地域包括支援センター時代に関係者から言われて嬉しかった言葉
私が入職して1、2年目だったと思いますが、認知症高齢者を支援するマップを作成するワークショップを各地域包括支援センターの圏域で実施することになり、ほぼ未経験の私がファシリテーターを担当することになりました。
今思えば、管理者が大事な成長の機会を与えてくれたのだと思います。
先にセンター職員に向けて、どのように進めるかという外部講師からのレクチャーがあり、ほぼ同じような進行をすれば良いというもの。
ただ、福祉関係者だけでなく、地域住民も入るワークショップなので、レクチャーされた通りになるわけでもなく・・・。
先に開催された他圏域のワークショップを見学すると、
「進行が頼りない」
「何が言いたいかわからん」
みたいな野次が飛んでいました。
色々とビビりながら、当日までに何度か自分のセンター内でデモンストレーションを行いました。
教育学を学び、個別指導塾でも教えていましたので、人前で話すことについては、何の緊張もないのですが、何か起きたらどうしようという不安は大きかったです。
そして、当日。
センター内の職員のサポートを受けながら、自分でもビックリするくらい、円滑に進めることができて、無事に終わりました。
ここからがタイトルの件。
片付けをしている時に、社会福祉協議会のベテランの方から声をかけてもらいました。
「今日はありがとうございました。テリーさんという社会資源を知ることができたのが、今日の大きな収穫でした!」
この言葉、凄く励みになりました。
私を社会資源と言ってくれたのが、なんか頼れる存在って感じで受け取りまして、自信を持つことができたように思います。
その後も社会福祉協議会から私宛に司会や講師の依頼をいただくことがあり、本当に社会資源として認識してくれたのかなと実感もできました。
仕事をしていると、自分はやっていけるだろうかと思う時があると思います。
今回は、私の中での「ちょっと続けていけるかも」と思うきっかけになったエピソードでした。
本日は以上です。
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