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刹那に似てせつなく。なんだか善い言葉。

今日は休日でした。天気も悪いので読書デー。
2冊の短い本を読みました。
1冊目は「刹那に似てせつなく」。
小説ですので詳細はネタバレになるので割愛します。
刹那。瞬間とか短い時間的な意味でしょうか?
刹那的に人が出会い、事が起きストーリーが展開されていく。
タイトル通り、せつなさを読み終わりに強く感じる素晴らしい小説でした。

僕のような非社交的人間にも、刹那的な人との繫がりが何度もあったことを感じました。
あの時、あの場所であの人と出会ったから今があるのです・・・
一瞬の出会い、その当時だけの付き合い。
振り返ると多くの人に支えられ、生きてこられているのですね。
刹那に似てせつなく
何か好きになるフレーズで、記憶に残る1冊です。

2冊目は「私とは何か」。
個人を更に分解すると分人。
親、友人、職場の人、コンビニ店員など相手との立場によって人は自分の顔が違います。
では、本当の自分とは何なのか?
恋人や友人と接する意気揚々とした自分が自分で、苦手な人との接し方は仮面を被った自分であるのか?
そんな自分の存在を考えさせられた書籍です。

相手ごとに違う自分があることは自然なことであり、これが自分である。
たった1つの本当の自分などない。
確かに腑に落ちる内容でぜひ皆さんにも読んでもらいたい1冊です。


僕は人付き合いが苦手です。学生時代は、この点で苦悩し悪い思い出の方が多いのです。仲間はずれや、多少のいじめ的なこともありましたが、それでも嫌々ながら休まず学校に通い続けていました。
何故なら、心から安心して接することのできる友人が1人はいたからです。
友人や、信頼できる人間との良い分人関係が構築できていたこと。
振り返ると確かにそうなのです。

また、僕はおとなしく真面目で内向的と他者から見られます。
しかし、信頼関係のある人の僕を見る印象は全く違うのです。
うるさいくらい良く喋り、ニコニコして誰からも好かれそう。
何か書くとなるとザ・素晴らしい人間みたいで恥ずかしいですが 笑
これも分人関係が要因なのでしょう。
確かに友人や信頼できる人が相手の時は話題も尽きず、ずーと語り合うこともあります。
無口で暗い自分も自分で、お喋りな自分も自分なのですね。

小説家の書いた書籍だからか読みやすく自分の人生を振り返りたくなる良い1冊です。
まだこの年になっても人間関係に悩みは尽きませんが、何だか心が楽になりました。

今日は何もしていないような1日です。
起きて、家事をこなし、読書。昼飯を作って食べて30分の昼寝。
1時間散歩をし、ハイボールを飲みながら読書。そしてnoteを書く。
後は、晩ごはんを食べて眠るだけ。
オジイの1日の様な素晴らしい休日です 笑

そんな感じで今日は終わります。
明日も良い1日を!!!


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