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仕事の心がけ@アナウンサー→新米塾講師


学習塾で働き始めて初めての春を迎えようとしている

高校・大学入試。そして、合格発表
全員が笑って春を迎えられるのが一番だが
それぞれ悔いがないように終わってほしいと思っている
私の反省を子供達に伝えることで
より良い人生にしてもらいたいと思いながら働いている


さて、まず私の前職時代の心がけを
整理していきたいと思う

仕事を好きでい続ける




小さい頃から野球が好きだった
プロ野球選手の夢は、中学で諦めたけれど
野球中継、テレビが大好きな少年時代だった
初売りでテレビを買うために並んだこともあったし
野球を好きになったのも父との共通の話題だったから

自分の好きは大学時代まで変わらず
そのままテレビ局に入社
失敗や挫折は絶え間なくあったけど
環境と仲間に
とても恵まれた10年間だった


大好きなプロ野球の中継に携わり
休みも返上して、球場に足を運んだ
好きな仕事はエネルギーが枯れるどころか
むしろ湧き出てくる感覚さえあった
入社4年目から勤めたニュースキャスターもやりがいに溢れていた

でもある時、ふとした出来事から

この仕事、自分じゃなくてもいいんじゃないか

そう思うようになった
好きだけでは何とも壊せない壁に
ぶつかった瞬間だった

その時、テレビでやっていたのが
「下町ロケット」や「ノーサイド・ゲーム」
中小企業発の最先端部品開発に、
弱小ラグビーチームの下剋上
見ていて興奮し、泣けてきた

思い出したのは楽天イーグルスの日本一の瞬間
球団職員が涙で抱き合っていた姿は今でも忘れない
誰かと喜びを共有できる仕事をしよう
それから、すぐに白封筒を用意した


そして、いま
中高生と向き合いながら
春に喜び合える瞬間を待つ

好きな仕事を辞めて
これからは他者と関わり続けると決めた
今までは内向きだったものを
ベクトルを外向きに変えてはたらこうと思う

今月からオンラインで知人を招いてのキャリアセミナーを始めた
この春からは大学生向けの就職活動対策の講座もスタートさせる
中学生が社会人になるまでサポートする仕組みを作っていきたい
人口が減りゆく地域でやることは大いにある

自分じゃなきゃいけないでしょ


そう勘違いできるまでになりたい
教え子ととことん向き合い、時には勝負し
そして、結果を出して
最後に笑い合えたらと思っている

地域の子供達のために働くことで自分の存在を証明する
その心がけで新たな春を迎える


#仕事の心がけ

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