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フードテック・食の最新トレンド

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フードテックや食に関する情報まとめ。業界に携わる方向けの専門マガジンです。
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324万トンの事業系食品ロス、解決の糸口は

324万トンの事業系食品ロス、解決の糸口は

生活者の手に届く前に廃棄される食品たちーー事業系食品ロスの発生量は最新だと324万トンにのぼり、食品ロス全体の54%を占めます。

業界の外にいるとブラックボックスのように全体像が見えにくいこの事業系食品ロスの問題について理解を深めたく、私が担当するFoodClipで各方面に取材して特集化しました。今回は一部ハイライトでご紹介していきたいと思います。

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🥕「びっくりドンキー」では2

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フードテック革命 ―世界700兆円の新産業「食」の進化と再定義―【ONE JAPAN CONFERENCE 2020レポート:VALUE⑤】

フードテック革命 ―世界700兆円の新産業「食」の進化と再定義―【ONE JAPAN CONFERENCE 2020レポート:VALUE⑤】

2025年までに世界700兆円に達すると言われる超巨大市場「フードテック」。私たちの食体験はどう変わり、どんなビジネスチャンスが生まれているのか。日本のフードテックにおける4人のトップランナーに、日本の現状とグローバルの変化、より良い食の近未来について話していただいた。

【登壇者】
■グローバル・ブレイン パートナー 木塚健太さん
■ニチレイ 経営企画部 事業開発グループ 関屋英理子さん
■CA

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ライトに使えるプロフェッショナル参謀サブスク「カベウチ」サービス開始しました!

ライトに使えるプロフェッショナル参謀サブスク「カベウチ」サービス開始しました!

HItoHI ひとひ WORKS!

こんにちは。カベンジャーズのつづくです。

株式会社HItoHI(ひとひ)の新しいサービスを開始しました。ライトな壁打ちサービスです。企画や事業に悩んだときの壁打ちをオンラインでお手伝いします。悩んでいる時は、気軽にお申し込みください。

自分で言うのもアレなのですが、企画力には定評がありますw
困って悩んでいる方の役に少しでも立てたら嬉しく思っています。

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美味しくて健康的!? 【唯一の国内製造】岩手のなかほら牧場グラスフェッドバターをご紹介

美味しくて健康的!? 【唯一の国内製造】岩手のなかほら牧場グラスフェッドバターをご紹介

皆さんは、グラスフェッドバターという名前を聞いたことはありますか?
名前は知っていても、通常のバターと何が違うのか なぜわざわざグラスフェッドを選ぶ人がいるのか、そんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

今回は、グラスフェッドバターとはどういった物なのか そして、一般的なバターと比べて何が良いのか等ひとつひとつ説明していきますね。

【成城石井】や【カルディ】で良く見かけるグラスフェッド

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方法論をシェアしたい思いで、2015年9月に「飲食店は外販で稼ごう!」を出版した。

方法論をシェアしたい思いで、2015年9月に「飲食店は外販で稼ごう!」を出版した。

2010年9月15日に店をオープンし、損益分岐点を越えたけど疲労が祟って顔面神経麻痺(ベル麻痺)になり2ヶ月後に休業した。私は1983年4月から飲食店の企画デザイン事務所をやっているので、ベル麻痺になって店は休業したが、幸運にもデザインの仕事はあった。

1つが動かなくてももう1つが動けば何とかなる。ただ、この先にどうなるか何てわからないから、動かないモノ(休業中の店内営業)の代わりに動くモノ、常

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調理ロボットのTechMagicが、シリーズBにて15億円の資金調達を実施

調理ロボットのTechMagicが、シリーズBにて15億円の資金調達を実施

資金調達情報
調達額:15億円(累積調達額約23億円)

ラウンド:シリーズB

募集方式:-

調達先:ジャフコ グループ
SBIインベストメント
JA三井リース
日清食品ホールディングス
DEEPCORE
ダイニングイノベーション創業者西山知義氏

調達年月:2021年8月

企業情報
企業名:TechMagic株式会社

住所:東京都江東区青海2‐5‐10 テレコムセンタービル西棟13階

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”アメリカ食サイト「Eater」推薦本”からみる、これからの料理本

”アメリカ食サイト「Eater」推薦本”からみる、これからの料理本

アメリカの食トレンド情報サイト「Eater」が、2021年春のおすすめ料理本を17冊を紹介していて、その内容の一部をFoodClipで稲垣陽子さんに翻訳していただいた。原文はこちら(Eater / The 17 Best Cookbooks of Spring 2021)

FoodClipでは特に気になる3冊を詳しく紹介し、こちらもぜひ読んでいただきたいんだけど、他の料理本タイトルも実に面白い。

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2021年は「フードテック元年」になるか?【日経COMEMOテーマ企画 #新レストラン考_遅刻組】

2021年は「フードテック元年」になるか?【日経COMEMOテーマ企画 #新レストラン考_遅刻組】

既存産業×テクノロジーが新産業を生むDX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉を聞かない日がないほど、近年、ありとあらゆる分野でのテクノロジーの活用が進んでいる。アナログではないと無理だと考えられてきた分野ほど、DXによって大改革が起きている。その最たるものの1つが、「食」に関する産業だ。

「美味しい料理」と「素晴らしい接客サービス」は、職人的な勘と経験がものをいう世界だった。しかし、

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フードテックにGAFAが出現 日本が生き残るための3つの方法

フードテックにGAFAが出現 日本が生き残るための3つの方法

⓪はじめに皆さんは、「フードテック」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。

フードテックとは、食の課題を解決したり、新たな価値を創造することを目的に、食品の生産、流通、加工、販売などを改善するためのテクノロジー、またそれを活用したビジネスやサービスを広く指します。
中でも、植物性の代替肉など「代替タンパク質」はよくメディアでも取り上げられているので、馴染みのある方も多いかと思います。

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開催報告:食料システムを変えるテクノロジー・フードテック編

開催報告:食料システムを変えるテクノロジー・フードテック編

代替タンパク質や3Dフードプリンターなどの食分野の新技術「フードテック」は、持続可能性、多様な消費者ニーズへの対応、宇宙開発など多様な観点から注目を集めています。一方で、その社会実装を進めるためには、より広範な人々に理解して受け入れてもらうこと等に課題があります。

農林水産省では、グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット(GTGS)フォローアップイベントとしてオンラインシンポジウム「食料シ

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フードテックについて学習したことまとめ

フードテックについて学習したことまとめ

noteサークルのFooderlessで「『食』のこれから~フードテックについて~」の勉強会に参加したので気になるワードを忘れないように備忘録として残します。

▼私が所属するnoteサークル Fooderless

この勉強会に参加した私はフードテックという言葉をなんとなく知っていたが、具体的にどういうことを指すのか分かっていない。私が運営する管理栄養士・栄養士限定のコミュニティ爽健茶室でも「フ

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