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花粉症休暇導入社会に向けて...

今年は、10年に一度のレベルの花粉が飛んでいるらしい。
最近仲良くなった友達が重度の花粉症で苦しんでいて、
まだ花粉症を発症してない自分にとって、はじめて花粉症が少し身近になった。

友達は、10歳から発症し、シーズン前から薬を飲んで、シーズン中は誰も家に入れず対策を徹底しているにも関わらず、毎日37.2度で仕事をし、鼻づまりで眠れないから睡眠薬を飲みつつ慢性的な寝不足のなか、日々頑張っているらしい。もちろん、お花見なんて、論外。
これがあと3か月×40年=10年間続く。かわいそうすぎる。
「花粉症が治る薬があるなら、いくら払うか」という話をしていて、
「製薬会社の陰謀で、おそらく花粉症がなる薬はできないだろう」というのが、友人の持論だ。

私は、春になると花粉が目視できるほどの杉の山に囲まれて過ごしてきたが、幸い30歳になっても、まだ花粉症を発症してない。
ネットで少し調べてみると、花粉症を発症にしにくくなるには、1歳までに動物園に連れていくといいらしい。
私は、生まれててから、7歳までピーコ(鶏)とシロ(犬)と山村で暮らしていて、ある程度、雑菌にまみれていたのだろう。ありがとう、ピーコ、シロ。

少し話は変わるが、
先日、高校生のアイデアコンテストのプレゼンを聞きにいった。
ある女子高校生が、
「生理休暇を学校現場でも導入してほしい」と堂々とプレゼン正直していた。正直、度肝をぬかれた。
この1,2年ぐらいでメディアで「生理」が取り上げられ、職場でも生理休暇なるものが導入されつつあるが、高校生も「生理」を語るようになったのかと。
彼女曰く、生理痛がしんどくて授業もままならないから、オンライン授業などに切り替えてもいいようにしてほしいとのこと。

本人の努力だけではコントロールが難しい身体的な理由でパフォーマンスが下がってしまうのは、生理もそうだけど、花粉症もいっしょじゃないか?
生理休暇が認められるなら、花粉症休暇もあったら、当事者にとって、うれしいんじゃないか?

女性が月に1週間ほど、身体的に仕事しづらいように、
花粉症の方々も、毎年数か月も!、仕事するのがしんどい。
友人の話を聞く限りでは、花粉症のひどい期間は仕事少なめに配分されるような社会になったらいいと思う反面、

生理痛も花粉症も、
学生なら、試験のときや、部活の大会、大学入試のときはどうするんだろう、社会人なら、大事なプレゼンの日とかどうするんだろう…とも思ってしまう。

生理痛もほとんどなくて、花粉症も発症してない私は、彼ら彼女らの努力も悔しさも、どんなに想像しても、想像でしかない。
多分、実際になってみないと一生分からない。
どうしたらいいだろうね。

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