見出し画像

そうは言ってもムカついて。

大好きだったから。
どんな別れ方で終わったとしても。
一度運命を感じ、愛した人のことだから。
別れても恨んだり憎んだりせずに優しい心のまま、《幸せになって》と多少時間が掛かったとしても。
最後はそう思える人間でありたいと思っている。

そう思える日もある。

しかし、
そうは言っても、言われたひどい言葉、態度諸々。思い出してはやっぱり憎い…笑
腹が立つ。

だけどいつかこの苛立ちさえも消えて、本当にどうでも良くなって思い出すことすらなくなって、たまーーに『ああそんな人もいたなあ』なんて存在になるんだろうな。
そう思うと苛立つこの時間さえも彼を愛してた最後の証なのかもしれない。

愛していたよ私はね。

よく聞く言葉だけど『私は愛してくれない人を失ったにすぎないけど、彼は愛してくれる人を失った』って言葉。あんま響いたことがなかったけど今は少し響く。

『もう好きって気持ちはない。』
そう言われて振られたから諦めがついた。
私は最後の最後の最後まで大好きだったよって言い切った。

ねえどう?
自分を愛してくれる女を捨てて、10代の女の子に大金払ってしてもらうマッサージは。どうですか?幸せですか?満たされていますか?
自分のことだけ愛してくれて、自分のことしか知らない、全て初めてだった女を楽しくないと捨てて、不特定多数の男の人に愛嬌振る舞っている女の子と致すソレは楽しいですか。
あなたの求めていたソレですか。

求めていた答えが見つかったのなら、これが正解だよ。
私は君に初めてを捧げたこと、なんの後悔もしてない。愛していたからね。なんだって良かった。愛していたから。
一度も感じれなかったことも、初めてなのに必死に演技していたことも、あれこれ我慢していたことも黙っててあげる。だから次の女の子にもおんなじようにやってあげな。

いつか、分かるよ。
いかに私があなたを愛し、あなたを大切に思い、あなたにとってどれだけ必要な存在だったか。
それに気付いた時わたしはあなたの元へは戻らないよ。

私は私の人生を私の好きなように生きますので。
君も君の人生を君の好きなように生きてください。

君以外を私は近い未来に知ることになるでしょう。
もうそれに寂しさすらも感じない。
早く君の全てを上書きしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?