御鈴
「魔法少女シトラス」以外の御鈴の一次創作小説です。
御鈴の一次創作「魔法少女シトラス」の小説です。pixivに掲載したお話の後日談や、単発のお話がメインです。
小説でもキャラ紹介でもない記事です。更新のお知らせや、雑談などの日記もこちらに含まれます。
御鈴の創作したオリジナルキャラクターを紹介する記事です。
このツイートから早２カ月(マジで今日で丁度２カ月でびっくりした)。 ようやくお見せ出来る形になりましたので公開させていただきます。 当時反応くださった皆様、本当にありがとうございます。 続きは未定ですが、思いついたときに更新するかもしれません。 ──── 大理石で出来た床はそこかしこにひびが入り、高い天井を支える柱はところどころ傷がついている。部屋全体を包み込む冷たい空気は激しい剣戟の音を反響させ、空間を静かに震わせていた。 ここは魔王城─玉座の間。 本来であれば厳
二月一四日。 赤とピンクで彩られたハートやリボンのデコレーションが街を埋め尽くし、ほんのりとチョコレートの香りが漂う日。意中の相手に想いを伝える愛の祭典・バレンタインデー。 そんな甘くロマンチックな日の空気とは裏腹に、シトラスの心は重く沈んでいた。 「はぁ………」 帰宅するなり、私服に着替えもせずにベッドの上に倒れ込む。スカートが皺になるだとか、ブレザーをきちんとハンガーにかけないと明日の朝に困るとか、頭の隅では分かっていても行動に移す気力が湧いてこない。咎め
こんにちは、御鈴です。 2023年ももう残り僅かということで、恐らく今年最後のnote更新になるかなと思います。 今年はハーメルンさんで長編連載を開始したり、新しい魔法少女キャラを誕生させることが出来たり、skeb依頼で作品を描いていただいたりと、貴重な体験をたくさんさせていただけた一年でございました。 ちょっと私生活では精神が不安定な状態が続いていたため、時々Twitterでの発言が怪しくなってしまう等、交流のある皆様には大変ご心配をおかけしました。 メンタル面自体
こんにちは。うちの子紹介のお時間でございます。 今回紹介するのは、先日更新しましたハーメルン版「魔法少女シトラス the series」にて登場しました、シトラスとキルシェの先輩にあたる魔法少女・ロゼです pixiv版時代には存在しなかったキャラクターで、「魔法少女シトラス」という作品を長期的に続けていく上で先輩ポジションのキャラクターも欲しいな～となり、考えたキャラクターでございます。 お陰さまで反応も上々で、途中参戦のキャラクターながら読者のみなさまに受け入れていただ
こんにちは、御鈴です。 久々のnote更新になってしまいましたが、その間にも色々記事にしたいことがございました。その中でも今回はこちらのお話をさせていただこうかと思います。 なんとですね、skeb依頼にてX(旧Twitter)でお世話になっているもにゃさん(@sweetsw43)にうちの子のSSを書いていただきました!!!! ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾊﾟﾌﾊﾟﾌ📯🥁 もにゃさんはTRPG「ダブルクロスThe3rdEdition」でご自身が使用しているPC(※TRPG内でプレイヤーの
こんにちは、御鈴です。 この度pixiv FANBOXにて有料支援者様限定で公開していた有償小説を、全て無料公開に変更致しましたのでお知らせ致します。 今後はどなたでもご覧いただくことができますが、これまで通り年齢制限のある記事につきましては未成年の方の閲覧を固く禁じますのでご了承ください。 今回無料公開になった記事は以下の通りになります。 ・愛される努力 ・お正月バニバニ大作戦！！姫始め編🔞 ・敵陣営の科学者敗北BADルート編 もし宵闇ちゃんが助けに来なかったら
こんにちは。うちの子紹介のお時間でございます。 今回紹介するのは、トルバランの部下であり、キルシェと付かず離れずな元敵幹部の青年シュバルツェです！ 現行のレギュラーメンバーの中ではキルシェとほぼ同時に生まれたキャラクターなのですが…作者から見たところ、かなり読者の方から愛されているキャラクターです(主にキルシェとセットで)。 真面目で振り回され体質なところや不器用ながらもキルシェを思いやるところなどが皆さまの琴線に触れたのかな～など。 ちなみにこの子もまだキャラデザ絵が
こんにちは、御鈴です。 7月1日よりハーメルン様にて、「魔法少女シトラス the series」の連載を開始しました！ https://syosetu.org/novel/319773/ 以前からシトラスを続き物にしたい、長編にしたい、という話はTwitterなどでさせていただいていたのですが、具体的な構成とアイデアが出てきたのでようやく着手したという感じです。 続き物であるということと、pixivに今まで上げていたシトラスシリーズとの区別化のため、ハーメルン版の方は「
