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アンサー(答え)とソリューション(解決法)の違い

noteでは名乗ったことはありませんでしたが、
Your Best Solution代表の五木田穣です。

今日は、
アンサー(答え)と、ソリューション(解決法)
違いについて考えていることを書いてみます。

Solution(解決法)を提供するということ

answer「答え」「応え」というニュアンスがありますが、
solution「方程式の解」というか、「困難な事態への打開策」とか「解決のための手法、施策」とかそんなニュアンスを持ちます。より広い視点で考える感じですかね。

だから、「Your Best Solution」なんです。
提供したいのは、アンサーではなくソリューション。

木目Your Best Solution

あなたにとって最善の解決策を提供する。

主体は、あなたであって、私ではない。
私が思うことではなく、あなたにとってベストなものを一緒に考える。
一緒に寄り添ってやっていく。

私が提供したいのは、Your Best Solutionであり、

あなたのベストな解決方法、打開策を考えます。
一緒に考えましょう。解きほぐしていきましょう。
一緒にやりましょう、私はあなたの味方ですよ。

という想いを持って、ずっとやってきました。

「解す」で「ほぐす」とも読みますが、
解決方法が見つかることで、心もほぐれます。

最善の解決策を行うことで、心も体もととのうんです。

顧客が望むこと、要望にただ「こたえる」だけが、
ベストではないと思っています。

「こたえる」ということ

アンサーと言うのは、「質問に答える」というか、
「要望に応える」というかそんなニュアンスがあります。
絶対的なものというか、1つしかないようなイメージがある感じがします。

日本語的に考えると、「こたえ」というのは、
何か聞かれた、言われた時の返事、という意味があります。

何か聞かれたら、答える。
何か言われたら、応える。

「こたえる」には、「回答」「解答」「応答」が考えられますが、

問合せなどに「こたえる」のは、「回答」です。
質問や要求に対して、答える。
この場合、英語的には、responseとかreplyのほうが近いでしょうか。

「応答」もほぼ一緒だけど、
相手に合わせて、応えるというニュアンスになる。
「応」には、「心」がある。

「回答」の「回」は、「まわす」という字ですが、
相手に「かえす」ことを「まわす」と言いますよね。

相手の質問に対して答えを「かえす」
そんな意味がある。
なので「回答」は「返答」とも言えますね。

質問に答えるのは、「解答」です。
「解く」という意味から考えると、「解答」には、
ある前提から導き出されるものというニュアンスがあります。
問題を解くというように。

数学的な、哲学的な「解」ですかね。
そこに思考が存在する。

「答」というのは、あらかじめ決まっているもので、
マニュアル的なものの感じがする。

言葉って面白いんですよ。
人は、これを意図的に使い分けてたり、使い分けていなかったりする。
知っていると、より明確に使い分けができる。

Your Best Solutionというのは、
solutionというところに意味があり、意図があります。

あなたに合った方法は、あなただけにしか当てはまらない。

一般に、「◯◯メソッド」「◯◯トレーニング」というのは、
どちらかというと、アンサーであり、目線が相手ではなく、
自分に向いている気がします。自我が強い感じ。

だから、誰にでも当てはまるものではないし、
その人の問題を根本的に解決するソリューションにはなり得ないかなと。

加圧トレーニングの提供を辞めたのは、
ソリューションにならないからであり、
アンサーを求めてくる人に「こたえる」だけでは、
本質的な、根本的な問題解決にならない
と考えたからです。

故に、体幹トレーニングとかそういう言葉も一切使いませんでした。

「体幹トレーニング教えてください」なんて言われた日には、
何のためにですか?体幹ってなんですか?
体幹を鍛えるってなんですか?その目的は何ですか?
なんて、しつこく問いただします(笑)

「体幹を鍛える」と思ってやると、
全体じゃなくて部分でしか捉えてないから、全然意味が変わるんです。

頭と足のポジションで全然変わるんです。これ、ほとんどの人が知らないでしょう。むしろ、頭と足のポジションがきまれば、必然的に体幹は入るんですよね。まあ、その辺を理論と感覚でお伝えしています。自分の感覚で気づかないと変わらないですからね。

そんなわけで、solutionという語を使うのは、「解く」という意味や、「一緒にやる」「相手目線で」という意味を含めているからです。

だから、答えを強要しない。やり方を強要しない。
主体は相手だから。話を良く聴く。寄り添う。一緒に考える。
絶対的に相手を肯定する。

Your Best Solutionという言葉は、五木田の思考そのものと言えます。

沖縄では「〜しましょうね」と言う

ちなみに、沖縄では「〜しましょうね」という言葉は、
「〜しますね」という意味で使われます。

「そろそろ帰りましょうね〜」は、「そろそろ帰りますね」だし、
「ちょっと調べてみましょうね」は、「ちょっと調べてみますね」です。
ややこしい(笑)

でも、その意味を知っている身としては、「〜しましょう」が、
一緒にやりましょうというニュアンスにも聴こえるし、
立場が対等な感じがしていいな〜、と思っております。

言葉は波動である

ほんと、言葉は面白いですね。漢字や昔の言語を辿っていくと、さらに面白い。もっと言えば、「音の響き」も考えるとさらに面白い。言葉とは波動でもあるから、どんな言葉を発するかが影響していくんですね。そういうのを言霊と言ったりします。

ヨギーの人たちは「オーム」とか「シャンティシャンティシャンティ」を唱えます。

仏教徒は、南無阿弥陀仏とか南無妙法蓮華経とか唱えますが、
前者は浄土宗で後者は日蓮宗です。

ヨギーは、マントラを唱えると言いますし、
仏教徒は、念仏を唱えると言います。

真言宗では、真言を唱えると言います。

真言は、マントラのことであり、真言宗はよりヨーガと近いんです。
元々の経典は、サンスクリット語で書かれてますからね。

空海はサンスクリット語を理解し、真言宗の世界を説いたので、
真言宗は、よりヨーガとの親和性が強いと感じています。

浄土宗や日蓮宗は、鎌倉時代に生まれた日本仏教であり、比較的新しいです。故に本来の原始仏教、本質的な教えからはどんどん離れているんじゃないかなぁと思っています。

念仏さえ唱えていればいいというシンプルさがあるんですけどね。
救いを求めた庶民に、法然や親鸞や日蓮は救いの手を差し伸べたってことなんでしょう。

最後に、真言宗の究極のマントラと言われる光明真言をご紹介しましょう。

おん あぼきゃ べいろしゃのう
まかぼだら まにはんどま
じんばら はらばりたや うん

唱えてみてください😁



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