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【note】シュレッダーで安心!個人情報を守るために知っておきたい家庭用シュレッダーの種類と選び方

 インターネットやスマホの普及で、書類の電子化が進んでいますが、家に届く書類はまだまだ多いですよね。
 銀行や保険会社からの通知、学校や病院からの連絡、税金や年金の書類など、個人情報が載っている書類はそのまま捨てられません。

 もし、不用意に捨ててしまったら、個人情報が悪用されたり、詐欺や盗難の被害に遭ったりする可能性があります。

 そんなときに便利なのが、シュレッダーです。シュレッダーを使えば、書類を細かく裁断して処分できるので、個人情報を安全に保護できます。

 この記事では、家庭で使えるシュレッダーの種類と選び方についてご紹介します。シュレッダーの種類は、電動タイプと手動タイプ、カット方式によって異なります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較して、自分にぴったりのシュレッダーを見つけましょう!


シュレッダーの種類

 シュレッダーの種類には、電動タイプと手動タイプがあります。


電動タイプ

 電動タイプは、モーターで自動的に細断できるので、細断能力が高く、複数枚の書類をまとめて処理できるものもあります。

⚪︎メリット

細断能力が高い:
 電動タイプは、手動タイプよりも細断能力が高く、一度に細断できる枚数や細断速度が速いものが多いです。細断能力が高いと、書類の処分にかかる時間が短くなり、効率的に作業できます。

細断方法が豊富:
 電動タイプは、カット方式によって細断方法が豊富です。ストレートカット、クロスカット、マイクロクロスカットなどのカット方式があり、細断サイズやセキュリティ性に応じて選べます。また、CDやカードなどのプラスチック製品も細断できるものもあります。

⚫︎デメリット

電源が必要:
 電動タイプは、電源が必要なので、コンセントの近くでしか使えません。また、停電のときには使えません。

動作音が大きい:
 電動タイプは、モーターの音や紙の切れる音が大きいので、周囲に迷惑をかける可能性があります。特に、夜間や静かな場所で使うときには注意が必要です。

価格が高い:
 電動タイプは、手動タイプよりも価格が高いので、予算に合わせて選ぶ必要があります。また、故障やメンテナンスの際には、修理費用や交換部品の費用もかかります。


手動タイプ

 手動タイプは、ハンドルを回して細断するので、電源が不要で場所を選ばずに使えます。また、動作音が静かで、低価格なものが多いです。

⚪︎メリット

電源が不要:
 手動タイプは、電源が不要なので、どこでも使えます。停電のときや、コンセントのない場所でも問題ありません。

動作音が静か:
 手動タイプは、ハンドルを回すだけなので、動作音が静かです。周囲に気兼ねせずに使えます。

価格が安い:
 手動タイプは、電動タイプよりも価格が安いので、コストパフォーマンスが高いです。故障やメンテナンスの心配も少ないです。

⚫︎デメリット

細断能力が低い:
 手動タイプは、電動タイプよりも細断能力が低く、一度に細断できる枚数や細断速度が遅いものが多いです。細断能力が低いと、書類の処分にかかる時間が長くなり、作業効率が低下します。

細断方法が限られる:
 手動タイプは、カット方式によって細断方法が限られます。ストレートカットやクロスカットが主流で、マイクロクロスカットなどの細かいカット方式はほとんどありません。また、CDやカードなどのプラスチック製品は細断できないものが多いです。


シュレッダーのカット方式

 カット方式には、縦方向にのみ細断するストレートカット、縦方向と横方向に細断するクロスカット、さらに細かく細断するマイクロクロスカットなどがあります。
 カット方式によって、細断された書類の形状や大きさが異なります。細断サイズが小さいほど、個人情報の漏洩や復元のリスクが低くなります。逆に、細断サイズが大きいほど、個人情報の漏洩や復元のリスクが高くなります。

ストレートカット

 細断サイズが約5mm×A4の長さの長方形になります。ストレートカットは、細断能力が高く、細断速度が速いのがメリットです。しかし、細断サイズが大きく、セキュリティ性が低いのがデメリットです。ストレートカットで細断された書類は、テープや糊などで簡単に復元できる可能性があります。ストレートカットは、個人情報が載っていない書類や、あまり重要でない書類の処分に向いています。

クロスカット

 細断サイズが約4mm×40mmの小さな長方形になります。クロスカットは、細断サイズが小さく、セキュリティ性が高いのがメリットです。しかし、細断能力が低く、細断速度が遅いのがデメリットです。クロスカットで細断された書類は、復元するのが困難ですが、不可能ではありません。クロスカットは、個人情報が載っている書類や、重要な書類の処分に向いています。

マイクロクロスカット

 細断サイズが約2mm×15mmの極小の長方形になります。マイクロクロスカットは、細断サイズが非常に小さく、セキュリティ性が最高なのがメリットです。しかし、細断能力が非常に低く、細断速度が非常に遅いのがデメリットです。マイクロクロスカットで細断された書類は、復元するのがほぼ不可能です。マイクロクロスカットは、個人情報が載っている書類や、非常に重要な書類の処分に向いています。


シュレッダーの選び方

 シュレッダーの種類とカット方式によって、細断サイズやセキュリティ性が変わります。自分のニーズに合わせて、最適なシュレッダーを選ぶことが大切です。

  1. シュレッダーの種類

  2. カット方式

  3. 連続使用時間

  4. 本体のサイズ

① 電動タイプは細断能力が高く、細断方法が豊富で、一度にまとめて細断できる枚数が多いですが、電源が必要で動作音が大きいです。手動タイプは電源が不要で静かですが、細断能力が低く、細断方法が限られます。

② カット方式によって、細断された書類の形状や大きさが異なります。細断サイズが小さいほど、個人情報の漏洩や復元のリスクが低くなります。重要な書類を処分する場合は、クロスカット以上のカット方式がおすすめです。

③ 連続使用時間が長いほど、まとまった時間で一気に処理できます。しかし、連続使用時間が長いほど、価格が高くなる傾向があります。自分のニーズに合わせて、連続使用時間を選びましょう。

④ 設置場所や使う場所に最適なサイズの機種を選びましょう。また、本体のサイズと関連して、ゴミ箱の容量も重要です。ゴミ箱の容量が大きいほど、ゴミ捨ての回数が減りますが、本体のサイズも大きくなります。

 これらを踏まえて、細断能力や細断枚数、細断速度、動作音、価格など、自分のニーズに合わせてシュレッダーを選ぶことが大切です。


 シュレッダーを使うことで、書類の処分が楽になり、個人情報も安心して保護できます。今回紹介したシュレッダーの種類や選び方を参考にして、自分にぴったりのシュレッダーをぜひ見つけてほしいです。

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