超東京マキノギャバリオンのキャラとメカ

・未来日本側

「マキノ・タカユキ」…1500年も続くウゴン(未来の日本語で「うどん」のような料理の事)の名店、「マキノ」の後継者。15歳。
小さい頃からウゴン一筋で修行してきたのに、マキノギャバリオンに乗る羽目になってムカついている。そのためかぎゃばりぎゃんのと仲悪い。
いわゆるコミュ障であるが、戦中の突然の閃き、そしてウゴン職人としての才能(=マキノギャバリオンの操作能力の高さ)は目を見張るものがある。

「ぎゃばりぎゃんの」…本名不明。16歳。未来日本のぎゃんの。(ぎゃんの、とは未来の日本語で王の中の王、皇帝、などを意味する。そしてぎゃばりとは元号である。)伝説の時代から合わせて何と346代目のぎゃんのであり、ガバヤバメンバーから「陛下」と極めて丁重に扱われているが、ウゴンの事ばかり考えて国民意識があまり無いタカユキからはぞんざいな扱いをされている。
ぎゃんのとしての誇り高さ、ビッとしてる感はあるが、かなりのおっちょこちょいであり、国家が傾くレベルのおっちょっこちょいをしまくり、その度にタカユキ達からキレられる。

「ノジマ・シンコ」…15歳。タカユキの幼馴染である。誕生日の日に調子に乗ってタカユキと一線を越えてしまい、「タカユキにはウゴンとマキノギャバリオンの操作だけでなく、もう一つ神がかり的な操作の才能がある」と語っている。ウゴン食わされ過ぎで苦手になっており、マキノでは炊き込みご飯しか食べない。

「カブラギ・サトミ」…臨時政府である「ガバヤバ」のリーダー、防衛大臣的ポジションの32歳。父親がマキノギャバリオンの開発をしていたので、メンバーの中で最もマキノギャバリオンに詳しい。だが、親父がテキトーすぎたせいでマキノギャバリオンの操作がわからないままになってしまった、などの理由で父を恨んでいる。タカユキに対して、最初は色気で骨抜きにしようとするが、年上に興味が無いタカユキからは無視され、よもやオバさんの扱いをされる。
「敵が出てきたら命中するように攻撃しなさい」「当たれば大爆発作戦を実行します。」など、ほとんど意味が無い指示や作戦が多く、周囲から存在意義を疑われている。

「武士」…未来日本における軍隊。兵器が戦国時代レベルまで退化し、「だったら格好も戦国時代のスタイルにしようぜ」という事で、戦国時代の武士の様な格好をしている。
軍事がもはや趣味レベルになってしまっている為、めちゃめちゃ弱い。

・ルイージ連邦側

「ルイージ」…ルイージ連邦の建国者にして総統。
過去の核戦争に対しての反省と科学に対する恐怖から産まれたマリオ教を「いやもっと武力でまとまるのは良い」みたいに曲解し、その新たなマリオ教を協議に、この時代には忘れ去られていた民主主義を復活させ、母国「サトシ王国」を滅亡させた。
この時代、ほとんどの大陸は核に覆われて人が住めなくなっており、確認される上では東アジアからオーストラリア大陸までの島々に人々が暮らしており、ロストテクノロジーである「人間っぽいやつ」を何をどうやったのか今の時点では不明だが発掘・量産する事に成功している。
一旦、世界を武力で制圧した後、その土地ごとに自治権を与えるみたいな感じで考えており、とりあえず東南アジアまでは征服して後は台湾と日本で征服完了みたいな感じになっている。
正体は一切不明の独裁者であり、民主国家が聞いて呆れる感じである。

「サトシさん」…元サトシ王国の国王。43歳。ルイージにより退位し、日本に亡命した。日本政府は「もう王様じゃないけど、さすがに呼び捨てはマジいだろ」という事で、サトシさんと呼ぶ。自分の王国が滅ぼされたのがやっぱり悔しくかったのか、竹槍で戦おうとしたりする。
後に自治権として王国の復活をチラつかされてルイージ連邦側に着く。ルイージ連邦でもやはりサトシさんと呼ばれる。

「クッパ」…ルイージ連邦軍のエースパイロット。正体を隠すために背中に大きな甲羅を背負っているが、「正体隠すなら普通仮面とかじゃあねぇか?」と思われている。「クッパのツヨシ」という相当強力な人間っぽいやつを操る。
後半、ゲバリオンを手に入れるが操作の仕方が分からず諦めかけるが、パスタ屋を営む祖母の家に遊びに行った際に突如閃き、操作方法を解読する。
出自が不明で、どこかルイージ連邦に対して忠実でない様子を見せる謎の男である。


