【追記あり】THE IDOLM@STER SideM PASSIONABLE READING SHOW ~天地四心伝~を見ました①

なとと申します。SideMの朗読劇形式のイベント、「THE IDOLM@STER SideM PASSIONABLE READING SHOW ~天地四心伝~」を配信で見たので感想とか考えたことをまとめてみます。
主に映画(劇中劇)本編の感想がメインです。また、新人Pのためアイドルさんの知識が足りていないのと、リアルタイム配信と最速アーカイブを見て勢いで書いているので、読みが浅いと思います。ご了承ください。


day1 「天地四心伝 〜丹碧の乱〜」

day1の感想はTwitter(X)(https://twitter.com/nato_mamiya)に上げたやつもあります。以下の通りです。

なんということでしょう。北村想楽さんと神楽麗さんのPなので、day1の時点で担当の役が2人とも亡くなることが確定してしまいました。せめて理不尽に死なないことを願うばかりです……。あっでも北村さん演じる水簾は仲間である白波に殺されているな……ダメかも……。

人間族

ここからは属性ごとに振り返ってみます。
まず人間族は、やっぱり神谷幸広さん演じる白波が印象的でした。彼に雇われている、猫柳キリオさん演じる廻流が怪しいのは開演前からうすうす感じてはいたのですが、白波があそこまで暗い感情に苛まれていたことは完全に予想外でした。嫉妬の対象だった腹違いの兄、山下次郎さん演じる蒼生に生死の判断をしてもらえず、人間族の仲間を裏切ってでも協力した鬼族にまで裏切られる。挙句の果てには死ぬことすら許されない。地獄だ……アイドルマスターSide劇中劇が地獄M……。そして廻流のラストシーンは羅生門がちらつきました。廻流の行方は、誰も知らない。
あとは天峰秀さん演じる海月と、岡村直央さん演じる焔のやり取りがしんどかったです。親を亡くして蒼生に拾われた海月。人間族に奴隷のように扱われていたところを、葛之葉雨彦さん演じる紅蓮に救われた焔。境遇は似ているのに、属している組織が違うがゆえにそれぞれの正義をぶつけ合わなければならない。う~ん地獄。海月が他種族のことを理解できる余地があるのもしんどくなる要因の1つだったなあと感じます。分かり合えそうな2人だからこそしんどい。
そして都築圭さん演じる沖之丞がめ~~~~~~~~っちゃ強くて最高でした(IQ2の感想)。アルテPとしては神楽麗さん演じる結の行く末が心配でしょうがなかった分、負の感情に支配されず、裏切りもなく、死の心配もない沖之丞の存在にとにかく安心できました。もう沖之丞さんしか信じられない……。

鬼族

次は鬼族。day1だけを見た印象は、基本的に同情の余地なしといった感じです。圧倒的悪役……。日常パートでオリピ香川を感じたりデカブラシ発言を浴びたりでキャッキャしていた頃が懐かしいな……。あとだいたい桜庭薫さん演じる不知火が悪そうじゃない?day2でどんな不知火が見れるのか楽しみです。
「基本的に同情の余地なし」と書きましたが、紅蓮、焔、陽炎、篝あたりはかなり悲しい境遇だったと思います。まずは族長の紅蓮。序盤はかなりのパワハラ上司っぷりを見せてくれたので「コ、コイツ……!」と思っていたのですが、蒼生に斬られる最期のシーンで、「後は頼んだ」と託すんですよね。心の奥底には蒼生と一緒に世界を変えたかった願いが残ってたんじゃん……。ただの勧善懲悪で終わらせない。そういうところだぞSideMの劇中劇……(好)。
次に焔。そりゃ人間族のこと恨むし紅蓮に忠誠を誓うわ……。基本的に人間族がヒーロー側として描かれていましたが、廻流の言うとおり、人間族にも醜いところがあるのがまた……。最期に紅蓮を守って死ねたのは、焔にとって本望だったのかもしれない。
さらに榊夏来さん演じる陽炎。救いようのない悪役……と思っていたのですが、美しい兄弟愛を求めていたことから、兄である不知火から良くない扱いを受けていたのでは……?と思っています。やっぱり不知火が悪くない?
そして蒼井享介さん演じる篝。感情が表に出ない彼のラストシーンが、行方不明の兄(実験体のすがた)と再会して「次に会えたらお話したかった」と涙ながらに告白するかたちなの、とてもつらい……。どうしてWにそんな役やらせたんですか?監督の皆さん生きてる??

