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音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~

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「サザンに出逢えて、サザンを好きになってほんとうに良かった」。桑田さんは、よく「音楽の神様に乾杯!」という。でも、僕からしたら、サザンこそが音楽の神様だ。このエッセイは「音楽の神… もっと読む
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Relayずっと続いていく【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~エ…

2023年、45周年を迎え、茅ヶ崎ライブの開催を控えていたサザンオールスターズは、3つの新曲を…

栄光の男にゃなれない心を壊した男【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬…

地下鉄のホームで、僕は何度も何度も電車を見送った。椅子に座ったまま、どうしても腰が上がら…

10年経った青春の終わりに【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~…

ここで、時を戻そう。2000年夏、高校2年生だった僕は、友だちと淡路島にキャンプに来ていた。…

YOU ARE MY SINGER【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~⑥】

2008年5月、僕は絶望していた。 『サザンオールスターズ、今年の活動をもって無期限の活動休…

惨めなDIRTY YOUNG MAN【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~⑤…

大学を卒業し、就職した僕は、愛知県一宮市にいた。結論からいうと、その生活は3か月も続かず…

ビッグスターに歓喜【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~④】

2005年12月、ついにこの日がやって来た。当時は大阪ドームと呼ばれていた現・京セラドーム大阪…

古ぼけたMDに想い出を閉じ込めて【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~③】

2003年夏、ひとつの夢がかなった。その夢とは、サザンを聴きながら運転して海までドライブするというものだ。 サザンといえば、夏。サザンといえば、海。というのは異論のないイメージだろう。サザンほど夏や海が似合うバンドは、TUBEの他にサザン以外にない。子どもの頃からずっと、サザンを聴きながら自分で運転して、海岸線をドライブするのが夢だった。 その年の3月に自動車免許を取得した僕は、親の車で練習を重ね、ついに長年の夢をかなえる日を迎えた。サークル仲間を乗せ、明石の海まで海水浴

『TSUNAMI』が教えてくれたもの【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の…

時は流れて、ミレニアム。高校1年生になっていた僕は、年が明けてチャンネルを合わせたサザン…

エロティカの意味もわからずに【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日…

『我はエロティカ・セブン』 このフレーズを聴いた僕の頭には、ファイブマン的な戦隊もののヒ…

茅ヶ崎に向かって【音楽の神様に乾杯!~サザンと僕の30年ほどの逢瀬の日々~プロロー…

新神戸から新幹線に乗って、新横浜へ。そこから在来線に乗り換えた。そして、辻堂を出発する頃…