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戦慄のG

今日はトコトンくだらないお話なのです。
しかし僕にとっては震え上がる恐怖に心臓もバクバク。超絶ストレスフルな日であった。
原因はG(ゴキチャン)。
昔から異常に恐怖心を抱くやっかいな生物。
ここ南の島には勿論大量に生息している。
しかもでかくて良く飛び、噛むと言う噂も。

今朝は燃えるごみの日。
回収BOXの扉を開けるその瞬間、大型Gが這い上がってきた。
突然の恐怖に思わずごみ袋を投げ落とす。
すると、驚いたGが僕にめがけて羽ばたいて来たのだ。
幸い直撃せず飛び去ったが、朝イチからとんでもない災難だ。
ここまでは年に数回訪れる日常の光景なのだが慣れないし、とにかく恐怖を感じる。

このハプニングの影響で、部屋に戻るまでの間、壁のシミや、壁を這うヤモリまでも全てGに見えるのだ。
頭の中はGへの恐怖と憎悪でいっぱいだ。

ある事象を願い、思い続けると実現する。
書籍やnoteでよく目にするフレーズがある。

気を取り直し、バイクで出勤する。
駐車スペースに止めてヘルメットをシート下の収納に入れようとしたその時だ。
再びGが僕の大切なバイクの内部から這い上がってきた。
反射的にバーンっとシートを叩き戻すと、まさかの事態が。長い特徴的な触覚がシートに挟まり、こちらから見えている。

何故開けっ放しにし向こうから出ていくのを待たなかったのか。
そもそも何故シートを閉めたのか。
この後どうするべきなのか‥。

咄嗟の行動に対する後悔と、次の行動をどうすべきかの模索。当然、凄い恐怖心も。

そんな時、ふと同僚が出勤してきた。
僕のおかしな行動をチラチラ見ている。
戦慄の心情の中に、羞恥心までプラスされたのだ。

僕は30代の大人である。
Gなんかに翻弄されるべき人間ではない。
そう思わせようと考え、何食わぬ顔でシートをオープン。
大パニック大型Gが僕の肩めがけて飛んできた。しかし、僕は運動神経は良いのだ。
絶妙なステップでヤツの突進をかわした。

飛び立ったGは新たに出勤してきた、海外実習生の足下に。彼は無表情で踏み潰した。
一連の出来事を見ていた同僚は爆笑している。確かにコントの様な流れであった。

思考は実現する。
今日はこの言葉を深く、心の底から実感した。

今もなお、Gの存在が頭の中をちらつく。
noteに書くべきテーマでないのは承知しているが、今日はGでいっぱいなのだ。

何故こんなにも恐怖心を持つのか謎である。

早くGの事など忘れ去りたい。
この思考が更に実現化しては大変だから。

今日もお疲れ様でした。
虫の出る季節がやって来ましたね!笑
Gだけで1000文字書けたことに満足。
成長を感じた今日でした。 笑

明日は良い1日になります様に♪︎


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