獣人族

続いては獣人族。圧倒的被害者。彼らが何したっていうんですか!!彼らが置かれた状況の性質上、かなり犠牲者が多かったですね……。そして仲間が殺された時、4つの種族の中でいちばん怒りの感情をあらわにしていたのも獣人族だったと思います。仲間意識が強い彼ららしい描写だったなあ。
そしてやっぱり水嶋咲さん演じる勇と、花園百々人さん演じる烈がとてもつらい……。決戦前夜の時点で死亡フラグが立ちまくっていてしんどかったのに、勇のあの最期ですよ……。怪物にされた挙げ句、大切だった仲間までも殺してしまう。でも最後の最後で自我を取り戻してしまう。このまま何も知らずに怪物に成り果ててしまえたほうが楽だったかもしれない。そしてその勇を介錯したのは、犬猿の仲でありながら勇の縁への感情を誰よりも理解していた烈。烈は生き残っていると仮定する(そうであってくれと願う)と、彼は勇の最期、そしてその思いを縁には話せないまま抱えて生きていかなければならない……。つら……しんど……。それでも、勇の姿が木村龍さん演じる縁に知られないままなのは、唯一の救いだったのかもしれません。死は救済……いやこんな救済嫌すぎるが……。序盤のキャットファイトしてた頃に戻してくれ……。

竜人族

最後は竜人族。竜人族もかなりの被害者だったなあと感じました。それでも獣人族と違うなと感じたのは、族長である、伊集院北斗さん演じる劉爽にかなり揺らぎが見えたところでした。獣人族の縁は、鬼族への憎しみ、そして仲間を守りたいという気持ちが一貫していたと思います。一方、竜人族の劉爽は、他種族との交流を拒んでいましたが、鬼族の脅しとも言える交渉に屈してしまいます。竜の姿になることも、決戦の際には許していたようです(黒野玄武さん演じる応然が竜の姿で戦っていたため)。さらに、兄である、九十九一希さん演じる劉帆に罠を仕掛けた白波を殺さなかった。一族のために非道になりきれない劉爽の優しさは、彼にとっても竜人族全体にとっても諸刃の剣だったのではないかと思います。
そして竜人族守備隊にとてもハラハラさせられました……!兜大吾さん演じる空燕が鬼の血を与えられた時点で、「もう守備隊はバッドエンドかもしれない……」とビクビクしていました。でも空燕も、若里春名さん演じる俊良も、鷹城恭二さん演じる哉藍も無事なようでよかった……!これからも仲良く一緒にいてほしい……。

全体を通して

かなり重くて殺伐とした劇中劇でしたが、今回は配信で見ていたので、コメント欄の平和な雰囲気に救われました。鬼族のシーンで「パワハラ会議」のコメントで溢れていたのがオモロでした。鬼、パワハラしがち。どうしても聞き取りづらかったところも、コメントで復唱してるかたが多かったので過度に巻き戻したりせずに楽しめたと思います。
そしてday2での答え合わせが怖い!紅蓮の母親のこと、不知火の株は上がるのか、白波の劣等感の芽生え、狂竜病の詳細、いかにも怪しいアスラン=ベルゼビュートⅡ世さん演じる凪左、担当の死に様……。day2を浴びるとday1の解釈もまた変わるだろうなあ。その際はこの記事に追記していきたいと思います。その前にうまく咀嚼しきれるか分かりませんが……。みなさんも強く生きましょう。

というわけでday1 「天地四心伝 〜丹碧の乱〜」の感想は、ひとまず以上になります。またday2の感想も上げたいです。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!day2が楽しみだけど怖い!!

【追記】答え合わせ

day2 「天地四心伝 〜千紫万紅の乱〜」見ました。というわけでday1で気になっていた点の答え合わせをします。

まず紅蓮の母親。不知火と火継の話を全て本当だと仮定すると、かなり強い悪意があったことになります。もしかしたら不知火あたりに唆されているだけで、本当は良い人なのかもしれない……と昨日の時点では考えていたのですが、現実は非情でしたね……。不知火と火継が嘘ついている可能性もありますが……。むしろそうであってほしい。
次に不知火。だいたいお前が悪い。最初から最後まで株が上がりませんでしたね〜。でもそこがかなり救いだったかも。不知火が同情の余地があるキャラクターだったら本当に苦しいので……。あと陽炎の話がまっっっっったく出てこなかったのも怖かったです。見向きもしていない……。
お次は白波。どこから歯車がずれ始めたのかが気になっていたのですが、序盤から気持ちがかなり捻じ曲がっていたのでもう手遅れだったのかな……。
続いては凪左。疑ってほんっっっっっとうにすみませんでした!!!!!わたしの考えが浅はかでした!!!!!!!!!!!!!彼と雨水についてはday2の感想で詳しく書きたいと思います。すみませんでした……本当に……。

とりあえずこんな感じでしょうか。あとはday2の方の感想に書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

【さらに追記】
day2の感想を投稿しました。

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