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分野外の経験も生きてくる(アルバイトは将来務める分野がいい?)

皆さんはアルバイトはされていましたか??

大学時代は社会福祉学部だったので、介助やガイドヘルパー、入所施設の宿直スタッフなど、福祉系のアルバイトをされている方が一定数いました。

声をかけてもらって、
「将来、福祉分野で働くなら絶対、経験しておいたほうだいいよ」
と先輩だけでなく、同級生にも言われることがあって、天邪鬼の私は
「じゃあ、やらない」と思ってしまいました。

社会福祉学部でも福祉の教員免許を取って働くつもりでしたので、当然教育分野を目指す人たちとも繋がりができます。

そうすると、
「将来、子どもたちと接するなら、絶対、塾の講師しておいたほうが良い経験になるよ」
塾講師の勧誘も受けるわけですが、それも断りました。

興味がないわけではないし、「将来、役に立つ」のもわかる。
でも、働き始めたら「その分野」とずっと向き合うんだから、別の分野を知っておくのもいいじゃないかというのが私の考えでした。

そこで、飲食店でアルバイトすることに。

一番長かったのは、大阪では有名な「551の蓬莱」
そう、豚まん屋です(「肉まん」と言われたら無視したくなるわい)。

それもレジなどの接客ではなく、厨房で豚まんや焼売を作ったり、工場からの荷物を店内に入れるような仕事をメインにしていました。

百貨店の中に店舗があったので、大行列になることも多く、ひたすら作り続ける。

この忙しさは店舗の商売でないと中々味わえないと思います。

社員の焦りや怒りなども肌で感じながら、それぞれの部署が協力して乗り切っていました。

この時に学んだのは、「忙しい時こそ、顔を上げる」ということ。


自分のポジションが一番忙しいと思っていたら、豚まんの箱詰め作業が大変なことになっていて、そちらのフォローに誰か回らないといけない。

また、自分以上に焦ったり、混乱している人がいる場合は、落ち着くように声かけをしたり、ミスに対して怒鳴るのではなく、どう乗り切るか一緒に考えるといった
「今、この危機をどう乗り越えるか」の連続を味わうことができました。

的確に指示を出す店長さんのリーダーシップも身近に見ることができました。
店長の声かけの仕方は、授業時の学生へのアドバイスや授業時の指示に大いに参考にさせてもらっています。


そして、今でも「大変と感じた時は顔を上げてみる」ことを意識しています。
もちろん、自分の持ち場が一番大変な時は、声を上げることも大事ですね。

結局、「経験を他のことにも応用する」意識があれば、経験を無駄にすることはありませんね。

本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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