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吹奏楽・管弦楽の定期演奏会で聴きたいお気に入り曲

5月に入り、GW真っ只中。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ぐっでぃテレビのモーリーです。今回も音楽を聴きながらnoteを綴る、音楽noteを楽しんでいきたいと思います。皆さんもラジオ感覚でのんびりとお付き合いいただけました幸いです。

風薫るこの時期といえば、定期演奏会の季節。仕事柄、春の心地よい時期になるとよく吹奏楽や管弦楽団のコンサート映像を撮影しにお伺いします。音楽好きの私にとって演奏会撮影は映像制作のお仕事中でも好きなお仕事の一つ。気が付くとつい体をスイングさせながら撮影してしまっています。

今回は吹奏楽や管弦楽団の演奏会でされると、つい体が動いてしまう大好きな曲をいくつか紹介します。

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Sing, Sing, Sing / Benny Goodman

まずはやっぱり、ドラムが超カッコいいこの曲でしょう!!スィングジャズの名曲「Sing, Sing, Sing」。ベニー・グッドマン楽団の名演でも知られるこの曲は、コンサートの終盤に演奏されることも多く、みんなノリノリで演奏している姿を見るのもめちゃくちゃ楽しいです。

ベニー・グッドマン楽団にいた、ドラマーのジーン・クルーパーはこの曲でグルーヴ感たっぷりなドラミングを披露し、一躍トップドラマーの道を駆け上ります。ドラムをやっている人なら一度は叩いてみたいですよね。まさにドラムが主役となる一曲です。

エル・クンバンチェロ / ザビア・クガート

お次はラテンナンバーで行ってみましょう!!ザビア・クガートやエドムンド・ロスなど、ラテンナンバーを得意とする楽団での演奏で特に有名な「エル・クンバンチェロ」。この曲も吹奏楽でたびたび演奏されます。

この曲の演奏もとにかくノリノリで演奏することがポイント。基本的に指揮者もダンスするのが定番です。映像はアメリカの有名番組、エド・サリヴァンショーでの演奏シーン。ラテンバンドの指揮者って、サービス精神が大せいなのか、なぜかバンドメンバーをあまり見ずに観客の方を向いて指揮をしていることが多いです。マンボーで有名なペレス・プラードさんなんて、叫ぶは踊るわでもう最高に楽しいです。

エル・マンボ / ペレス・プラード

ペレス・プラードさんの話が出たので、ペレス・プラード楽団からも一曲行ってみましょう!!ペレス・プラードといえば「マンボNo.5」が有名ですが、私的にはこの「エル・マンボー」が一番のお気に入り。軽快で、お洒落で、それでいて超楽しい!!ラテンの要素が全て詰まったような一曲です。

今回紹介する映像では2名のダンサーが楽しく踊る後ろで白いスーツを着て指揮をとるのがペレス・プラードさん。この曲でも時折、発される「ウッ!!」って掛け声は「ディロ!!」って叫んでいて、日本語で言えば「行け!!」って言っているそうです。そうめっちゃいい場面で、「さぁトランペット行け~!!」とか言っているんですね。指揮者が演奏中に声を出すってクラシック的な感覚でありかなしかでいえば「なし」なのかもしれませんが、ラテン的には「あり」でしょう!!だって楽しいんだもん。声だって出るし、ダンスだってしたくなるじゃないですか!!

ちなみにこの曲ペレス・プラード楽団最初のヒット曲で、日本では50年代から60年代にかけて放送されていたラジオ番組「S盤アワー」のテーマソングとしても使用され、「マンボーNo.5」と並び有名な一曲です。

ブルー・タンゴ / アーサー・フィードラー

最後は大好きなアメリカ産タンゴの「ブルー・タンゴ」で締めくくりましょう。タンゴといえばアルゼンチンやヨーロッパのイメージがあると思うのですが、この曲はアメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソンが書いた、アメリカ産のタンゴ曲。

アメリカの曲らしく明るく、おおらかでそしてゴージャス。私の大好きな要素がたっぷり詰まった大大大好きな一曲です。ルロイ・アンダーソンさんは1930年代から60年代にかけて大活躍された作曲家で他にも「トランペットの休日」や「タイプライター」などたくさん名曲があります。

ルロイ・アンダーソンについては以前noteでも語ったことがあります。本当に一度はどこかで聴いたことのある曲ばかりなので良かったらこちらも読んでもらえると嬉しいです。

この曲で面白いのが、もともと管弦楽で演奏されている曲なのですが、弦楽器のない吹奏楽でも結構演奏されているところ。管弦楽の優雅な演奏も素敵なのですが、吹奏楽のパワフルな演奏なかなかのもの。管弦楽でも吹奏楽でも良さが引き出されるこの曲はやっぱり名曲なんでしょうね。

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いかがだったでしょうか。今回は春の定期演奏会シーズンに合わせて、吹奏楽や管弦楽団で演奏される、私の大好きな曲を4曲紹介しました。紹介した映像はポピュラーとして一般的に知られた有名な演奏を紹介しましたが、演奏会に行くとその学校や楽団さんごとに少しアップテンポに演奏されていたり、音の強弱が強調されていたりと、少しずつアレンジが違い楽団ごとの特色がみられ、これも演奏会の楽しいところ。

きっとCDやサブスクで聴くのと違った、生演奏ならではの息づかいや楽団のキャラクター、そして音圧に圧倒されることだと思います。みなさんもぜひ機会があれば演奏会に足を運んでみてくださいね。

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