行動する前に意識しようと思ったある1つのこと
皆さん、「行動する前に意識していることって何ですか?」と聞かれたら、なんと答えますか?
私は
“分かったつもりになっていたけど、全然できていなかった!”
と改めて気付いたことがあります。
それは、
「行動する前に、その目的を意識すること」
です。
🔷気付きのきっかけ
私が、目的ではなく目先のことに囚われていることに気付いたのは、あるイベントの原稿チェックの依頼がきっかけでした。
「メッセージに入れたほうが良いエピソード、逆に入れなくて良いエピソードがあったら教えてください」
と言われて、
「伝えたいことが全部盛り込まれた素敵なメッセージになると良いな」
と思いました。
そして、「何か付け加えたいエピソードはないかな?」
と思って目を通しましたが、めちゃくちゃ素敵なメッセージで
「もう何も付け加えることないんじゃないかな?」
というほど、私には完璧な原稿に見えました。
この時の私の気持ち。
「これで、伝えたいこと全部言えていると思う」
でもこの時、他の人からのコメントでハッとしました。
「文面で読むと分かるけど、読み上げられたらちょっと理解に難しいところがある」
という発言。
確かに!
ほんの少しの言葉を足しただけで、より伝わりやすい文章になりました。
🔷目的を見失う理由
私は完全に“原稿をチェックする目的”を忘れていました。
目先の目的はありました。
“誤字脱字や、伝え漏れていることが無いか。伝えたいことが網羅されているか”を確認する。
そう思っていました。
でも、それはあくまで表面的お話でした。
そもそも、何のための原稿なのか?
原稿ということは、伝える相手がいるわけです。
それなら、伝えたい相手に正しく伝えることが最終ゴールになります。
“読み上げられたら分かりにくい”とは、まさに伝えられる相手の立場になっての意見。
いやー、その考え方全くできていませんでした!
🔷高い視座を持つ
そもそもその原稿は、あるイベントの催し物の1つ。
催し物毎の担当に分かれて、作業を行う分担しています。
その中で、私は「素敵なイベントになると良いな」と思いつつも、イベント開催側の1担当者の視点でしか捉えられていませんでした。
でも、本当に必要だったのは、イベント全体がどこを目指しているのか?
そして、それに向けて私がやれることは何か?
その考え方が足りていませんでした。
原稿の文字数にしたら、ほんの数文字の違いですが、そこから自分に足りていなかったものが一気に理解できました。
例え構成員の一人でも、いえ、むしろ構成員であるからこそ、全体の目的を常に意識する高い視座でいる必要があることを改めて感じました。
そして、もっと主体的に、素敵なイベントを作り上げる一員として行動していきたいと思いました。
行動する前に、その目的は?
改めて、意識していきたいと思います!
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