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禁じるより、断つより、予感が楽しい。

年末にタバコをやめた。
一年くらい辞めようかな〜と考えていて、そのタイミングがたまたま年末だった。

ベタな理由だけど値段が高い、健康に気を遣ってということが最初の理由だった。別に今は身体になんの不調もないが、きっとタバコを吸わないほうがいろいろ効率がいいんだろうなと思う。でも、それだけでは辞めるという決心に至る理由にはならなかった。

最後の決め手は「自分にはタバコが似合わない」と気づいたことだ。

テレビや画面の中にはタバコが似合う人がたくさんいる。そういう人を見てタバコを吸い始めた。でも、よくよく考えてみると「自分タバコ似合ってないやん」と急に思ったのでやめた。

そして数年ぶりにタバコのない、年末年始を迎える。

タバコを吸っていようが吸っていまいが年末年始は変わらず年末年始。去年は一年中、断捨離をしていたので、大掃除もそこそこにゆるりと年末を過ごした。

禁煙とか、断捨離とかやってみて思うことは、外から見ているとすごいっぽいことをしても、実際やってみたり終わってみると大きな実感はないということ。

1年間の断捨離のお陰で、ある程度いつでも人を呼べる部屋になった。
ありがたい。でも3日もその部屋に住めばそれが日常。
禁煙をしたら、服や部屋のタバコの匂いがわかるようになった。
でも、味覚はたいして変わらなかったし、ごはんは変わらずおいしい。
ありがたい。でも「今年の目標ね〜」とか考えるとタバコが吸いたくなったので、まだ卒煙はできていないらしい。

ま、結局、僕は僕のままじゃん。ということを再確認したお正月だなーと思っていたらすでに1月上旬が終わろうとしている。

変わるとか、目指すとか、考えてもあまり変わらないし、プラスに見える目標だとしても、ある視点から見れば今の自分に不満足ということを認識することになる。それは年々実感するし、そんなことばかり考えているとまたタバコが吸いたくなるので特に決めずにいこうよ。って気持ち。

その代わりに、70歳くらいでタバコが似合うじいさんになってたらまたタバコ再開しようみたいな。こうなってたらおもしろいなーというワクワクする予感みたいなものは目標より持ってて楽しいなと最近思うようになったから予感を探すのが最近のマイブーム。

好きも嫌いも自分。

一が全、全が一。大好きな鋼の錬金術師という漫画に出てくる言葉です。
2年ほど見ているヒロアカという作品にも、ワンフォーオールとオールフォーワンっていう言葉やキャラクターが出てきて、そういう作品が好きなんだね。と自分に気づいていくことは変わらず楽しいです。

ま、結局これでいいのだ。が最強だなというところに戻ってまいりました。
今年もおいしいご飯と楽しい会話をしていたら一年経ってるんだろうなーという予感を抱いていたという記録をここに残しておきます。

みなさま、今年もよろしくお願いします。

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