipHopユニット

彼らはアトランタ出身で自然と繋がりを探っていくうちに好きな選手が出来てチームごと応援するようになりました
そして、我々の何がウザいって…
こんなにアメスポを追いかけているのにアメリカに行ったことがないのです
行ったこともない国の気候とか街の栄え具合を偉そうに語り合う姿はストレスの具現化です
仕方ないだろ、ウチは母子家庭で貧乏だったのだ
アメリカ旅行なんて夢のまた夢だ
それなのにアメリカかぶれの母親の元で生れ育ち、ドラマは海外で邦画より洋画、邦楽よりも洋楽の精神で家庭がグルグルしていました
そんな僕たちはアメリカのスポーツになくてはならない音楽を知っています
それこそが…HipHopです
と言うことで各スポーツとHipHopの関係性について書いていきたいと思います



【NFLとHipHopの関係性】

引用:nintendo.co.jp

まずはアメリカでの人気度、不動の1位であるNFL(アメフト)とHipHopの関係性について語っていこうと思います
一番最近の話題で言うと日本時間 2022年2月14日に行われた第56回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーにDr. Dre、Snoop Dogg、Mary J. Blige、Eminem、Kendrick Lamarが出演したのは記憶に新しいと思います

それぞれの往年の名曲をメドレー形式でライブしたこのパフォーマンスはヘッズなら興奮したはず
ですが、これはあくまでもハーフタイムショーにラッパーたちを呼んだまでの話
皆さんはDeion Sandersと言うアメフト選手をご存知でしょうか?

引用:nfl-32.com

この人は90年代に活躍したNFL選手なんですがMLB選手も長期間兼業したマルチアスリートで「ワールドシリーズとスーパーボウルの両方に出場した唯一の選手」と言うメチャクチャ珍しい方です それにしても凄い写真だな
筋肉を魅せたいのかジュエリーを自慢したいのか両方のスポーツでプロデビューしていることを主張したいのか どれかにして欲しいな
リリーフランキーの場合だったら片手におでん君、もう片方に万引き家族か
話を戻すとこの人は3つ目の顔もあります
それはラッパーです
今までで2枚のアルバムをリリースしています

80s感満載のアッパーなビートにノリノリでラップをするスタイルでスポーツ選手の割には質が高くて意外と聴けます
そして、NFL×HipHopと言えば1985年がキーワードになります
この年にアメリカ第2の都市シカゴでとあるナンバーが街を沸かせることになります
その名も「スーパーボウル・シャッフル」

この曲はシカゴ・ベアーズと言うチームのメンバーがレコーディングを行ったラップソング
リリックは「俺たちゃベアーズ、稲妻のように速く、機関車のように強い!このままスーパーまで駆け上がるぜ!皆、束になってかかって来い…」的な内容なんですけど…
実は彼ら、この段階ではスーパーボールへの出場は決まっていなかったと言うから驚き
決まってもねえのに歌詞にスーパーと言う単語を入れてガッツリラップしてしまった
でも、安心してください
この年のベアーズはメチャクチャ強くて宣言通り、スーパーボールを制しました 有言実行
ラッパーではないアメフト選手たちが歌ったスーパーボール・シャッフルはチームとして結果を残すとチャート上でも数字を叩き出しました
さらに87年のグラミー賞にRUN DMCと並んでノミネートされるヤバさっぷり 歴史的ですね
そして、最近のNFL×HipHopネタで言えばラッパー・Drakeの「Laugh Now Cry Later」と言う楽曲のMVにNFL選手のOdell Beckham Jr.とMarshawn Lynchがカメオ出演しました

撮影場所はあのナイキの本社
ちゃんとDrake、タックルされています
ちなみにGPPの一番嫌いなラッパーはDrakeですが、それの理由を書くと日が暮れるのでまた今度にします 次はNBAとHipHopについてです



