オタクユートピア「くるっぷ」を使ってみた感想

Q くるっぷってなんですか?
A CREPU[くるっぷ]は同人誌を作ったりしているヲタクが自分たちのユートピアを目指して立ち上がったサービスです。

「くるっぷFAQ くるっぷって何?」より引用
https://faq.crepu.net/2021/08/24/%e3%81%8f%e3%82%8b%e3%81%a3%e3%81%b7%e3%81%a3%e3%81%a6%e4%bd%95%ef%bc%9f/

くるっぷって実際どうなん?って思ってる方多そうなので、個人的な所感をまとめた。

好きなところ

投稿できる文章量が多い

文字数足りないから削った結果意図が伝わらなかった、ということがなくなる。

あとから編集できる

誤字にああああってならなくて済む。

検索手段がハッシュタグ検索のみ

ハッシュタグがついた投稿以外、検索対象にならない。
つまりユーザー側で検索されてほしい投稿を選べる。
投稿文に「○○」というワードを入れたいけど検索には引っかかってほしくない、という悩みが解決される。
「ユーザー名・ID検索」はハッシュタグ検索とは別枠。ユーザーネームに検索ワードが入ってるアカウントをブロミュしなくて済む。

クリップボード機能が便利

Twitterのブックマークとモーメントとトゥギャッターのいいところを足して3で割らない感じ。
見返せるようにしたい投稿を確保しておける。
フォローもできる。「作品だけ追いかけてほしい/追いかけたい」という欲を叶える。

WORKS機能が便利

漫画や小説などを投稿できる。
「WORKS機能」で投稿をするとフォロワーさんに通知が行く。
作品の更新を見逃さない!やったね!

慣れが必要な部分

ある意味検索機能が第二のタイムライン

くるっぷのリポスト機能はTwitterにおける「引用RT」(くるっぷでは引用リポスト)のみ。引用リポストのリポストはできない。
誰にいいねされたかも通知されない。
そのため「バズ」「拡散」という要素が薄い。
Twitterのように、ある程度アカウントをフォローしておけばあとはRTで情報が回ってくるかTLを眺めていればよい……という感じではあまりない。
ある程度自分から探しに行く必要がある。
ある意味、検索機能が第二のタイムライン。
くるっぷ始めたての人は「おすすめハッシュタグ紹介」で検索して、自分が見たいハッシュタグを探すといいと思う。
不便な部分もあるかも知れないけど、逆に言えば「思わぬバズで意図が伝わらず心ないリプが来た」みたいなことは起こりにくそう。

上記の仕様により「数」の世界ではない

くるっぷの特色は、「オタク同士見えているような見えていないようなよくわからないけどなんとなくゆるいつながりがあって、それが心地いい距離感」という点だと感じた。
そのため、万RT・万いいねを求める人や、インプレッションとかエンゲージメントでガンガンアナリティクス管理したい人には不向きかも。

まとめ

Twitterとくるっぷは、似ているようでその在り方は全然違う。くるっぷにTwitterを求めてもしょうがない。逆もまたしかり。
この機会に、自分がどういうふうにSNSを使いたいのか、ちょっと立ち止まって考えるのもいいかもしれないね。

なんて偉そうなことを言ったけど、結局好きなクリエイターさんがいるかどうかなんだよな~~~!
Twitterにもくるっぷにも好きなクリエイターさんがいる私は、どちらも常駐するよ。それもまた生き方だよ。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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