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不満から「充足すべきニーズ」を考える

授業でも紹介しているワークの話です。
ニーズを考える時に「最近、イライラしたこと」を個人ワークで挙げてもらいます。

こんなサービスもありますよね。
不満買取センターというサービスです。

不満をポイントで買い取ってくれて、それをamazonギフトカードなどに交換することができます。 


あらゆるサービス、人間関係での不満などを買い取る。
そして、その不満を欲しがる企業もあるから、成り立つビジネスですね。
タイムリーな不満は少し閲覧することもできて、私もたまに眺めてます。


このサイトは学生にも紹介してます。

私はアンガーマネジメントを教えることもあるので、色んな怒りの事案について触れて考える癖があります。
合わせて、福祉とかニーズを考える文脈の講義なら、別の形に変換するワークをします。


それは、
怒りを「〜不足している」と言う形に書き換えるというもの。

これは、不満買取センターの社長の方がゲストで出ていたポッドキャストで話されていました内容を参考にしています。
初めて聴いた時、ビックリしました。

例えば、
某飲食店をテーブル席で予約をしていた。
当日行ってみると、待たされた挙げ句、当たり前のようにカウンター席に案内をされたとします(実際にありました)。

これをどう変換しましょうか?

私の場合は、

・予約席が変更になったことに対してお詫びをすると言う配慮が不足している

・予約していたのに定時を過ぎていたから、案内時にお詫びをすると言う言葉が不足している

・予約席が変更になったのであれば、予めお客に連絡をするという手が不足している

・テーブル席が確保できない(不足してる)

みたいな感じです。
「不足している」という形に変換すると、何が足りなくて充足すべきか、具体的に見えてきます。

不満を語ってもらった時は、こちらも否定的な感情になることもありますが、勝手に「不足してるものは何か?」を考えると結構冷静に聞くことができます。

授業でもやっているワークをご紹介しました。
何か参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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