日記

仕事終わりに何の予定も無く、深夜の親不孝に行くと宇都さんと遭遇して、そのまま道端で飲んでいると先輩がすぐ近くで飲んでいたようで、呼ばれて集合する。
4時まで飲んだ。

翌日、東京の友達が遊びに来ていたので会う。
かなり楽しみにしていたが前日飲みすぎてグロッキーだったのが悔やまれるが、話したかった話がほとんど出来た。
今や何でも話せる数少ない友人の一人である。
本当に俺の事を思って話してくれているのが分かるし、女性ならではの視点がするどい。
本当に大事な仲間である。

ドラムを叩き始める。俺はドラムを全く叩いた事がなかったが、何故かドラマーとしてバンドに誘われた(コピーバンドだが)。
それと同じ頃に友人のハードコアバンドにリハで叩いてと頼まれたので、まあ何かのタイミングかと思って始める事にした。
俺は今、強烈に悩んでいるというか、どうすれば良いのかわからない事がある。
ドラムを練習しているとそれが一瞬すっきりする。
最近ひたすらコンピュータばかり触ってたので、フィジカルで困難が解決していくドラムが何だか楽しい。
力を抜くとロールが出来るとか、アップダウンでハイハットを叩くとか、何年もバンドをやっていたのに知らなかった事がわかり、俺はなぜ今までドラムをやらなかったのか、と思った。
脳みその中では中村達也バリに叩きまくる姿を想像し、メトロノームをド低速にしてドッタンドドタンシャーンと叩き続ける。
「初心者の内から師が多いと混乱する」という持論でYouTubeとかをあまり見ず、わからない事をケンタ氏に聞き続け、目標をケンタ氏に定める。
楽しいが、あと2週間でハードコアを叩くのは中々無茶振りである。

翌日もスタジオに行くと、某ハードコアバンドの先輩がいて、話し込む。
お互い話したかった事が沢山あり、朝まで語れる勢いであったが、家庭の都合によりまた今度に。

それから週末まで疲れたので何もしなかった。

日曜、何故か予定が重なりまくるが、この日俺は友達のバンドをレコーディングしなければならないので断った。
しかしレコーディング前に帰郷した友達と会う。
変わってなくて安心する。
直後にレコーディングに入る。
凶暴な音楽性とは真反対にまったりおっとりしたメンバーにほがらかになる。
帰りにロイホメンバーに会いにUTEROにいく。
激しい一日であった。

昨日は仕事が終わってネオホの新しい音源リリースについて、某バンドとウェブ会議。
俺がふと思いついたアイディアへの指摘を翌日けんたろうに受ける。
これが良いのである。俺は相当に突飛な事を考えるので、周りがついていけなかったり、逆に反論の余地を与えなかったりして、俺のアイデアが突っ走りすぎて失敗する事が儘ある。
が、けんたろうは冷静に俺の意見を判断するので、俺が暴走する防波堤になる。そして逆に意見が一致する時は暴走は爆走に変わり、とんでもない凄いアイディアが産まれる。
とても気分が良くなった。

深夜にUTEROとダークルームにいった。
UTEROで「あのVHSって、ジャンヌダルクを意識しているらしいですね」と言われたのが情報が交錯していてちょっとウケた。(ジャンヌダルクではなく某Dがモチーフであり、そしてそれはジャケの話では無く「項羽」のMVの話だ…)
その後、ケビンが留学するというのでダークに行ったが、留学は半年だけだった。

ダウンコートを買った。
俺は普段、そういう服を買わないが、友達が選んでくれたやつで、それが嬉しくて買った。
新しい服を着ると気が明るくなる。
もっと別の靴も欲しくなり、ブーツも買った。
俺にしては贅沢である。
だが、職場にいくと社長と奥さんが大型免許を取ってハーレーとレブルを買うと聞き、俺の贅沢ってみみっちいなと思った。
そして急激に単車熱が高まり、バイクを買わなければならないと思ってきた。
次は四気筒の400に乗りたい。
スーフォアがいいかもしれない。
スーフォアは教習車なのでみんなナメているが、あれはこれまでの400ccのバイクの完成形だと思う。
資本が電気自動車に向かう昨今、これ以上のミドルクラスバイクの開発競争が望めなければ歴史的にみても最強のバイクになるかもしれない。
「疾風伝説 特攻の拓」を愛する俺としては絶対に乗る必要があるミドルクラスだ。

それにしても最高すぎた10月は何だったんだろう、と、何が起きても心が動かなくなっていく最近の自分を見ていると思う。
この計画が破綻したらもう俺は特にやりたい事がない。
じゃあどうしよう、やりたい事を探さなきゃ、と思った。そんなのは初めてである。
ずっとやりたい事ばかりだったので、よくある「自分がやりたい事がわからない」大学生とかの気持ちがわからなかったのに、今自分がそうなっている。

Twitterを開くと、フォローもしてないのに勝手にネガティブなツイートが表示される。
ネガティブなツイートほど関心を持たれるというが、それで仕様として表示されるのか、それとも俺が求めているのか。
謎である。

ここ最近、よく人と飲むとネガティブな話題になった。ゲラゲラ笑い話としてではあるが、やはり翌日になると思い返してあまり良くない気分になる。
何と無くダラダラしているとふと「血まみれスケバンチェーンソー」という漫画が目に入る。
昔付き合ってた女が好きだった漫画である。
ノコムラギーコという主人公の名前を聞いてゲラゲラ笑っていた記憶がある。
中身も勢いがありすぎて内容が全く入ってこなかった。
この漫画を見ていると、どうしてもその頃の思い出がリンクしてちょっとセンチメンタルになる。
どう考えてもセンチメンタルになるような内容の漫画ではないにも関わらず。
そう言えば今日で前の彼女と別れてから一年経ったな。

12/21はUTEROで俺のレコ発がある。
ただ来た人を思い切り楽しませる事しか考えてなかったが、では無く俺がもっと楽しもうと思った。
だって、俺が楽しくなかったら来た人が楽しいわけないじゃん。




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