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自己中心的について②〜私たちは世界の中心ではない〜

私たちはみな
『ここにいてもいいのだ』
という所属感を求めている。



But.アドラー心理学では、
所属感とは、ただそこにいるだけで
得られるものではなく、

共同体に対して自らが積極的に
コミットすることによって
得られるもの

だと考える。

積極的にコミットするとは、

『人生のタスク』に立ち向かうこと。

つまり〝仕事、交友、愛〟という
対人関係のタスクを回避することなく、

自ら足を踏み出していく。


自分にしか関心を持たない人は、
自分が世界の中心にいると考えてしまう。
こうした人たちにとっての他者とは、
『私のために何かをしてくれる人』
でしかない。


But.私たちは共同体の一部であって、
世界の中心にいるわけではない。

『この人は私に何を与えてくれるのか』
ではなく、
『私はこの人に何を与えられるのか』
を考え、

自分の足でたち、自分の足で
対人関係のタスクに
踏み出さなければならない。


所属感とは、
生まれながらに与えられるものではなく、
自らの手で獲得していくものである。

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