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【本メンター#6】 知の高速道路が次の凡事を創る

こんにちは。
すべての経済活動をデジタル化したいLayerXのYusaku(@yu_product)です。
4月が驚異的なスピードで終わり、後1ヶ月半で2023年の半分が終わることに若干引いています。自己紹介は以下の通りです。

■ 簡単な略歴
・複数社を経て、DeNAのライブ配信事業pocochaにてインターン
・アメリカ / サンフランシスコにて新規事業開発を学ぶ留学
・地元の友人とwebデザインの会社を創業
・学生最後の修行と考えてジョインしたLayerXに新卒入社

本日は、LayerX役員×若手の共同企画である「本メンター企画」の第6弾です。「本メンター企画」とはLayerX役員陣の推薦図書を読み、1on1にて感想を語り合い記事化する企画です。企画の背景や詳しい内容は同部署でいつも頼りにさせていただいている羽倉さんがこちらのnoteで公開しております。

第6回の推薦図書とその推薦者

今回1on1をさせていただいたのはLayerX代表取締役CEOの福島さん(以下Fukkyyさん)です。
社外の知人とこの企画について話をした時に「役員陣と1on1できるなんて最大の福利厚生。貰った給料全額返した方が良い」と言われました。全くその通りです。
上記のように「自分も話したい!」と思った社外の学生向けには「社外ななメンター制度」がありますので是非そちらをご活用ください。(第1クールが終了しているため、第2クール以降をご期待ください)

役員の方より推薦いただいた15冊より選んだ本は「ウェブ進化論」という本です。
この本は2006年に出版された、いわゆる「web2.0」、当時の革新的なウェブの移り変わりについて書かれた本です。

この本を選んだ理由としては自分の価値観として「今を知るなら過去を知る必要がある」と思っており、web3.0の注目度が上がっている中で、そもそもweb2.0について学習する必要があると思っているからです。

といかにもな理由を書いておりますが、1on1の1時間半でほとんどウェブ進化論の内容に関係のある話はしておりません。その時々気になったことを議論させてもらっていました。

以下にその1on1の内容を記載します!

📔 Fukkyyさんとお話しする中で学んだこと

🌁 あらゆる進化は世代交代によって起こる

サマリー
LayerXの行動指針でもある凡事徹底は「当たり前のことを当たり前に」するだけではなく、「今起きている現象を新しく凡事と定義し直す」ことも当てはまる。
当たり前を高いレベルでやり切るだけではなく、自分の中の当たり前を常にアップデートしていくことが必要である。

学んだこと①

Fukkyy 🏎️:
本の中にwebの進化は世代交代で起こるってあるよね。
あれはwebに限らず、全ての進化は世代交代で起こると思う
その理由は自分が凡事(=当たり前)と思わない凄いことですらも凡事と定義して、それを徹底することで、次のトレンドが作られているからなんだよね。
何を当たり前に感じて何に感動するかは世代によって変わるから、そのギャップが新しい進化を生み出していくと思う。

Yusaku 🛣️ :
人や世代によって当たり前が違ってくる中で、現状に常に満足せず凡事のレベルと凡事の範囲を常にアップデートし続けます!
今思い返してみれば、入社した頃に先輩の話を聞いて「凄い」と思ったことが、1ヶ月経った今ではそれを当たり前に感じてしまっていますね笑

🚀 シニア起業家に勝つには知の高速道路を使う

サマリー
事業で勝つためには①プロダクトが優れているかと②リソースがどれだけ集まるかが重要で、シニア起業家はリソースを集めるのに長けている。
ただLLMをはじめとする技術の発展によって、知の高速道路はさらに長く強く伸びていく。それに乗ってリソースが関係ない泥試合に持ち込むことで若手にも勝てるチャンスが回ってくる。

学んだこと②

Yusaku 🛣️ :
凡事の再定義に有効な手段として最近だと本や動画で先人たちの学びを追体験できると思っています。本の中では「知の高速道路」と表現されていますが、それを使ってもなぜシニア起業家の方が成功確率が高いというデータがアメリカを中心に回っているんですかね?正直仮説も何も立てれていないのですが。

Fukkyy 🏎️:
いやそうだよね。本当はフラットな勝負のはずなのに、フラットじゃなくなってしまっている。
これはあくまでも自分の考えだけど、事業が成功するには2つの要素が必要だと思っている。1つ目はプロダクトのイノベーション要素。つまりそのプロダクトがどれだけ優れているかだね。そして2つ目が資金や人などのリソースが集まるか。この2つ目のリソースが集まるかという点に関しては結果を出してきたシニア起業家の方が強いんだよね。若い人が勝つにはそういうのが関係ない泥試合に持ち込んで勝負をかけるしかないよ。一見真剣に貼れない業界で勝負するとかね笑。toCで成功している若手のスタートアップが多いのはそういうところだと思うよ笑

Yusaku 🛣️ :
知の高速道路を使って型や学びを自分の凡事に再定義しつつ、相手が真剣に張れない領域で戦うしかないですね。

Fukkyy 🏎️:
逆にいうとリソースの問題だけだと思うから、みんながそこに気づいていない分チャンスだよね。リソースは皆が信じれば集まるんだから。本来のフラットな勝負にシニア起業家側にベットが寄っているだけだよ。大丈夫。
しかもLLMの発展によって、この知の高速道路はさらに進化すると思う。

🎁 1on1を終えて

Fukkyyさんとの1on1を終えて、改めて思ったのは若手でも知の高速道路を使うことで能力面は必ずキャッチアップしきれると信じきれました。
確かに4月に入社した時は実際の営業シーンを見て、「人ってこんなにスラスラ説明できるんだ」と感動していましたが、毎日見ていると少なくとも1回目の感動はありません。実現できているかは置いておいて、少なくとも自分の新しい当たり前のレベルが上がっているのは確実です。
凡事を再定義しながら、新しい凡事も徹底していく。大事にしていきます。

📍 最後に

自分が入社を決めた理由の1つでもある「役員陣との距離が近い」がこのような企画でも感じることができて大変嬉しいです!Fukkyyさんありがとうございました!
このnoteを見て、LayerXではどのような知の高速道路があるのだろう?と思った人は以下のリンクからお話ししましょう!背中押します!

■ LayerX 採用情報

■ 登録なしでカジュアル面談ができる!LayerX Opendoor


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