オーディオのお話(1)音楽CDについて考える

クラシックを中心に音楽を聴くことを生き甲斐する私すえきちにとって、良質なオーディオ機器は不可欠です。

しかしながら、一介の会社員がこれらに投資できる金額は限られておりますので、何十マン、何百マンもするコンポーネントなんて買えません。

そこで、ここ数年で、手元の古いオーディオ機器を一点一点ヤフオク!で手放し、その資金やボーナスの一部を元手に、以下の機器を買い揃えました。今のところ、大外れはなかったかなと思っています。

スピーカー:FOCAL Chora 806
プリメインアンプ:マランツ PM8006
カートリッジ:GRADO Prestige Green3/ナガオカ MP-110ほか

これに対して、以下の二つは20年以上現役です。 

ターンテーブル:テクニクス SL-1200Mk3
CDプレーヤー:マランツ CD5001

オーディオに詳しい方ならお分かりでしょう。これらの中で、数段ランクが下がるのが、CDプレーヤーです。スピーカーやアンプの性能に対して、ヴァイオリンやグランドピアノの音に不満を感じるようになりました。CDプレーヤーが音のボトルネックになっているのは間違いないようです。

SL-1200MK3はメンテナンスしてもらえるお店がありそうなので、あまり心配していませんが、CD5001は廉価モデルなので、買い替えが妥当。クラシックだけでCDを1,000枚以上所有する者にとって、CDプレーヤー確保は重要です。昨今、世界的に単体のCDプレーヤーを製造するメーカーが少なくなり、そのモデル数も限られているので、今のうちに良い機器を確保せねばと焦っています。

一部の音楽ファンは「今さらCDプレーヤー買うの?」とか「ネット配信サービスで何でも聞ける時代なのに」とか「そもそもCDのスペックはサンプリング周波数44.1kHz、量子化数16bitでしかない。時代はハイレゾでしょ」なんておっしゃるでしょう。

確かに、若い人なら、今さらCDをコレクションする必要はないでしょう。しかし、あと数年で還暦を迎える私は言いたい。

「CDの音質をなめたらあかんぜ」と。

CDに収められた音をフルスペックで聴いた経験がある人は、いったいどのくらいいるのでしょうか?その経験なくして、「CDはオワコン」と切り捨てるのは早計かと。少なくとも、自分はCDに入った音をしゃぶり尽くしたとは思っていません。

もっとも、すえきちはレコードも好物なので、アナログにしかない味わいも知ってます。しかし、CDにもその良さがある。それをもっと堪能してからでも、次のステップに移行するのは遅くないと考えています。

時代に逆行しようとも、すえきちは長年のコレクションをこれからも楽しみたいのであります。早めにCDプレーヤー確保に動き出すつもりです。

結局、何を伝えたいのかわからなくなりましたが、自分にとって、オーディオ機器が生きていく中で必需品であることをに間違いありません。

駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

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