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鍼灸師・柔道整復師 関西鍼灸短期大学(関西医療大学)卒業 病院勤務や整骨院の雇われ院…

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鍼灸師・柔道整復師 関西鍼灸短期大学(関西医療大学)卒業 病院勤務や整骨院の雇われ院長、夜間専門出張型鍼灸院、鍼灸整骨院開業を経験した後、老人介護施設に機能訓練指導員として勤務している。

最近の記事

嫌な事に気がついてしまった

おはようございます。 事故られました。 もらい事故です。 赤信号で停止中、どかーんという音と衝撃。 何事か!?戸惑い後ろを振り向くとクッキリと見える白い軽箱。 あれ?エブリイジョインターボは後のウインドウは純正でスモークのはず。 え?ナニ? あ!事故?事故なの!? あ、寒い。窓が無くなったから外の空気が入ってくる。寒い。 えーっと、とりあえず私に怪我はなさそう、(時間が経ったらどうなるか知らんが)相手は? うん。やっちゃったー!って顔しながら降りて来た。そうだねやっちゃった

    • 死刑判決の再審裁判の傍聴券配布に並んでみた

      まいど、ごりです。 令和5年10月27日金曜日 抜けるような晴天の中 午前8時30分 僕は大道芸ワールドカップの準備が進む駿府城公園の中を歩いていた。 空にはヘリが4機、渦を巻くように翔んでいる。 僕の目的地は静岡地方裁判所 事件名 住居侵入、強盗殺人、現住建造物等放火(再審)被告事件 平成20年(た)第1号 通称袴田事件の再審公判の傍聴券を求めてやってきた。 傍聴券の交付に並ぶのは初めてで50歳前のおじさんがドキドキしている。 初めてが一度死刑判決の出た裁判の再審な

      • 裁判の傍聴に行ってきた話2-1

         初めての裁判傍聴は衝撃の連続だった。この感覚を誰かに伝えたい。そう思った僕はnoteに記事を投稿し始めた。傍聴欲を30年弱温め続けたその反動が来たのだろうか。今後は今ほどのペースで傍聴出来ないだろうなあと思いながら、細々と続けられる趣味になったらと思っている。  さて、人生2回目の傍聴は詐欺・商標法違反の裁判から始まった。法廷に入室すると、きちんとスーツを着た男性が被告側に座っていた。前回の最後にひどいものを見たので、今回はドキドキしながらの傍聴だったのだが、少しホッとし

        • 裁判の傍聴に行ってきた話(5)

          民事裁判の持つヒトの毒に当てられたまま、僕は法廷を移動して202法廷で行われる裁判を傍聴する事にした。 罪状は窃盗、いわゆる万引きだ。 被告は若い男性、黒のTシャツ黒のハーフパンツと言う出立だ。傍聴席には被告の知り合いだろうか、こちらも若い男性が一人座っていた。どちらの男性もB系ファッション。僕も、個人を見た目や服装で判断してはいけないことは、あらためて分かっているつもりなのだがまさか被告のTシャツの背中にイラストでLSDやマリファナ、マジックマッシュルームや覚醒剤、MDM

        嫌な事に気がついてしまった

          裁判の傍聴に行ってきた話(4)

          虚無への判決を傍聴した僕は続けて行われる民事裁判の開始を待つ事にした。しかし、法廷には誰も居なくなったので僕も一度2階のロビーに戻った。すると、待機室と書かれた部屋から笑い声が聞こえてきた。なぜか少しホッとした。裁判所の中は外界とは違う雰囲気なのを改めて感じた。そりゃそうだ、法廷内は私語、飲食、居眠りなどが禁止されている厳粛な場所なのだ。人生のマルかバツかが決まる場所なのだから緊張感もある。だからこそ笑い声が聞こえてきてホッとしたし、疑問も感じた。誰が笑ってるんだろう? 僕は

          裁判の傍聴に行ってきた話(4)

          裁判の傍聴に行ってきた話(3)

          駿府城公園でおにぎりをパクつき、簡単な昼食を済ませ午後の裁判を待つ間に午前の裁判で気になった裁判官のことを少しググってみた。 谷田部峻裁判官 高校生の時に体育の授業で脊髄損傷で四肢麻痺、車椅子生活となる。高校生までは野球に取り組み中央大学法学部に進学し司法試験に合格、裁判官となり東京、神戸、岡山、静岡に赴任。最近だと露天風呂盗撮グループのリーダーに実刑判決を下している。 そういえば、テレビで見た事がある顔だった。印象に残る顔、そのイケメン裁判官だ。今日の1件目の裁判で自閉症

          裁判の傍聴に行ってきた話(3)

          裁判の傍聴に行ってきた話(2)

          9月1日、202法廷では3件の裁判が開かれることになっていた。1件目は自閉症の男性の傷害事件だった。1件目の被告人に腰縄と手錠が掛けられると周囲に刑務官達が付き添い勾留中の被告人が出入りするためのドアから出ていった。被告人の母親らしき女性は扉が閉まってもなお被告人の彼の背中を見つめているようだった。 2件目の被告人もきっとその扉から入ってくるのだろうと思い、僕はそちらを見ていた。その頃、僕の左側の座席に座っていた弁護士らしきスーツの男性が書類の入った鞄を持ち弁護士の座席に着

          裁判の傍聴に行ってきた話(2)

          裁判の傍聴に行ってきた話(1)

          2023年9月1日金曜日 静岡地方裁判所に傍聴に行ってきた。 朝8時30分に裁判所の窓口はオープンする。 ネットで調べる限りはそのようだったので、8時30分を少し過ぎてから総務課広報に電話をかけてみた。 「静岡地方裁判所広報です。」女性の声が聞こえてきた。その後ろでは男性職員の声も聞こえる。どうやら朝一番から電話が結構掛かってきているらしい。 初めての経験なので少しドキドキしながら「今日傍聴出来る裁判有りますか?」と聞いてみた。 「少々お待ちください。」と保留音が流れる。問

          裁判の傍聴に行ってきた話(1)