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ベクターアイコンの制作に向いている人のタイプ【独断&偏見】

こんにちは、ベクターアイコン検定4級のゴンです。
日々こんな感じのベクターアイコンを作っています。

無料アイコン素材サイト「ICON GRAPHICA」

今回はそんなベクターアイコニスト・ゴンが考える「こんな人がアイコン制作に向いてる!(かもしれない!)」という特徴をまとめてみようと思います。

※ もちろん独断と偏見のゴン調べです。

① せっかちな人

もしあなたがせっかちで何かを作っているときに完成を急ぐタイプの人なら、アイコン制作はめちゃめちゃ向いています。なぜなら私がそうだからです。

私はイラストを描くのも好きですが、しっかり描こうと思うと2週間くらいは時間が必要です。(※ 絵の仕上がり時間については大きな個人差があります)
ですが「やりたいことが他にもたくさんあるのに、1枚の絵にそんなに時間かけるのはムリ!!🤯」というせっかちな面が出てしまい、3割くらいの完成度で仕上げるのが常となってしまいました。

一方、サイズが小さく1色で作るベクターアイコンなら簡単なもので10秒、ちょっと複雑なデザインのものでも1〜2時間頑張ったらできてしまいます。
制作の取り掛かりから完成までのスパンが異常に短いので、1日に何個も作れて達成感の波状攻撃を受けるわけですね。もはや病みつきになります。

作品の完成を急いでしまいがちなせっかちさんも満足できる、それがアイコン制作です。

② きっちり整列するのが好きな人

これはまあそうだろうな〜っていう項目ですよね。手書きなら目立ちにくいパーツのズレも、キチッとしたベクターのラインだととても気になります。整列はアイコン制作に必須。
アイコンだと左右対称のデザインも多いので、あらゆるパーツを中央揃えにする機会がたくさんあります。整列欲がとても満たされます。
あとは等間隔に並べたりとか、角度を揃えるとか、角丸のサイズを合わせるとか。
「揃ってないと気持ち悪い!🤢」という感覚がある人は、高いクオリティのアイコンを制作するのに有利だなと思います。

③ 時には数字の正しさを疑ってNOと言える人

こちらの記事 ↓ にも書きましたが、実は「なんでもかんでも機械的に中央揃え!😉👍」が正解じゃない時もあります。

↑ の記事を一言でまとめると、「アイコンのデザインによって重心(バランス)が違うから単に中央揃えにするとズレて見えるぞ気をつけろ!」です。
数値的に正しく中央であっても目の錯覚があったりするので、それを考慮してその分調整する必要がある場合も。
なので色々な場所に潜む錯視に気付いて、いい感じに調整できる能力があるといい感じです。

④ 物事を単純化するのが上手な人

こちらはデザインの段階の話。
アイコン制作に必須なのが単純化です。イラストより少ない線で表現するので、物事の特徴を捉えて、かつ全体のバランスを見極めてアイコンに落とし込むのが得意だとアイコン制作にハマると思います。
逆に細かく書き込んで情報量を増やすのが好きなタイプの人は、情報量を削ぎ落していくアイコン制作と特性が真逆なので、もしかしたらストレスがかかるかもしれない。

⑤ パズルや謎解きが好きな人

前述のとおり大体のアイコンデザインは単純で、かつ幾何学的なラインにしたいので(※ここは好みもあるけども)図形の組み合わせで作ることが多いです。
「どの図形を使ったらいい形が作れるかな?」と考えるのがパズルみたいで、私はとても好きです。
同じようにこのプロセスを楽しめる人は向いてるかなと思います。

まとめ

私はそれぞれの特性が人並みかそれ以上で、アイコン制作が苦にならないといった感じです。特に①が当てはまっている。
もちろん全部当てはまらないとアイコン作れないとかそういうのじゃないので、ぜひお気軽にアイコンを作ってくれたらなぁと思います◎

ちなみに、逆にアイコン制作に向いてないタイプはこれといって浮かばないけど、強いて言えば「手書きイラストの方が描いてて楽しい!」とか「無機的な線より、有機的で自然な線の方が美しい!」っていう思いが強い人はアイコン作ってる時に「もうこれフリーハンドで描きたいな……🤤っていうフラストレーションは溜まるかもしれない。と思いました。

それと、アイコンを作るときの目の錯覚について、こちらの記事も参考になりそうだったので紹介させていただきます。タテとヨコの関係、奥が深い。
(アイコンに限らず、デザイナー・イラストレーターさんはお仕事に活かせると思います◎)

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