見出し画像

【ゴルフ】50度のAWを買いました!

橘です。2021年下期から左一軸スイングに取り組み始めアイアンがだいぶんと打てるようになりました。ところが一気にダメになったのが48度のウェッジ。代替品として50度を購入したんですね。その理由を説明します。

調子上向きだからこそ見直します

まず2021年下期から取り組み始めた左一軸スイングについて説明させてください。詳細はこちらの記事に書いていますが

要するに体重移動せずに、始めから左足体重で構えてスイングすることです。感覚的には、左8対右2ぐらい。テイクバックのときは左に倒れ込むぐらいのイメージです。そうすることで肩にタテ回転が生まれて必然的にヘッドが上から入る。コックを早めに入れることも大切。ハンドファーストのダウンブロー気味に打てるようになりました。

月例の結果

結果ショットにおけるミスが減り、スコアも安定。11月以降、月例において86、85、84とま~ま~なスコアにまとめることができました。とくに2022年1月の月例では全体120名の参加者のなかで2位タイ。これはうれしいです。

しかしひとつ気になることがあります。48度のウェッジが打てなくなったのです。調子が上向きだからこそ手を入れないことも考えましたが、いや、いまこそ手を加えるべきと思います。なんとかしたい48度ウェッジ。

ウェッジの48度って必要?

ここでまず、私のクラブ・セッティングを復習させてください。

ウェッジ

まず、48度のウェッジがなぜ必要だったか見直します。理由は簡単。女子プロがセッティングに加えているからです。ではなぜ女子プロが導入しているか? 最近のPWのロフトが44度。ウェッジが52度と58度。その間を埋めるのがちょうど48度だからです。私もこの考え方に習いセッティングでは48度・52度・58度のウェッジを入れています。ただし52度のウェッジはロフトを53度にしています。ロフトピッチを5度刻みにしたかったからなんですね。

PWでキャリー95Yぐらい。48度ウェッジでは85Yぐらいを打ちたい。ところが左一軸にしてからというものヘッドが上から入るのはいいんですが、ときどきヘッドが芝に食い込む大ダフリがでるようになりました。だからといってコントロールしようとすると、次は緩んでキャストの動きが入ってダフる。結局、ダフり続けているんです。

一日のラウンドで48度ウェッジの距離(85Y)をしっかり打ちたいというのは何度もありません。たぶん1回か2回程度。だからこそこの少ない機会でミスはしたくない。だって残り85Yを打つシーンは、短いパー4のセカンドショットだったり、パー5のサードショットだったり。つまり上手くいけばバーディーに直結するショットだからです。

48度ウェッジ導入のメリットはもうひとつありました。それは転がすアプローチのときに52度や58度のウェッジより足が使える。つまりよく転がるということです。とくに52度とは微妙な差が生まれます。もうひと伸びがあるんです。

しかしそれはあくまで理屈の上での話でした。実際のラウンドで48度と52度を使い分けるシーンなんてほとんどなく、だいたいは53度ですませることができる。だいたいプロのように3種類を使い分けるほど練習ができない。転がしに特化するなら、もっとロフトの立ったPWか9番アイアンのほうが、よほど転がすことが可能です。だから、アプローチ用としての48度ウェッジもなし。

そこで到達したのがセットのAW

ショット用として48度のウェッジを使う技量がない。アプローチ用としても48度のウェッジを使う技量がない。そこで行き着いたのが、セットの流れを組むAWでした。具体的にはスリクソンZ585のAW、50度です。バウンスがありソールが広い。だから手前からインパクトしてもソールがすべって打てます。ショット的な使い方ができる。アプローチはフェイス面を開いたり閉じたりしやすい53度のウェッジだけで充分です。

仮に70Y以内ならアキラツアーウェッジでアプローチ、80Y前後はスリクソンZ585AWでフルショット。90Y前後ならPWを短く持ってフルショット。100Y前後ならPWをいつもの通りにフルショットです。スリクソンZ585は軟鉄鋳造アイアンなので、ロフトの調整が1、2度程度なら可能なので、50度をすこし立てるかもしれません。よし、買おう! スリクソンZ585のAW!

