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展示演出について

こんにちはテンプラです。

この間、パシフィコ横浜でリフォーム産業フェアやってましたね。
このコロナ禍で、人の出入りや展示内容の乏しさが目立ちましたが、久しぶりに人が多くいる展示空間に行き楽しかったです。

1つ目玉とされていたのが、インテリアコーディネーターの荒井詩万さんによる、これからの暮らしに必要なインテリア空間の提案が展示されてました。

展示内容は今ニーズの高いボタニカルな素材やアイテムを利用した案、日本の土間を利用した暮らし、素材感や建材、設備など、新たな生活様式に合った素敵な暮らし提案をされていました。


が、展示の演出が少し残念。


最大の問題は、単純に展示空間が狭かった。

リアルに今の日本の暮らしのサイズから導き出した展示サイズかもしれません。もしくは運営側からのサイズ規定があったかもしれない。

ミラノサローネの家具が、なんであんなに素敵に見えるのかは、実は展示空間の並々ならぬ検証、演出が重要なわけで。そしてポイントは広く、ゆったりとした空間演出をベースに構成してゆく。狭さを演出する場合もごく稀にありますが、多数の見学者相手に狭さはストレスを生む可能性が高い。

わかりやすく言うと、IKEAに行くとリビング展示などしてますね。実際買うと、あれ?なんか思ってたより素敵じゃないな。。
なんてよくある話。

あの展示は、夢を膨らませて未来の暮らしへ繋ぐ演出をしても良かったのでは。
つまりリアルなサイズではなく、ゆったりと見学できる空間に。

荒井詩万さんがどのように思ったのか分かりませんが( ̄▽ ̄)、もったいないなぁと思った次第です。

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