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丸岡城に行ってきました。

曇天だし、サクラの開花もまだまだなんですが、日曜日は青春18きっぷで丸岡城まで(朝の思いつき&弾丸)で行ってきました☺️
丸岡城は北陸唯一の現存天守が残っているお城。一部の堀は残っているものの、見所は天守一点勝負、と言う感じで、天守内外をじっくり楽しんできました。

渋い佇まい、ステキです。
石階段は傾斜角が29度、振り向かずに登ります。


柴田勝家の養子、柴田勝豊によって築城されて、江戸時代には本多氏や有馬氏が城主を勤めています。

ちょうど一年前の今頃に福井城などに行ったのですが、敦賀までの新幹線開通で福井駅周遍もその時とはレベル違いの賑わいでした。
人がとにかく多かったです。
敦賀から福井駅までは16日開業のハピライン福井にも乗ってしまいました(青春18きっぷが使えないからしょうがないんだけど)1時間に一本くらいしか走っていないのでコミコミでした。

恐竜やら、光る君へのラッピング電車やら。

丸岡城天守は写真などで見るよりも、古めかしい感じで、どっしりした老武士のような感じ、渋くステキでした。
望楼型の古式な天守は少し前までは最古の天守と言われていましたが、調査の結果、天守は1620年➕αの築城ではないかとされています。
(その時代にしては個性的でかつ古風やったかな。築城者の趣味だったのか、何かしら残っていた柴田勝豊時代の天守の原型を見本にしたのかなあ〜)

でも(石落としとか狭間はあるけど、真っ直ぐな階段が直通してて、なんか平和な時代感もあるなあ)とも感じました。

石落としとか狭間とか。
石垣も野面積みの無骨な感じ。


中に入るとサイズから隅櫓感がありますが、急峻な階段や破風の中に入って、懸魚や石の瓦が見れたりと、見どころも多いです。

大入母屋に入ると、懸魚の裏側が間近で見えます。


丸岡城天守は現存天守で唯一、石瓦でできていて、石材は笏谷石だそうです。朝までは雨が降っていたのか、笏谷石も青みを帯びていて、ステキでした。

笏谷石の石瓦。重たそう。


さくら祭りが始まっていましたが、まだまだ蕾も膨らんでいません。渋✖️華を見たかったです🌸

天守の周りはサクラばかりだから、咲いたらさぞや美しかろうね。

スタンプラリーもしながら、(一筆啓上日本一短い手紙の館)にも入りました。
徳川家康の功臣・三河三奉行の一人、鬼作左こと本多作左衛門重次が陣中から妻に送ったお手紙、
(一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ)の(お仙)は後の丸岡城藩主、本多成重のことで、幼名を仙千代と言いました。

鬼作左と光すぎてる仙千代。作左の渋さがいいわあ。


この、妻や子を気遣う優しさがあるけど簡潔な手紙にちなんで、全国から募集した明瞭簡潔な手紙を展示してある館でした。三階からは丸岡城も望めます。
やー、ナメてましたが、短い感動的なお手紙がたくさん展示してあって、どれも胸に刺さるし、泣かしにかかってくる手強い館でした。その場で母や誰かに手紙を書こうかとも思ってしまいました💦
便箋をこの館で購入すると、消しゴムハンコなども貸し出ししてもらえて、お手紙もしっかり書けるそうです。入り口にポストもありました。

行きに福井駅をぶらついた時、帰りにお土産を買おうと思っていましたが、夕方は結構売り切れが多かったです。小腹が空いたけど、おにぎりも食べたい味が残っていない繁盛っぷりでした。観光案内所にも興味のあるパンフレットがたくさんあり詰めこんで帰りました。
恐竜博物館も夏にリニューアルとのこと、また福井、行こう。

駅構内にいたフクイラプトル。ホントは恐竜も大好き❤


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