見出し画像

自律神経失調症になったけど体調を改善させた話

ぼくが自律神経失調症を発症したのは、今から3年前の2021年3月のことでした。

今でこそ症状もある程度落ちつき、普通の生活が送れるようになりましたがここまでくるのに3年かかりました。

  • 症状がなかなか治まらない

  • 原因不明のため、治療法がわからない

3年間この悩みをずっと持ち続け、毎日つらさに耐えながらいろいろな治療法や代替療法、セルフケアを試してきました。

その中でどうすれば症状が改善していくのか、経験から得たこと学んだことをお話ししたいと思います。

ぼくと同じように自律神経失調症でつらい思いをされているかたや、治療法がみつからずお悩みのかたに、少しでもヒントになれば幸いです。



最初の異変とおこなった治療

最初は深呼吸ができない(息が深く吸い込めず息苦しい)・動悸・倦怠感・背中の痛み・胸の痛みなどがありました。

内科を受診しましたが、検査では異常がみつからず、担当の先生からは「自律神経の不調でしょうね」と言われ、漢方薬を処方されました。

薬は最初のうちはなんとなく効いているような気がして、しばらくは続けていたのですが、症状はいっこうによくならず……

それから、もともと自然療法や代替療法に興味があったので

オーソモレキュラー(栄養療法)のクリニックを受診したほか
ホリスティック医療の歯科治療や
姿勢矯正の整骨院
鍼灸
カイロプラクティック
指圧整体
フランス式オステオパシー
気功療法
バイオレゾナンス(波動療法)
ボディートーク
アクセスバーズ

などいろいろ受けました。

自分でもなにかしようと、健康法の書籍や情報を参考にして、サプリを飲んだり、太極拳を習ってみたり、アーシング・電磁波対策などいろいろ試しました。

しかしどれもやりはじめるとなんとなく調子がよくなるのですが、しばらく続けるとまた不調になることの繰り返し……

なくなった症状もあったものの、新たな症状もでてくるなどして一進一退を繰り返すような日々でした(上記の施術はまったく効果を実感できなかったわけではなく、体調が1段階上がる体感があり効果的だったものもありました)。

原因を探る

本来病気には必ず原因があるはずなので、症状にばかりとらわれるのではなく原因にフォーカスして原因を取り除く治療(対処)が必要だと考えていました。

困ったのは原因がわからない、ということです。

一般的に慢性的な病気の原因として考えつくのは、

  • 食事(栄養バランスの偏り、食べすぎ、食事時間が不規則など)

  • 睡眠(睡眠時間の過不足、睡眠の質の低下)

  • ストレス(仕事、家庭、人間関係)

あたりでしょうか。
しかし、食事は以前から人工の添加物や栄養など気をつけており、睡眠も十分にとっていました。ストレスも特にたまっている自覚がありません。

原因を探るために医学者や治療家のかたが書いた書籍や記事を調べたり、治療やセラピーを受けてお話を聞いたりもしてきたのですが、原因の特定は難しいだろうな、と思いはじめていました。それは、調べれば調べるほど、不調の原因としてあげられるような要因が世の中にはたくさんあるとわかってきたからです。

手がかりが少しみえてきた

2024年も明けた頃、新たな症状が現れて悩まされてはいたものの、全体的には症状が少しかるくなってきた感じがしていました(上述の施術やセルフケアが効いていたのかもしれません)。

この頃から改めて効果的なセルフケアを学んでみようと思い、さまざまなものを学びはじめました。
たとえば瞑想を習ってみたり、とある自然療法医の講座を受講し生活習慣を正すことの大切さを知ったり。書籍ではアーユルヴェーダなどを学びました。

アーユルヴェーダでは、生活習慣の大切さと自分の体質に合った生活が重要であることを知りました。
また、セルフケアの具体的な方法をいくつか知り実践してみることにしたのです。

こうして、生活習慣やセルフケアに意識を向けていろいろなことを実践しているうちに、徐々にですが体が整う感覚がつかめてきたのです。
どんなにやることがあっても睡眠時間の確保を優先したり、食後のウォーキングを日課にしたり、瞑想を1日2回おこなったり(サボり気味ですが……)朝起きたら太陽礼拝をやったり。
入浴時間をたっぷりとってリラックスしたり、座っているときは猫背にならないように意識したり、朝晩に温かいハーブティーを飲むなど、日常的な部分から変えていったのです。

まとめ

現在はまだ完治までとはいかないまでも、不摂生や無理をしなければ、比較的調子が落ち込むことが少なくなり人並みに近い生活ができるまでになりました。
まだ道半ばではあるけれど、ようやく出口の光が遠くにみえてきたような気がしています。
3年間自分の体や心と向き合ってみて、自分なりに多分これが原因だろうというのはなんとなくわかってきたように思います。
ただ、目にみえない(検査などででてこない)ので断定はできませんが。

ここで話をまとめると以下のことが言えるのだと思います。

1.不調の原因をピンポイントで特定するのは困難。
  それは不調になる要因はさまざまあり、また、人の体質やおかれてい
  る環境(現在、過去含めて)もさまざまだから。

2.自律神経失調症やそれ以外の不定愁訴も含め、原因をざっくり言えば
 (1)生活習慣の乱れ 
 (2)外から受けるストレスや毒となるものを体や心にため込んでいる
 この2点に注意することが解決の糸口になりそう。

3.病気や不調を改善するのはもともと備わっている自然治癒力


そこで、上記の生活習慣の乱れやストレス・毒をため込んでいると思われる場合は、
・生活習慣を整えること(健康によい生活習慣を学んで実践する)
・日常のセルフケアで体と心をいたわってあげること

この積み重ねが自然治癒力を高め、体調を快方へ向かわせていくものと信じています。

そして、不調で悩んでいらっしゃるみなさまにも上記の内容が少しでもよいきっかけになれば幸いです。

また、健康によい生活習慣の内容やセルフケアのより具体的な内容、やってみてよかった施術のレポートなども今後別の記事でご紹介していければと思います。

よろしければ、スキ・フォローしていただけると励みになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?