良い言葉は、良い思考をつくる
「良い言葉は、良い思考をつくる」
私が好きな、読書術を紹介している方の言葉です。
この一文で、私が本を読む理由が分かりました。
まともに生きれなかった時に、周りに頼れる人がいなかった。
だから、何かを求めて必死に言葉を探しました。
言葉は私のお守りであり、思考の軸です。
本には、自分の知らない言葉や思考が溢れています。
良い言葉にできるだけ多く知りたい、知らなかった良い思考や価値観に触れて、
自分自身の行動を改善したり、心を豊かにしたいです。
だから、私は本を読むことが大好きです。
夏休みの宿題に”読書感想文”ってよくありましたよね。
夏休み最終日に無理やり終わらせていた人もいるかも知れませんが…笑
思い返してみれば私は大の得意分野で、ほぼ毎年のように「金色のよくできましたシール」を貼ってもらえる3名に選ばれていたり、全国読書感想文コンクールなるものに推薦されたこともありました。
確か実家の私の部屋に置いてあるだろうなと思い、年末に帰省した際に発掘してきました。
全国読書感想文コンクールに入選したのは小学4年生の時でした。
テーマにしたのは「あっちこっちサバンナ 」という作品です。
なぜこの本を選んだのか全く覚えていませんが、小学4年生の私なら表紙のかわいさに惹かれた程度だろうなと思います。笑
私が当時書いた感想文を書き起こして、ここに残しておきます。
時間がある方だけ読んでみてください。
深い話題について小学生なりの経験談を添えて、最大限に考えて書いたんだなと思いました。笑
この本は当時の私のお守りだったのかも知れません。
それから時が経ち27歳の今、
小説、自己啓発、ビジネス本と多くのジャンルに手を伸ばすようになって
私のお守りは取捨選択を繰り返しながら、着実に数を増やしてきました。
今回は2作品紹介したいと思います。
ひとつめは、「夢をかなえるゾウ 」です。
有名な作品なので、すでに知っている方も多いと思いますが、社会人1年目で苦悩した私には刺さりまくりでした。
読んでいて楽しいので、あまり力を入れず読み進められる作品です。
ドラマ化もされていましたよね!
本が苦手でも読めた!というレビューも多いので、苦手意識があっても読んでみたいという方におすすめです。
シンプルで分かりやすい人生の教えを得ることができました。
4年前に読んだ作品ですが、時間を空けて改めて読んでみたいと思える作品です。
人として、根本で大切にしたいことはなんだったか、と思ったらぜひ手に取ってみてください。
ふたつめは「本日は、お日柄もよく 」です。
私が好きな小説家を挙げるなら原田マハさんと答えるのですが、
その中でも一番お気に入りの作品です。
”言葉”の面白さ、美しさ、優しさ、力強さを知りました。
冒頭の結婚披露宴でのスピーチや友人の選挙集会でのスピーチ。
本作のあらゆるところに散りばめられた言葉の数々に、心が打たれました。
同時に、原田マハさんの紡ぐ言葉の魅力に引き込まれました。
私が何かを言語化する時の、ロールモデルのような存在でもあります。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
原田マハさんで言うと、他にもお気に入り作品がいくつかあるので載せておきます⇩
「生きるぼくら 」
「星がひとつほしいとの祈り」
「たゆたえども沈まず」
皆さんのお守りにもなりますように。
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