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シングルマザーとその子どもの支援に関する研修に参加して(男性にもできることを考え続ける)

昨日はシングルマザーとその家庭を支援されている団体の講師を招いての研修会でした。

私は性別は男性ですし、「そもそも自分に何ができるのだろうか」という消極的な意識をもっていました。
なかなか取っ掛かりのないテーマでしたが、当事者性をもった会員からの声もあり、企画を実現させることができました。


色々ときづきがありましたが、印象に残ったところを3つだけ。

①地域との関係性が希薄
DVなどで避難されてこられた方の場合は、地域との繋がりもなく、最初の相談のきっかけ含め、「繋がり方」が難しい。


②居場所づくりのおける男性スタッフの注意点
子どもにとって、身近な男性の大人モデルとしていてもらうことには意義がある。
「怒鳴らない男性がいる」という認識を持てるのは大きい。
「どこから来たの?」、「お父さんは?」などのNG言葉や後ろから声をかけないなどの工夫が必要。

③支援を受けている人は断りづらい
個人的接触もNGにしている。保護者は今の繋がりを失うことへの怖さから、支援者の提案を断りづらい。


これだけでも今後自分が考えるきっかけをいただいたと思います。

特に最後の③については、支援者の優位性・権威性などを自覚しなければ、クライエントをコントロールしてしまう危険性があると思います。


「男性だからできない」ではなく、「男性でも活かせる領域がある」と思えましたし、シングルマザーの支援をしたいと考えている社会福祉士がいますので、そのサポートに回ることができればと考えています。


少し、図書や論文なども読んでみようと思います。
3月の終わりに素敵な時間を過ごすことができました。

本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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