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電車の中で涙を堪えた

どうも、
生産性向上、メンタル保持、求人の差別化という名目で職場内での猫の放し飼いを上司に提案し却下された後に再度また提案し却下された猫好きなスズキです。


先日いつもの如く残業で終電近くの電車に飛び乗り、何気なくnoteのフォロワーさんの記事を見ていたら、
とあるフォロワーさんの記事が目にとまった。どうやら短編小説のようだ。


残業で疲弊し集中力がほぼゼロの状態のスズキだったが、
時間を忘れるくらい集中して読んでいたようで1話~最終話まで全て一気に読み、
気付いたら自宅の最寄り駅。
恐らく今年一の集中力が発揮されていたと思う。


途中、涙が出そうになった。
しかし電車の中で涙を流すわけにはいかず下唇を噛み目を閉じギリギリ耐えた。


こんなに素敵なお話を書ける人がいるのかという驚きと、とんでもなく面白いアニメや映画を見終わった後のような充実感、
何だか懐かしいような、歳を重ね忘れていた大切な何かを思い出せそうな感覚、
残業で心が虚無と化していたススギの心にじんわりと優しく染み渡るこの温かみ。

最寄り駅に着いて冷たい雨が降っていたが、ほわほわした幸せな気持ちに包まれながら家まで歩いた。



軽い気持ちで読み始めたのに、
とんでもない作品に出会ってしまった。


その作品を皆さんにも伝えたいという感情が沸き起こってしまい今キーボードをカタカタしている。

という事で今回はその作品を紹介をしたいと思う。作品は小説な為ネタバレしないように気をつけるが、もしネタバレになっている箇所があったら申し訳ない。



その作品とは、

miclalaさんの

『ネコとキーコの青い空』

こちらの『ネコとキーコの青い空』は1話~4話の短編小説で、
文字だけなのにネコと人形のキーコの動きや表情、空の青さ、キンモクセイの香り、雨の音など頭の中でどんどん再生され、

そしてハラハラ、ドキドキ、うるうる、ぽかぽかな展開も相まって本当にまるで映画館で1本の映画を見ているような錯覚に陥りそうになる作品だ。


全て読み終わった後は読む前より、ちょっと優しい人になれる、そんな切なくもあり優しさに満ちた物語。


本当はもっとうまく魅力を語りたいのだが、
漢字検定準2級のスズキの語彙力だとmiclalaさんの『ネコとキーコの青い空』の魅力を伝えるのはどうやらこれが限界のようだ。


後は皆さん実際に読んでみて魅力を味わって欲しい。読めばススギの言わんとしている事が伝わるかなと思う。


あ、公共の場で読むとスズキのように涙が溢れそうになったりするから注意だ。
あと歩きスマホで読んだりすると集中し過ぎて階段を踏み外したり、
壁とか電柱にぶつかるかもしれないからそれも注意だ。



最後にmiclalaさんへ。

改めて『ネコとキーコの青い空』という素晴らしい作品をありがとうございました。
次回作も楽しみにしております!^^

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