・メカ

「マキノギャバリオン」…1400年前の超祖国戦争において、日本は非核三原則を守り核兵器を配備しなかった。
代わりに開発したのが人型決戦兵器「人間っぽいやつ」であった。
その当時はTwitterなどで「さすがアニメ大国だ」「脳味噌パープリンな日本人」「スパロボでもやってろ」など、世界中から馬鹿にされるも、当時の日本陣営の科学力全てを結集したこの兵器は核の撃ち合いで大国が大陸ごと壊滅した後の世界で日本を守る事に成功した。
しかし、大国が滅びた事によりグローバル経済科学を失った日本は徐々にその科学力、軍事力を落とし、戦国時代くらいのレベルの生活水準、軍事力まで落としていった。
が、「またなんかあった時の為に」と、投資より貯蓄が好き、石橋を叩いて渡る日本人らしくフラグシップモデルの「人間っぽいやつ」を密かに一元号につき一台づつ作っていた。
そしてぎゃばり元年に制作された最新モデルがギャバリオン(ぎゃばり音から命名されている)である。
しかし、これまた日本人らしい話だが、「どうせ使うことはねぇだろう」と何となく生産されていた為、その操作法、各種装備の存在場所などが失われた。(整備品のみ外注していた為、保持の為の技術はある。)
初代設計者が無駄にスティーブ・ジョブズに敬意を示し「今の時代、ググれば大体の事は分かる」と、一切の紙のマニュアルを残さなかった事もロストテクノロジー化を加速させた。初代設計者的にはオールジェスチャーで稼働し、完全オートマティックで誰でも操作できる「スマートロボ」としてドヤっていたが、皮肉な事にそのせいで現代では操作が極めて難解になってしまっている。
困っていたサトミが逃げ込んだ佐賀でウゴンを食っていた所、タカユキのウゴンを捏ねている所を見てギャバリオンの操作形態と合致する事を発見し、無理矢理タカユキをギャバリオンに乗せた所、見事に操り、「ギャバリオンの操作はウゴンや天ぷらを揚げる動作と一致する」事が発覚した。
その後、ぎゃんのにより名称を「マキノギャバリオン」に変更された。
その性能は汎用型の人間っぽいやつの1400倍の機動力と攻撃力があり、装備には背中から天かすの様に軍事ドローンを展開する「天ぷら粉こねる時」、一本のごぼう天の様に光り輝く「ごぼう天うどん」という白兵戦兵器がある。
中でも強力なのは「フライヤーの油落とし」という核融合を使った核兵器スレスレの武器で、この兵器が1400年前に発覚していたら確実にネットで炎上していたと言われるほど強力な兵器である。
尚、マキノギャバリオンに改名される前は日本国旗をイメージした真ん中が赤くて真っ白なカラーリングだったが、タカユキから「ダサい」と言われて青色、黄色などを塗り出されてトリコロールカラーになっている。
ぎゃんのは「これじゃフランス国旗みたいじゃねーか」と相当ムカついたらしい。

・「バチクソ」…ルイージ連邦の主戦力である人間っぽいやつ。
オーストラリアにて発掘された汎用型の人間っぽいやつをどうやったかは今の時点ではわからないが量産に成功させた。
マキノギャバリオンと違い、操作がジャスチャーとオートマじゃなく、マニュアル操作だったので比較的容易に操作法が発覚した。
開発された1400年前は実用に乏しいレベルの機動力と武装であったが、文明が後退した現代においては驚異的戦闘力を誇る。

「クッパのツヨシ」…バチクソの強化型である「ツヨシ」をさらにクッパ用に強化した人間っぽいやつ。
装甲の薄さの代わりにマキノギャバリオンに匹敵するレベルの機動力がある。
全体がクリアカラーで中のメカが良く見える作りがクッパのお気に入りである。

「ポケモン」…旧日本自衛隊が超祖国戦争の時に使用していた、ちょっと見た目が可愛い防衛ドローン。当時そうとう馬鹿にされたらしいが、意外に攻撃力がある。日本製なのに日本刀に弱い。やはり発掘したルイージ連邦が使用する。

「クッパノゲバリオン」…フラグシップ人間っぽいやつである「ゲバリオン(元号が「げばり」だったのでこう命名されている)」をルイージ連邦が手に入れ、クッパ用に改造されたモデル。名前が「エヴァンゲリオン」スレスレである為か、紫色にコーティングされている。
ウゴン職人以外に起動できないはずのフラグシップ人間っぽいやつであるが、クッパはうどんとやや製法が似ているパスタの職人になる事でこれを克服している。
このゲバリオンは建国4000年を記念してかなり気合いれて作られた機体なので、相当性能が良い。
なのにルイージ連邦から盗られてムカつくので、日本人からは「エヴァンゲバリオン」「エヴァンゲ」「エヴァの偽物」などと蔑称として呼ばれている

「スケホマレオン」…北九州の麺職人、資さんが操るフラグシップ人間っぽいやつ。型が古いので、マキノギャバリオンよりは性能が劣る。
しかし、おはぎを握る動作で、背中からナパーム弾の様なものを撃ち出す「資さんのおはぎ」という特殊装備がある。

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