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世間に褒められる「継続した人」になれなかった自分…359日目

 天皇陛下即位から5年
 4月28日)衆院3補選(東京15区、島根1区、長崎3区)自民全敗、立民3勝
 4月29日)円相場が一時1ドル=160円台まで急落後、一時1ドル=154円台まで急上昇。日銀、5億円規模の為替介入か
 4月16日)栃木県那須町の河川敷で会社役員夫(55)と妻(56)の焼かれた遺体発見。同17日、25歳男が都内五反田駅前交番に出頭・逮捕、同29日、沖縄・那覇空港で「指示役」28歳男を逮捕、「実行役」として30日に神奈川県内で20歳男、5月1日に千葉市内で20歳男(元俳優)を逮捕(いずれも現時点で死体損壊容疑)

褒められたいという願望

 春の褒章、叙勲などの時期だ。
 昔はこういうものをどこかで馬鹿にし、「無冠が一番」などと粋がる自分がいたが、ある程度の年月を経て、まったく無縁の人生が確定すると、それはそれで世間に認められてないようで、少し寂しくしょげる。
 有名人や会社経営者、職人など紹介の定番はともかく、保護司や消防団、学校長、会社員、組合役員らが名を連ねている。おや、自分でも入れたのではないか、などと。。(お金ももらえそうだし)
 ただ、言えることは、この方たちは「継続した人たち」ということ。自分も会社員はそれなりに勤めたが、世間から「継続した人」とみなされなかったのだな。ま、しようがない。そして、今更「褒章」の「褒」の字を見て、褒められたい、と思う自分がいることに気づく。
 が、まあ、それなりの人生を歩んできた、それでいいのだ。自分で自分を褒めよう。

ざわつく心と小人物的ズルさ

 ……那須町の事件で逮捕された20歳の元俳優は10年前のNHK大河ドラマで主役の子ども時代などを演じ、メーンストリームにいた。6年前に芸能界から消えたらしい。「子役俳優のその後」を巡り、ネットもわが心もざわつく。そのざわつく心の中に、“転落した”人間を見て「自分はまだマシだ」と思う小さな人間的ズルさもある。それをとりあえず自覚しておく。

 にしても、芸能界は華やかに見えて一寸先は闇。ハイリスク・ハイリターンに足を踏み入れる人々。所詮そんな世界、と距離を置くのが、凡人には似合うのか。
 そもそもその世界は、体力、精神力の強さが必須だ。
 そして、体力精神力共にあまり強くない自分は、離れて見つめるのみ。

疲れがとれない、無理が効かない、それが自分

 雨の5月1日。少し涼しいくらいの東京。
 このところ、週末に土日連続で朝から晩まである場にいて、待機時間の方が長いのに疲れる。翌月曜はばてまくり、火曜も疲労をひきずる。今日水曜は調子が良さそうなので久々に運動に行ったら、昼ご飯を食べた後、長い長い昼寝をしてしまった。そして、まだ疲れがある。

 疲れがとれない。
 病気ではない。それはわかる。疲れやすく、疲れがとれにくい。無理が効かない身体、それが自分なのだ。

 思うに、これまでの人生も、身体的、精神的に無理をせずに生きてきた。一種の「逃げ」ともいえるが、少なくとも一成人として納税義務を果たし大きな問題も起こさずに平凡に過ごしてきた。

 そう、「頑張ろう」が足りなかったかもしれない、結果的に上で書いた「継続した人」になれなかったわけだが、それは自分の心身に合った生き方をしてきたということだ。
 そうか、ほどほどでしか生きていけないのだな。

 少し寂しい。
 しかし、それでいいのだ。それで、これからも生きていこう。
 (ダイエットもほどほど)

 皆さまのご健康を。

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