46.【五月雨の序章】を、開き、文字を読み始める。字を書くことは大好きだが、読むと途端に睡魔が襲う。でも、お母さんの文章は、すらすらと頭に入ってきた。あじさいの描写から始まり、すぐに場面が転換した。主人公の女の子はまさに私のようで、私の取扱説明書を、全世界に公開されているようだ。

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