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無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故

四国八十八ヶ所巡りの時に唱える般若心経。
高校の時に倫理の先生に覚えさせられたので、だいたい唱える事ができます。
でも、どうしても上手く唱えられない箇所があったんですよね。
調子良くリズムに乗って唱えられないというか…

無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故
むくじゅうめつどう むちやくむとく いむしょとくこ

何でだろうかと思い、帰宅してから気になって昔買った般若心経の本を読んで調べてみました。


無苦集滅道

苦しみも、苦しみの原因も、苦しみがなくなることも、苦しみをなくす修行法もない。苦集滅道は、四諦といわれ、お釈迦様が悟りに至る道筋を説明するために、現実の様相とそれを解決する方法論をまとめたもの。

超訳 般若心経「何もない」幸せに気づく


無智亦無得 以無所得故

智慧によって取得することもこだわる心も捨て、実践せよ。

超訳 般若心経「何もない」幸せに気づく


ひとつの教えにこだわるな

仏教には「四諦」という言葉がある。人生は苦であることを受け入れ、苦の原因となっている煩悩があることを受け入れ、煩悩をなくすことで苦が減っていくことを受け入れ、そのため正しい道を歩いていけという言葉だ。
般若心経はその教えさえも「こだわるな」という。
ひとつの教えにこだわることは、そうでないものを否定することにつながる。
苦を減らしていくことばかりに、心をくだく必要もないじゃないか。苦を味わいつくすことで逆に幸せになれる人もいる。
前を向いて進めば、人は幸せになれるのだ。

超訳 般若心経「何もない」幸せに気づく


学びながら、歩め

なぜ生きっていくのか、本当に大切なことは何か、それを知りたい。それさえわかれば、こんなに悩むこともないのに。
さまざまな本を読み、さまざまな講演を聞き、セミナーに通い、瞑想をしてみる。
学ぶことばかりに時間とお金と手間をかける。
本当によく生きるためには、学ぶことだけでなく、実際に、実践してみることだ。
智慧を得てから実践するのではなく、実践しながら智慧を学ぶのだ。
わからないままに自分を信じながら、ひたむきに生きていくことだ。

超訳 般若心経「何もない」幸せに気づく


簡単に言うと…
この世の中は苦しみでできていて、それを無くす方法なんてない。
とにかく、実践あるのみ。
生きる意味を考えて悩んで勉強ばかりして、何も行動しないなんて馬鹿げている。
とにかく、行動しながら学べ。
わからないまま自分を信じて、ひたむきに生きて行け。

ってこと?

なんか納得しました。
人生は苦しくて当然って言われたら、「あ、そうなんだ〜」って思えたっていうか。
「お釈迦様でさえ、そう思うんだ〜」って。
やっぱ、「行動することが生きること」なのか〜と。
宇野千代さんの本を思い出しました。


ひたむきに生きる。
なんか腑に落ちた感じです✨
やっぱイキルトリコでいいんだな〜と✨


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