中国拳法は格闘技の学問なのか?実戦で使えない疑問を探求してみる
中国拳法の技術体系は、複雑で、かなり豊富です。
人体を効率よく破壊することに目的がおかれており、様々な流派が存在します。
しかも、気の原理を、ことこまかに解説しており、研究度の深さを感じさせました。
まさに、中国拳法は、格闘技の学問だといえるでしょう。
ちょうど、勉強ばかりしてきた人にとっては、知的好奇心をくすぐられるのかもしれません。
しかし、そういう人達は、ボクシングで言う、スパーリングを、なかなかしません。
これは、実戦で戦う武術である以上、避けられないことなのです。
この拳法を、ケンカで使えるレベルに極めていくことが、重要になってくるのです。
しかし、現代では、暴行や傷害を引き起こせば、簡単に逮捕されます。
それほど、現代社会では、暴力が、タブーなのです。
ですから、正当防衛できる状況を作ったり、逃げるのが最適なのです。
こう聞くと、武術なんて意味がないという意見もあるでしょう。
ところが、中国拳法を学習することで、自分に、自信が生まれてくるのです。
これは、強くなることで、言葉の暴力にも、耐性がつくきっかけになります。
現実問題、私は、高校時代、様々な中国拳法の流派を学びました。
こうして、研究していくと、ボクシングやフルコンタクト空手のように、実戦的な型は、少ない傾向にあります。
そんな中で、何度も、イメージトレーニングをして、暴行のトラブルにあったときのシミュレーションをたてることが重要です。
特に、現代では、殺傷目的で、刃物を使う人が多いです。
そんな対武器術においても、中国拳法は、役に立っていきます。
ぜひ、奥の深い中国拳法の世界を、体験してみてください。
私の護身術記事においても、中国拳法のエッセンスが、たくさん含まれています。
中国拳法は、多くの流派があり、全く別物の戦い方があります。
例えば、一撃必殺を目指す八極拳や、昆虫の戦い方をまねた蟷螂拳が有名です。
それらは、一見すると、型の学習する側面が強く、なかなか、実戦的でないと思われがちです。
しかし、中国にて、実際に、組手は行われており、技の動きは、すばやいといえます。
結局は、中国拳法も、格闘技の一種です。
さらに、反射神経や気の流れを読むことは重要ですし、基礎体力も、必要になってきます。
あの少林拳であっても、過酷な体力訓練があったりします。
このように、武術を志す者は、地道な鍛錬が重要なのです。
つい、高級技ばかりに目がいき、信仰してしまう人もいますが、それでは、実戦には使えません。
護身術の記事は、思いつきしだい、できる限りアップしていきます!