「シトラス、どうかしました？」 突然黙り込んだシトラスに心配になったのか、トルバランが顔を覗き込んでくる。その瞳はいつもと変わらないように見えたが、それでも違和感が消えなかった。 「トルバラン、だよね……？」 恐る恐る尋ねてみると、彼は一瞬目を丸くした後、困ったように苦笑した。 「どうしたんですか？当たり前じゃないですか」 そう言って頭を撫でられたが、シトラスはますます不安になってきた。 「違うの、そうじゃなくて……」 どう説明すればいいのだろう。不安な気持ちは
まず初めに ・このお話のIFルートになります。後編のある展開の部分で分岐しており、その事象が起きなかった場合の末路を書いたものです。 ・↑の性質上、普通にバッドエンドです。話のメインはエロなのであまり悲壮感が出ないようにはしましたが、それでも不安に感じる方は閲覧をお控えください。 上記をご覧いただき、問題ないと判断された方はどうぞ、あり得たかもしれないもうひとつの結末をお楽しみくださいませ。 「や、やだ……ッ、いやぁあああぁああああぁ───っ！！！！！！」 今までで一
⚠️この記事にはR18要素を含みます。未成年の方の閲覧はお控えください。 https://note.com/goringorigorigo/n/nead4a7290d3b ←こちらのお話の後のシトラスとトルバランのお話です。終始二人がイチャコラしているだけですが、それでもOKな方はどうぞ！ ↓↓↓ ────────────────── 体を重ねること自体は何も初めてではないし、嫌いなわけでもない。ただ気に食わない事があるとしたら、ここに至るまでの経緯が些か強引過ぎたこ
🐇初めに🐇 今回の文は、 ↑こちらのお竹さん(@taketi)の描かれたバニーガール魔装のシトラスから着想を得て書いたSSになります！ 正月にいつも通り変身したら何故か魔装がバニーガールになってしまった……！？という年齢制限無しのドタバタ文です。ピンチもいつもより軽めで、全体的にギャグタッチなので、軽ーい気持ちで読んでいただけたら幸いです。 お竹さん、素晴らしいバニーシトラスをありがとうございました。おかげさまで一本お話が出来ましたバニ(語尾) それでは、こちらからど
(馬鹿なのかコイツは！？) 少し離れた地点から隠れてキルシェの様子を伺っていたシュバルツェは、彼女の予想外の行動に頭を抱えていた。まさか自分を探すために魔法少女に変身するとは予想していなかったのだ。 (まずい、一刻も早くここを離れなくては) 変身前の状態でも高い魔法適性を持つキルシェは、当然魔法少女に変身すればあらゆる能力が人の身である時以上に跳ね上がる。 そしてその能力をブーストするように、彼女は運動神経も非常に優れている。 つまり、この手の追いかけっこにおいてはキ
昨夜のことを振り返る。 確かにこの数日間、提出しなければいけない研究論文の執筆や黒き明日(ディマイン・ノワール)の動向調査、駆除した魔獣のデータ整理などに追われていて、ろくに睡眠時間を取れていなかったことは事実だ。 しかしそれでも、いくら何でも。 (薬屋の息子が魔法薬を誤飲するとか、最早ギャグだろう……！！) ここ数日の多忙が祟ったのか、はたまた気温差の激しい気候が続いたせいなのか、きりきりとした頭痛に襲われたシュバルツェは、薬品を収納している棚から鎮痛作用のある魔法
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16878264 ←この話の直後の時系列のお話。 初期段階で設定が今ほど固まってない頃に書いたお話の後日談なので、一部現行の設定に変更している部分があります。ご了承ください。 ─────────────── 「よくお似合いですよ」 鏡の中に映った自分の姿が何だか自分ではないような気がして、シトラスは二、三度瞬きを繰り返す。 トルバランが用意してくれたパフスリーブのワンピースは、ミントグリー
え、記事作ってたんですか？！ ええ、作っていたんですよ。公開するタイミングを見失っただけで… 今回紹介するのはシトラスの運命の人であり、元敵幹部の魔族トルバランです！ シトラスとは彼女の前世から続く永い縁があり、それ故クソデカ感情を向けるトルバラン氏。クセが強いのでは…？と最初は受け入れられるか心配だったのですが、なんやかんやで読んでくださっている方からは好評いただいているようで安心しています。 今回はまだキャラデザ絵が存在しないキャラクターのため、私が普段使用している