中古市場でも人気のZ585 AW

私が現在使っているのがスリクソンZ585アイアン。ならば当然AWも同じものを買うことになります。ただしAWは別売。単品での購入となります。通販サイトで軽く調べたら、それほど安くはない。単品モデルが故にもともと流通量が多くない。発売が2018年10月ごろなので、もう3年以上前。これはめんどうだなと思っていたら、なんと馴染みの中古ゴルフショップに1本だけあったんです。これはラッキー。

画像3

シャフトがカーボンだったため、ショップに依頼してリシャフトしてもらいました。NS Pro 950 GHのS。長さも35.25インチになるようにカットをお願いしました。というのも、ひとつ上のPWは35.5インチ。ひとつ下の53度は35インチ。すこし傾斜をつけたかったんですね。なんだか面倒な話ですが、もう5年以上、この長さにしているので、やっぱりそうしたい。

画像4

ぶっちゃけ、中古品でも売り物になるの?っていうぐらい傷が多かったんです。

画像5

しかしなぜだか、フェイス面だけはキレイ。打球痕や傷がぜんぜんありませんでした。ちょっと納得いかないですが、別にネックを見てショットを打つわけではないので、購入することにしました。(実際、練習場で打ちましたが傷が多いことは忘れてしまうぐらいでした)

画像6

とはいっても傷は目立たないことにこしたことはないので、アサヒペン金属みがきで研磨します。

画像7

この白い綿みたいなものでごしごしこすると、あっという間に真っ黒になる。つまりそれだけ研磨できているということですね。

画像8

鉛もびったり貼ってバランス調整。たぶんD2。

実は市販のアイアンにはネック部分にオモリが入っているんですが、それはリシャフトのときに取ってもらうようにお願いしました。市販品は大量生産なので、組み立てるときにバランスがでないことが多く、それを調整するためにオモリをネックに入れるんですよ。でもバランスは自分で鉛を貼って調整したいので、リシャフトをお願いするときは、いつも取ってもらうようにしています。ちょっとマニアックな組み立て方ですね。

画像9

Aの刻印に白いマニキュアを塗り込みます。ちょっとはみ出していますが、はみ出た部分を乾燥したあとで削るからです。

画像10

グリップはいつものSTM S1 ブラック×グレーです。グリップ交換は自分でやっています。コツさえつかんだら、難しいことではないです。

なんだか手間がかかっちゃいましたが、完成しました。新しいAW。

画像11

並べてみます。手前からアイアンの8番(ロフト35度)、9番(40度)、PW(45度)、AW(50度)、53度ウェッジ、58度ウェッジです。予想通り、あたらしいスリクソンZ585のAWのヘッド、以前使っていた48度ウェッジと比べてフェイス面が大きくて安心感があります。

実際練習場で打ってみて、ソールを上手く滑らせて打つことができるので、これはいいです。まだ本コースでは使えていません。月末までラウンドの予定がないから。うぅ、早く芝生の上で打ちたいな! 中古ではありますが、自分にとっての新しいクラブを手にしたら、やっぱりわくわくしますよね~。

................................................................................

橘ダイスケのマガジン一覧

一度スコア100切りを達成しても、毎回90台でラウンドできないアナタに、セッティングやクラブごとの練習方法、コースマネジメントまで、多彩な切り口で紹介する橘のメイン・マガジンです。

90台で安定したら次の目標は90切り、80台でのラウンドですよね。ここからは緻密な戦略が求められます。上記マガジンでは物足りないアナタに向けたスコアアップのためのアドバイス集です。

橘が普段ラウンドするコースや日々研鑽を重ねている練習場を紹介するマガジン。位置的に埼玉が中心ですが、地元関西も追加していきます。

橘のクラブセッティングや買ってよかったもの、ゴルフ業界に対する雑感などを、自由気ままに書かせていただいています。

公開してきた記事本数も増えてきたので、それらをまとめたリンク集です。マガジンとは違う観点で記事を分類しております。

................................................................................

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。私自身は単なるサラリーマンゴルファーでしかないのですが、ゴルフでの気づきについて書かせていただきたいと考えております。引き続きのご愛顧、よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?