九芽
手術後に歯科へ通院した記録です
顎変形症手術前の通院についてまとめています
顎変形症手術のため入院していた一週間の思い出をまとめたものです。
こんにちは 九芽です 顎変形症の手術を受け、次の日を迎えることができた日(2023年3月某日)のお話です。 新しい朝 手術を終えて迎える初めての朝って、鏡で自分の顔を眺めたくらいにして、なんかもっとこう、清々しいものなのかなと思っていました。 でもちょっと、いや結構違った。 時計がないから時間が分からん。 口が開かない上、話せない。 昨夜の疲れが溜まりまくり。 しかもここは集中治療室という名の馴染みのない空間。 とにかく睡眠不足の朝です。 自分の体調はさておき、
高校3年て、想像の倍 忙しいじゃん。 そんなことを理由におよそ半年間noteを書くことから離れていました。 ーー正直なところ「想像の100倍」の方が語感はいいのですが、さすがに100は違うか、と思い直し「倍」に変更。でも「あゝ、去年の3年生もこんな激動の日々を送っていたのか…」とつくづく思う毎日です。勉強って難しいけど、本気になれば楽しいものですね。 3月の末にプレート除去の手術を終え、それからすぐ3年生の始業式を迎え、2年半通った口腔外科への通院が終わり、学校の方も様
こんにちは、九芽です。 年が明けて一本書いたきり、久しぶりの投稿になりました。色々振り返りながら書いています。 ーーーー 例年であればもっと寒いはずなんだけどなと思うほど温かい日が続いて、冬に物足りなさを感じていた12月下旬のある日。月一で通院する矯正歯科にて、 「次回、装置外せるかな!」 と言われ、嬉しさのあまりさらに体が温まりました。術前矯正のためにワイヤーをつけ始めたのが2021年の9月なので、2年と少し付き合ったことになります。 その日から次回の通院日まで、
「初読み」 年が明けて最初の土曜日のこと。何の気なしにテレビをつけたとき、この言葉に出会いました。 俳句において、新年に初めて読書することが「読み初め」という季語になっていますから、それと同じような意味で使われるようです。 もともと私の周りには本に親しむ人がたくさんいました。両親、祖父母、友達…。その影響はとても大きく、三度の飯より読書好きな子供でした。(と言っておきながら三度の飯も割と好きだった) 中学生になり部活に打ち込むようになると、その習慣が嘘のようにめっきりなく
こんにちは 九芽です 近頃はなかなか良い文章が書けなくて、下書きに書いては消してを繰り返していました。 そもそも良い文章って何だ?という疑問も生まれつつあるのですが、久しぶりに投稿してみます。 矯正歯科の先生との会話の中で、ずっと心に残っていたものがありました。 今回はその思い出話をしようかなと思います。 矯正歯科のヨシムラ先生(仮名)とは、手術後に関わり増えた先生の1人です。 一言で言うと とても信頼できる先生。矯正についての相談を始め学校のこと、最近ハマってることな
こんにちは 九芽です 2023年9月下旬は、私が顎変形症の手術を受けてからちょうど半年が経ったタイミングでした。 6ヶ月検診のことをまとめつつ、いろいろ書いていきたいと思います。 口腔外科 治りも順調で良いですね、と先生。 多少麻痺は残っていますが、骨はしっかりくっついているそうです。 まずは半年間、無事に過ごせたことに感謝です。治療前の私なら「そんな大袈裟な、笑」と受け流すような話ですが、全然そんなことない。 大袈裟でもなんでもない。 自分のことながらよく頑張っ
こんにちは 九芽です 私には4歳になったばかりのはとこがいます。 遠方に住んでいて、そしてコロナが流行っていたこともあって、写真でしか成長を見ていなかったはとこ。 今年の夏、そんな彼と初めて会いました。 初めは恥ずかしさもあって距離があったけれど、打ち解けるのは早かった。 電車ごっこ、お家ごっこ、飛行機ごっこ。 ベッドを寝台列車に見立て、朝食はジェスチャーで。ちなみに青くて丸いラグは釣り堀だそうです。 有り余る体力と想像力を分けてもらい、家の中を走り回り、2日後に控
こんにちは 九芽です 8月の下旬、矯正歯科へ通院したときの話です。 最近内容がまとまらず、いろいろ話題が散らばっているのですが、書きました。 この日はたまたま学校がお休みだった平日。 普段は学校がえりに早退して行くことがほとんどなので、激レアな日でした。 月一の早退を中3から続けている身として、 学校が終わってから通院できたらいいな、と思うこともあります。 病院側の事情があるし、そこはもちろんしょうがない。 でも、だからこそ「たまたま学校が休業日だった」なんていう今