【NBA×HipHopの関係性】

引用:oceans.tokyo.jp

これはね…この音楽ブログでは収まりきらない
もはや、NBAとHipHopは同義語ですね
今回紹介する3つのスポーツの中で最もHipHopとの関係性が深い競技になります
まず最初にこれを書いておきたい
ラッパーはバスケ選手に憧れ
バスケ選手はラッパーに憧れる

これは決して大袈裟ではない
NBA×HipHopの相互関係はそのレベルの熱さ

この曲なんかはNBAのスター選手がラップしています James HardenもStephen Curryも一流のNBAプレイヤーですが、ラップも上手いんです決してスポーツ選手の悪ノリではなくて、本格的
先に書いておくとHipHopを今まで以上に深く味わう為にアメスポをこれから嗜んでいきたい人はNBAから見始めることを強くオススメします
それぐらい関係値が段違いです
ここまでの関係になっている理由は幾つかありますがバスケがストリートで生まれたスポーツであったと言う点が大きいと思います
バスケでプロになるか、ラッパーでプロになるかの2択が黒人たちのアメリカンドリームだった時代がありましたからね
では、手始めにこの人を紹介していきましょう
その名もMaster Pです

引用:myhood.jp

ヘッズなら彼の曲を聴いたことがあると思います
ニューオリンズ出身のラッパーで20年以上のキャリアと数多くのヒットソングでHipHopに一世風靡を巻き起こした一世風靡セピア系男子
ソイヤソイヤソイヤソイヤ
アメリカ南部のサウスと言うサブジャンルの第一人者で彼無くしてサザン・ヒップホップは語れません ソイヤソイヤソイヤソイヤ
では、何故彼の名前を挙げたかと言いますと…
実はPちゃん、NBAのコートに立ったことがあります 先程のDeion Sandersとは逆パターンでラッパーがバスケに本格挑戦した形ですね
しかも、トロント・ラプターズと言うイースタンカンファレンスのチームに所属していた
あの○麻オジさんことスヌープも「彼はNBAのコーチをやった方がいい」と助言した程の腕前でバスケ×ラッパーと言えばPちゃんです
調べてみてください ちゃんとユニフォームを着ているMaster Pの写真が見れますから
様になってますよ と言うか凄い話ですよ
最近で言うとGPPが愛してやまないラッパー・J Coleもプロバスケットボール選手を目指して奮闘していましたね
元々ラッパーを目指す前にNBA選手を志していて非常に私生活もクリーンな男です
初期の頃はWeedを題材にしたリリックを書いていたりしましたが実際には使っていなかったらしく、バスケのテクニックも音楽界では一級品
NBAの舞台に立つことは叶いませんでしたが、アフリカのリーグで短期ではあるがプレイすることに成功しました どんだけバスケ好きなんだよ

あと、HipHopにはそもそもバスケのことをラップしたバスケLOVEな曲が存在しますね
これですね 聴いたことありますか?

Bow Wowの「Basketball」です
中には懐かしいと思う人もいるんじゃないかな
僕は別にこの曲に対して懐かしさは感じませんがHipHopとバスケが深く関わり合っていることが顕著に表れた曲だと思っています
ちなみにこれはカバーverです
原曲はオールドスクールを代表するラッパーの始祖とも呼び声高いKurtis Blowの「Basketball」
楽曲の内容は至ってシンプルです
They're playing basketball
We love that basketball
と言うHookを聴けば分かる通り「俺たちはバスケが大好きだ!」と歌っているナンバーです
これがHipHopの世界ではクラシックなわけですから他に言うことは特にありません
なんか書き忘れたことないかなぁ…と羽生名人の如く長考していたら大事なあの方が抜けていた
Jay-Zです 本名・Shawn Corey Carter

