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71歳末期癌の母の介護と、ASD/ADHDの5歳児との生活を残しておきたくてはじめまし…

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71歳末期癌の母の介護と、ASD/ADHDの5歳児との生活を残しておきたくてはじめました。

最近の記事

在宅で看取りたいと思った話。

母を在宅で看取りたいと思った理由。 以前私は、あるクリニックで働いていた。院長先生の息子さんが訪問診療を立ち上げるという話になり、私はその先生と一緒に在宅診療に関わることになった。 初めは、個々の患者さんに合わせて物品を揃えるところから。在宅で過ごす患者さんは色々で、入院先から家に戻る人、長く自宅で療養している人、病院に通うことが難しく自宅で診療を受ける人、など。 家庭環境も様々、家の構造も様々なので、個々に合わせてケアマネさんや訪問看護師等と連携しながら過ごしやすい環境

    • 母のひみつと私のひみつ

      母が、先日亡くなった。 癌が見つかって約5年とちょっとが過ぎていた。 当初、医師に言われた余命は2年。オリンピックまでだった。 病気がわかった時に私のお腹にいた息子はもう5歳。 母は余命と言われていた2020年に新しく携帯を購入し4年の分割支払いにしていた。 犬を飼いたいと言っていた。 母は、不思議な人だった。 私が小学2年生の頃、母が初めての病気をした。 それは早期胃がんで手術をしたら治るのだけれど、祖母は私たちに言った。 「お母さんは早く死ぬよ。」 その言葉は何度も何度

    在宅で看取りたいと思った話。