こんにちは 九芽です 今日は私が通っている病院の、歯科衛生士さんのお話です。 ここでは りえさん(仮名)と呼ぶことにします。 りえさんの所属は口腔外科。 私自身、親知らずの抜歯から術後の検査に至るまで、ここの外来には何度もお世話になっていました。 とある検診の日。 その日は顎変形症の手術から3ヶ月がたった日で、経過を診てもらうための通院でした。 先生の診察の前にレントゲン撮影です。 放射線科は口腔外科からちょっと離れたところにありました。 「先にレントゲン撮ってきて
こんにちは 九芽です。 突然なのですが私は、『「顎変形症」っていうのを知っている人はどのくらいいるんだろう』と考えたことがありました。 かくいう私も、自分がこう診断されるまで聞いたことのなかった4文字。きっとこれから先も知らずに生活していくはずだったであろう自信があったほどです。 手術が終わって退院し、4月を迎えた私は高校2年生。新生活をスタートさせました。新しい友達、先生と出会います。 それに伴って出てくるのが「今の自分の状況を、どう説明するか問題」。 しばらくの
こんにちは、九芽です 高校2年生になる年の3月、顎変形症の手術により、一週間の入院を経験した私。 入院先の病棟に配属されていた看護補助スタッフの方にはとてもお世話になっていました。 今回はその中の1人「じょうさん」のことを書きます。お名前は仮名です。 初めてじょうさんと関わったのは、術後のレントゲン撮影。長い距離を歩けなかったため車椅子で放射線科まで行くことになり、それを押してもらった時でした。 顎間固定がされていて話せず、シャワーを浴びれず髪はぐしゃぐしゃ。おまけ
こんにちは、九芽です。 2023年3月下旬に顎変形症の手術を終え、退院したあとすぐの外来記録です。 矯正歯科 術後は口腔外科メインでお世話になっていたので、矯正歯科は久しぶりでした。 ずっと顎が固定されていたことで、まず口が開きません。頑張って指2本くらい。 黄色い治りかけのアザこそ消えたものの、病的に腫れているというか、顔面は違和感の塊です。 術後矯正がスタートし歯並びを最終調整していくのですが、ワイヤーの締めつけ、これがまた痛かった。 術後に鎮痛剤が切れてしまっ
こんにちは 九芽です 顎変形症の手術によって入院していた時の、 ちょっとした思い出話です。 入院中のとある日にこんなことを思い出しました。 「今の時期といえば、ちょうどドラえもんの映画が公開中のはず」 2023年のひな祭りの日に公開された「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」。 主題歌はNiziUさんの「Paradise」。 映画館、行きたいな。 理想郷をユートピアって読むんだ。 かっこいいなあ。 術後のだるさと共存しながら、そしてその主題歌を何度もリピート再生
こんにちは 九芽です 顎変形症の手術からちょうど一週間後の午前、私は退院を迎えました。 夜のできごと。 この日も未明に鼻血が出て1日が始まりました。 というのも、夜寝ている間、今日なのか昨日なのか分からないくらいの時間帯に、睡眠の邪魔をするかのように3日連続で出ていた鼻血。 さすがに最後の夜くらい、ゆっくり寝させてくれるだろうと思ってた。油断大敵です。 今まで同じ状況になりつつも、しっかりカバーして身の回りを汚さなかったのが自慢でした。 でも今回は、箱ティッシュに
こんにちは、九芽です 顎変形症の術後3、4日目の経過をまとめたものです。 術後3日目 さよならドレーン 下顎の傷口から出ていた血を抜くドレーンを抜去することができました。 「抜いたら全部一気にこの袋に入れるから」 と用意された大きな透明の袋は、学校のゴミ箱に入れてるやつに似ていました。いやそれにしか見えない。 管の先に繋がった小さなケースは、排液まみれのちょっぴり見苦しい見た目ではあったけど、これも一応頑張りの証です。専用のバッグに入れて肌身離さず持ち歩いていたこ
こんにちは 九芽です 顎変形症の手術後、目が覚めてから深夜までの記録です。 目が覚めた時 「九芽ちゃん終わったよー」 まず耳に入ったのがこの声でした。あとは周囲の雑音。人の話し声だったり、器具の音だったり。音ってこんなにうるさくきこえるもんだっけ。 あ…おわったんだ。 「目開けれる?」の一言でようやく開けるきっかけができたけど、開けるのにも一苦労でした。実はテープで止めてあるんじゃないか、私の目。そう思ってしまうくらい、それくらい瞼が重かったです。 ちなみに目覚