銀行での暇つぶし

銀行ほど脳内に妄想竹がニョキニョキと
顔を出す場所はない🤣
もう、そこは私だけの楽しい妄想劇場だ。

もし、ここに銀行強盗が
入ってきたら、どうするよ、私😱

❶行員とお客さんの安全を守るため
我が身の危険を顧みず
果敢に犯人に立ち向かうか。
刃渡り25cmはあろうか、
大型サバイバルナイフを持っている犯人を
回し蹴りするか。
既に〝銃刀法違反〟で逮捕💦
「私が人質になる、あとは全員解放しろ！」
（怖くてこの時点で漏らす可能性💧）

❷「田舎のお母さんが泣いてるぞ」と
昭和の刑事みたいに後悔と改心を促す。

「ほれ、カツ丼食うか」
「それとも、煙草吸うか」
それは取り調べのシーンねw

❸犯人の哀しい生い立ちや苦悩に
寄り添い、話をひたすら聞いてあげる。
そして、もらい泣きをする。
「辛かったね、アンタよく頑張ったよ。
こんな世の中おかしいよ！」と。

❹ドラマ「リミット」で武田鉄矢演じる
刑事の台詞をそのままコピーする。
※但し、これは無差別殺人をした
犯人に向かって放った言葉。

「人間は生きているうちに、
殺したいほど憎い奴に出会うことがある。
だが、普通の人は殺さない、殺せない。

こいつにも親がいる。
こいつにも惚れた男か女がいる。
そう思うと、そいつが人間に見えて、
だから人間は人間を殺さない。
そして、殺せない。

だが、こいつは違う！
こいつは憎くもない人を、
弱い人を選んで刺し殺した。
なぜそんなことができたか。
それはこいつが人間じゃないからだ！

おめぇもしっかり踏みとどまって、戦え！
人間なら！！」

〜〜〜〜〜〜

そうこうしてるうちに
各局マスコミが殺到しテレビ中継が始まる。

犯人の一瞬の気が緩んだ隙に
待ち構えていた警察の特殊部隊SATが
銀行に突撃して犯人は逮捕される。

「ひとりも犠牲者を出さずに済んでよかった」とひとりで呟きながら
私は帽子を深々と被り直し、
その場を去ろうとする。
「まだ振り込み終わってねぇーw」

銀行の支店長が駆け寄る。
「ありがとうございます！
あなたのおかげで助かりました！
せめてお名前を！」

「名乗るほどの者ではない」と走り去る。



真面目な話。
〝素人が顔出して実名出して良い事なんか
ひとつもないのよ〟ってのが私の自論。
いくら正義の味方にしても、
好意的な反応はほんの一部で
「良い事したのに公表しなきゃよかった」と
後悔した。
昔、そんな経験をしたので
トラウマになったって話よ。


今日も平和な銀行でした😃