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LUCY 1st WORLD TOUR written by FLOWER

久しぶりの(たぶん約10年ぶり?くらい)ライブハウスでライブを聴きに行きました。韓国のバンド、LUCYのワールドツアー、written by FLOWER in TOKYOです。

Xだかインスタだかでワールドツアーやります!という発表を見たとき、日本に来てくれるのかな?とドキドキした記憶が。いつもYouTubeでライブ映像を見ては、あぁ本物の音を聞いてみたい…っ!と思っておりました。余談。気づくのが遅すぎたのですが、数年前はYouTubeにアップされる動画の字幕が英語だけだったのですが、最近アップされる動画にはちらほら日本語字幕があるではないですか。これは日本に来ることを意識して字幕がつけられていたんだな…と予想。(ただの要望の多さかもしれません)

そしてチケッティング。抽選ではなく先着です。これは真剣に向き合わねばと本能が感じ取りました。チケットサイトがオープンする10分前にはさまざまな用事を済ませ(子どもたちから「ママー、○○してー!」と言われないように)、時間まで待機です。時間になってアクセスすると…サイトが固まってしまっているではないですか。やっぱりアクセス集中してるんだ、と思い心臓はバクバクしていました。ようやくつながったら、プレミアムチケットと一般チケットは売り切れ(プレミアム、特典付き、一般の3種類のチケットでした)。慌てて特典付きチケットを選択し、なんとかチケットを手に入れることができました。ここまでが3分以内の出来事です。文字通り一瞬で売り切れです。こうして無事に(?)チケットを購入することができました。

そして当日。
久々のライブハウスだ~と少しそわそわ。道にはたくさんの人が。…というかたくさんの人がいすぎて、どこのブースで何が行われているのか、列があるのかないのか、全くわからない状態です。道路に出ると通行人や自動車の邪魔になるので警備の人やスタッフの人には敷地内に入るようにと言われるのですが、人が多すぎて収集がついていないような。周りの人に聞きまくってなんとか手続きする場所へ移動。そうこうしているうちにプレミアムシートから番号が呼ばれ始めていました。周りには韓国から来たらしきファンもたくさん。しかし番号は日本語で「いちばーん」「にばん」と呼ばれている。こんなに混沌とした状況で状況を察知して異国の言葉を聞き取って行動するって、なかなか大変だと思いました。もし自分だったらパニックになるだろうなぁ。もうちょっとなんとかならなかったかな~と思ったり。

なんとか会場に入り、始まるのをわくわくしながら待ちます。最近のコンサートと言えばもうずっとSEVENTEENばかりだったので、LUCYはどんな感じなのか様子を伺っておりました。キャー!って感じなのか、フゥゥー!って感じなのか。

結論は、どちらもでした。びっくりしたのは、多少掛け声とかあるんだろうなぁと思っていたけれども、その声量がすごい。アンコール前はみんなで大合唱!最初はびっくりしたけれども、なんか声が合うと楽しいなと思い、私も大きな声で歌ったり揺れたりしていました。

お腹にドムドム響くドラム。弦が切れても情熱的にバイオリンを弾くイェチャンさんの姿。撒かれる水、夢に見ていた楽器の生音、素晴らしい歌声。全身に音楽を浴びました。ライブハウスの醍醐味を久々に味わったのでした。

チケットの完売の速度といい、もっと大きなキャパシティでも全然余裕だったのでは⁈と思ったりもしたのですが、こんなに間近で見られることってもう滅多にないと思うと本当にありがとうございます!!と全方位に感謝です。どのメンバーも一人ひとりと目を合わそうとしてくれている感じがすごく伝わってきました。

そしてライブ終了後、プレミアムと特典付きチケットの人はハイタッチ会なるものが開催されます。ハイタッチ会に参加したことのない私は何の準備もせぬまま時が来るのを待ちます。待っている間に持ってきたタオルでめっちゃ手ふいていました。(ネチョネチョしてんなこいつ、って思われたら嫌じゃないですか)

再度メンバーが登場し、順番にハイタッチしていきます。心の準備も何もできぬまま、すぐ順番がきました。何か言葉を…!って思いつつ小さな声でカムサハムニダ~って会釈しながらハイタッチ。すると「あいしてる~」と言っていただけるではありませんか!こちとら夫にも言われたことありませんよ。心のなかで「あいしてる・・・あいしてる・・・」を反芻しながらふわふわした足どりで渋谷をあとにしました。何の気なしに仰った言葉がこんなにも響くとは思いもよりませんでした。ありがとうございます!!余談ですが4人とも身長が高く、手も大きくてびっくりしました。私の身長も手も小さめということもありますが、手のひらは彼らの3分の2もないくらいでした。そして楽器を演奏する大事な手なので、そっと触れるように努めました。

5月6日に行った公演ですが、生音への余韻が抜けず、ふわふわした心地でようやく文字にしたためることができるようになりました。

何回か、また日本で公演できると思います的なことを言っていたので、楽しみにしつつ、引き続き音楽を聴きたいと思います。


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