夜のドライブ
こんにちは!現在うつ病で休職中の元看護師、二の腕ぷに子です!
今日も闘病記から離れてゆるっと雑談していきたいと思いますので、良ければお付き合いください!😊✨
さて、わたしは高校を卒業した後、介護士を経て看護師になったわけですが、その頃わたしは道東(北海道の東の方のこと)に住んでいました。
釧路よりももっと東です。
酪農が主な産業で、窓を開けるとぷーんと堆肥の匂いが漂ってくるようなド田舎です。
JRも通っておらず、移動手段は車一択!!
というか車がなければどこにも行けない!!
近所(?)のイオンにすら親に車を出してもらわなければ行けな〜い!!(笑)
というわけで、就職に必要だったこともあり、私は18歳になってすぐに車の免許を取りました。高校在学中です。
本当なら初心者マークはつけなければいけないのですが、他の講習生が要らないと捨てようとした初心者マークを、五枚ほど貰いました。
そして桜🌸のような形にして車の後ろに貼っていました。
たまにショッピングモールに行って戻ってくると、知らない人に形を変えられたりしていましたね。
それが面白い形だと、負けた気がしてなんとなく悔しくなりました。
アホ丸出しです(笑)
看護師と同じで、介護士も女性の多い仕事です。
ゆるかった高校生活から一転して、いきなり社会の荒波に放り込まれた私は、先輩たちから厳しくご指導を受け毎日のように泣いていました。
年の近い同期の女の子や、唯一の癒しであった今井さんがシフトに入っていない日など特にひどく、帰ってきて玄関を開けた瞬間泣きながら崩れ落ちることなどザラにありました。
当然そんな娘を見て、母親は心配します。
過干渉な母親に余計な心配をかけたくない一心で、私は仕事帰りにドライブに出かけることが増えました。
北海道の道は広くまっすぐで、都会のようにごちゃごちゃしておらず、走っていると落ち着きます。
みんな車で移動するので自転車や歩行者もほとんどいません。
他の車の動きにだけ気をつけてスピードを出しすぎずにいれば、事故の可能性は低いです。
特に近くの展望台に向かう道なんて他の車を見かけることも少なく、ボロボロ涙を流しながら走っていました。
まっすぐ走る。
前へ進む。
多分あの頃の私には、それが大切だったのです。
私には昔から自分に対してずっと『停滞』しているイメージがあって、ドライブは少しでも『前進』しているイメージに近付けたので安心したんだと思います。
寝付けないときや、夜に家にいたくないときもドライブに出かけました。
あんまり遠くには行けなかったので町中でしたが、夜のドライブもまたいいものです。
たくさんの車のライトが連綿と続いていく中で、ただ単純な『唯』というスタンス。
ひとつひとつの車に誰か一人は必ず乗っていて、その数だけ他の人生がある。
悩んだり、苦しんだり、泣いたり笑ったりしながら同じ今日を生きている。
そう思うだけで、なんとなく心が穏やかになりました。
ところで北海道のドライバーたちは基本的にスピードを守りません!私も白状するとあんまり守りませんでした!(笑)
その結果…………一年で二回事故に合いました。
一回目は雪で滑って事故り、二回目は鹿とぶつかって事故りました。
鹿って、平気で車道に出てくるし、車を見るとびっくりして止まっちゃうんですよね。
北海道のドライバーに取っては厄介者扱いされている鹿ですが、今思うとかわいそうなことをしました。
私は今でもドライブが好きですが、関東のぐにゃぐにゃした道を走れる自信がなく、もう10年くらいペーパードライバーです。
そのおかげで、免許は燦然と輝くゴールド免許✨(笑)
ペーパードライバーの私の代わりに、今私をドライブに連れて行ってくれるのは夫の役目になりました。
特にうつ病になってからは、『前進』のイメージを得たいがためによくドライブをせがみます。
都会のドライブは昼間はかなり混むので、更に夜のドライブが好きになってしまいました(笑)
夫はかなりの安全運転派で、交通ルールをしっかりと守ります。
それを見ているうちに、私の認識もすっかり変わりました。
安全運転ができるドライバーこそ、最高にかっこいいドライバーです︎︎👍✨
ドライバーの皆さん、今日も交通ルールを守って安全なドライブを楽しんで下さいね!😉✨
それではこの記事を読んで下さった方の交通安全を祈り、今日はこの辺で失礼致します!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!😊✨
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