天下のHipHop Kingでありながらしてアメリカ音楽史において最も裕福なアーティストです
Izzo (H.O.V.A.)やEncoreなどヒット曲を連発
奥さんはご存知、ビヨンセ
経営者としても才能を発揮し「Roc-A-Fella Records」の設立や定額制音楽配信サービス「Tidal」をスタートさせるなど金の稼ぎ方なら誰よりも知っている覇者
残念なのは潰れた鼻だけ おっと失礼
んで、何故彼のことを書いたかと言いますと…
ラッパーでありながらしてNBAに対してビジネス面でめっちゃ首を突っ込んでるから
ごめん、言い方悪いね "貢献してるから"ですね
彼はブルックリン出身のラッパーということもあってかニューヨークが本拠地のブルックリン・ネッツと言うチームのオーナー権を持っていました(現在は放出しています)
2012年にはそのネッツの新ロゴのデザインまで担当する熱の入りっぷり

引用:newyork.keizai.biz

Jay-ZはNBAの試合を視聴していると良い席で観戦している姿を高確率で見かけます
NBAとは切っても切り離せない人ですね
そして、肝心なファッションアイテムを忘れておりました
スニーカー、バスケットシューズです
ラッパーは高確率でお気に入りのバスケットシューズを普段使いで履いたりしますよね
特にナイキが発売したエア・ジョーダンはコアなファンが世界中に存在します
残念ながら僕は足の形が合わないので履けませんがラッパーなら一度は手にしてみたい一足ではないでしょうか(ナイキって幅が狭くて細くない?)

引用:nike.com

とバスケ編はここまで キリがないので
次は僕の守備範囲 MLBだ



【MLBとHipHopの関係性】

引用:barks.jp

MLBとはメジャーリーグのことです
日本人にとっては一番馴染み深いアメリカのプロスポーツのリーグだと思います
昔は大リーグなんて呼んだりしていましたよね
今年はWBCで日本が優勝したこともあってMLBの名前を聞く機会も多かったんじゃないかな
そして現在、日本国民が連想するメジャーの選手と言えば大谷翔平様ですよね
スポーツを観ない人ですら名前は絶対聞いたことのあるスーパースターです

引用:sponichi.co.jp


投げたら160キロは当たり前
打てばHR王争いに食い込むこと間違いなし
足が速くて走塁の評価も高い
比較的、怪我の頻度が少ない丈夫な身体
明るいコミュ力と鍛え抜かれたメンタル
まさに漫画の世界 超人とはこのことですね
アメリカスポーツの話を書いているのに日本人選手を書かざるおえない2023年のMLBと言う世界が狂おしい
もはや彼が日本人であることを忘れてしまう
それぐらいの活躍ぶりです 生きる偉人だ
勿論、ダルビッシュを始め前田健太や菊池雄星と言った日本人投手陣も素晴らしいです
今年は吉田、千賀、藤浪の3人がメジャーに挑戦するのでますます面白くなっていきそう
そして、MLBとHipHopの関係性についてですが一番分かりやすい所から攻めましょう
「NEW ERA」は聞いたことありますか?

引用:neweracap.jp

このロゴ、観たことある人は多いはず
NEW ERAは世界規模のファッションブランドでMLB唯一の公式選手用キャップオフィシャルサプライヤーでもある
MLBの選手は皆んなこのNEW ERAのベースボールキャップを被って試合に出場しています
NEW ERAは野球関係なくオシャレの1つとして幅広い世代から人気のあるブランドです
我々、アメスポファンは街中でNEW ERAのキャップやチームのユニフォームを身につけている人を見かけると瞬時に「ただのオシャレで着てる or アメスポファン」のどちらかを判断してしまう悪い癖があります
僕と弟の統計上、日本国内には何のスポーツの何のチームの服なのか分からずにアメスポのアイテムを身に付けている人は沢山いると言う結果が出ています
その種族の一角を担っているのがラッパーです
(別にラッパーの中でもアメスポファンはいますけど、今となってはHipHopのファッションアイテムになっています)
ただ、海外の場合はNEW ERAのキャップを見ることでラッパーの出身地が分かったりします

引用:lmusic.tokyo

例えばこれはラッパーのNasがニューヨーク・メッツと言うMLBのチームのキャップを被っている写真なんですが彼はメッツが本拠地を構えるクイーンズ出身の人間なのでこのチョイスは頷けるわけですよ MLBの知識があるとこう言う見方が出来るので面白いです
では、ちょっと小話を書きましょう
皆さんはN.W.Aと言うHipHopグループをご存知でしょうか?

「知ってるに決まってんだろ!回転寿司の醤油の容器をペロペロするぞ!」
それだけは勘弁してください 失礼しました
彼らは1986年にカルフォルニア州・コンプトンで結成されたHipHopグループで今ではヘッドホンブランド・Beatsの創設でもお馴染みのDr. DreやB級映画に俳優として引っ張りだこのIce Cubeがメンバーだったことでも有名ですね
まあ「アナコンダ」がA級映画だと思うか否かはあなたの勝手ですけどね
彼らの自伝的映画「Straight Outta Compton」も大ヒットしましたよね
面白いのでまだ見てない方は是非
そんなN.W.Aですが彼らはカルフォルニアの民なのでNasの理論からいくとMLBで言えばロサンゼルス・ドジャースあたりのキャップを被っておいて欲しいのですが…
実は調べてみるとシカゴ・ホワイトソックスの帽子を被っている写真がチラホラ散見されます
これの理由がちょっと面白い

引用:vineclothingstore.com

別に彼らはシカゴと縁もゆかりもないんですけど、当時のN.W.Aと言えば警察からも危険視されていてとにかく悪い意味でも良い意味でも目立っていたんですね
なので鮮やかなブルーのLAキャップを被ってしまうとローカルのギャングに狙われてしまう可能性があったのです
そこで白黒のデザインで比較的地味なホワイトソックスの帽子を被るようになったのだ
これもMLB×HipHopのネタとしては抑えておくべきエピソードですね
他にはMLB関連のHipHopソングも聴いて欲しい
パッと思いつくのはKanye WestのBarry Bonds(featuring Lil Wayne)ですかね

あっ YeでBarry Bondsですね
本名を改名してYeがOKなら俺はWowとかにしようかな 人生メチャクチャになろうかな
この曲はGraduationと言うアルバムに収録されているナンバーでして…
このBarry Bondsとは誰なのか
Barry BondsはMLB歴代1位記録となる通算762本塁打、シーズン73本塁打など…そのキャリアを通じて数々の記録を残し、史上最も偉大な野球選手の一人とされている伝説のメジャーリーガーです ただ…彼はスキャンダラスな男でもあって、全盛期に薬物疑惑でアメリカを騒がせました
彼は急激にマッチョになっていたこともあり、MLBファンも「こんなデカなんのはステロイドのせいやろ!じゃあ、このエグいホームランの数もドーピングのおかげやないんか!」と物議を醸した過去があります
なので、凄い記録を持っていながらして偉大な選手の定番となっている野球殿堂入りは出来ていない状態です
そんな彼の波瀾万丈な人生にYeは自分のラッパー史を重ね合わせているわけです
Mountain 「Long Red」ネタを使ったビートに「コンニチハ」と日本語が聞けるのは面白いんですが歌詞の内容はグサッときます

Life of a Don, lights keep glowin'
Comin' in the club wit' that fresh shit on
Wit' somethin' crazy on my arm, uh-huh-hum
And here's another hit, Barry Bonds
出典:genius

「Don」はマフィアの世界でよく聞くあのドン
彼はHipHopの世界でドンと呼ばれる位置に達したわけだがBarry BondsもMLBではドンと呼ぶべき存在
しかし、嫌われ者のドンだったBonds
そんな彼と批判を受けながら音楽活動をする自分をカニエは照らし合わせてしまうのです
メチャクチャ深いリリックなので是非、聴いてみてください
と言うことでアメスポとHipHopの関係性についてはここまで
ここからは各アメスポが題材となっているHipHopの名曲を幾つか紹介してこうと思います
アメリカスポーツの成績が万年1か2のビリギャルは読んだ方が良いと思います
では、無料派の方はここらへんでサラバ


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